1ページでわかる韓国情報

辛い食べ物が多い韓国ですが、風邪をひいたときには特に「辛いもの」を食べようとする人が多いです。韓国の人の風邪対策についてお話しします。

辛い食べ物が多い韓国では、料理に欠かせないのが「唐辛子の粉」です。
韓国のスーパーなどでは数キログラム単位の唐辛子の粉が販売されています。



韓国では焼酎をおちょこのような小さいグラスに注いでストレートで飲みます。
風邪を引いたときには「焼酎に唐辛子の粉を入れて飲むといいらしい」というのは韓国ではよく知られている話でもあります。

でもこれは間違った韓国の常識です。
風邪に効果があるどころか、逆に悪いそうなので、お試しはおすすめできません。



私としての風邪対策の「定番」は、大豆もやしのスープに唐辛子の粉です。
大豆もやしのスープに唐辛子の粉を入れるのは韓国では普通ですが、風邪を引いたときにはいつもより多めに入れたくなります。
牛肉のスープもそうで、風邪のときはいつもより多めに唐辛子の粉を入れたくなります。

風邪でのどが痛いときに辛いものはご法度なのではとも思われるかもしれません。
ただ、辛い汁物を飲んで「スッキリ」感を覚える韓国人にとっては、風邪を引いたときに辛いものが食べたくなるのは自然なことなのかもしれません。