ペリーが再び、日本にやってきます。
開国するのかどうか、返事を聞くためです。
しかし、日本の国内は、意見が分かれたまま。
「どうすんじゃ、ボケッ!」
アメリカのイライラは限界。
日本は圧力に押され、開国を選びました。
日米和親条約を結びます。
下田(静岡県)と函館(北海道・当時は箱館という漢字)の2港を開きました。
鎖国終了です。
入港する船に、燃料や水、食料を供給すること、下田に領事を置くことを認めました。
領事というのは、外交官です。
そのあと、イギリス、オランダ、ロシアとも、同じような条約を結んでいますよ。
プチプチ情報
ペリーが、アメリカ大統領の国書を日本に渡し、開国を要求しました。
さて、その国書は、何語だったと思いますか?
アメリカが持ってきたので、当然、英語だと思いますよね?
当時の共通語は、漢語でした。
なので、アメリカは英文の手紙を清国(今の中国)で漢文に訳し、それを日本に渡していました。
日本側は、それをさらに和文にして、内容を理解していたのです。
アメリカへの回答は、漢文にしてから渡しています。
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