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2022年11月12日

歴史138・日米和親条約

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 ペリーが再び、日本にやってきます。

 開国するのかどうか、返事を聞くためです。

 しかし、日本の国内は、意見が分かれたまま。

「どうすんじゃ、ボケッ!」

 アメリカのイライラは限界。

 日本は圧力に押され、開国を選びました。

 日米和親条約を結びます。

 下田(静岡県)と函館(北海道・当時は箱館という漢字)の2港を開きました。

 鎖国終了です。

 入港する船に、燃料や水、食料を供給すること、下田に領事を置くことを認めました。

 領事というのは、外交官です。

 そのあと、イギリス、オランダ、ロシアとも、同じような条約を結んでいますよ。

プチプチ情報
  
 ペリーが、アメリカ大統領の国書を日本に渡し、開国を要求しました。

 さて、その国書は、何語だったと思いますか?

 アメリカが持ってきたので、当然、英語だと思いますよね?

 当時の共通語は、漢語でした。

 なので、アメリカは英文の手紙を清国(今の中国)で漢文に訳し、それを日本に渡していました。

 日本側は、それをさらに和文にして、内容を理解していたのです。

 アメリカへの回答は、漢文にしてから渡しています。

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コロ丸
塾講師・文筆業をしています。 塾では、小・中学生を教えています。イラストは素人なので、ヘタなのは勘弁してください。 『簡単中学歴史』、『勉強嫌いの勉強法』、『受験勉強の戦略』を電子書籍で出しています。
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