奈良時代の末にまとめられた日本最初の和歌集、それが万葉集です。
天皇や貴族だけではなく、農民や防人(さきもり)など、さまざまな人々の歌が、約4500首もおさめられています。
防人というのは、九州北部を守る兵士のことです。
兵士自身や、その家族が詠んだ歌は、防人の歌と呼ばれています。
和歌は、万葉がなで書かれていました。
万葉がなとは、簡単にいうと、当て字です。
たとえば、はな(花)は“波奈”、やま(山)は“也麻“と表現します。
この時代、まだ漢字しかありませんでした。
こんな生徒がいました
問題集をきれいに使う、中学3年生の男の子がいました。
テキストを汚したくないから、数学のグラフや図形問題も、座標の数字や角度を書き込むことはしません。
まったく手を動かさず、ただ眺めながら、考えていました。
これでは、応用問題は解けません。
ああでもないこうでもないと、気がついたことを書き込むことで、正解に近づいていきます。
ヒントが出てきます。
汚してナンボです。
その生徒は、己の性格が災いして、数学の応用はなかなか解けませんでした。
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