1ページでわかる韓国情報

日本のテレビでも韓国は「整形大国」といわれるのをよく見かけます。その実情はどうなんでしょうか。韓国国内の報道記事タイトルをいくつかまとめてご紹介します。

まずは、韓国の整形の今がわかる代表的な事例二つからです。

2015年、韓国で20~30代の男女を調査した結果の報道です。
韓国は9月あたりにお盆休みの連休があるんですが、そのお盆休みの予定を聞いた調査の結果、旅行が34.6%、整形が16.2%、ダイエットが15.4%だということです。


今、韓国は就職難で就活生たちの競争はさらにヒートアップ！
様々なスペック（学歴、語学力、資格など）を取り揃えてもなかなか就職できないと嘆く韓国の若者たち。第2のスペックとして浮上したのが好感の持てるルックス！
そこで、面接で好印象を与えるために「整形」をする時代になりました。韓国ではこれを「就活整形」「面接整形」と呼んでいます。「就活整形」としては主の目のプチ整形が好まれているそうです。

次は韓国の整形事情の反面がわかる報道二つです。

今年（2015年）韓国ではこの件で約100万円の賠償の判決が下されました。そのうち800万円は慰謝料だそうです。増えていく整形手術、その副作用も問題になっています。


日本のテレビでも「世界まる見え！テレビ特捜部」で、韓国の整形番組「Let美人」（렛미인）が紹介されていました。私もこれでこの番組を見ていました。「整形大国韓国」というタイトルで韓国の整形事情がわかる番組として紹介されていました。この番組、韓国ではシーズン5まで続くなど大変人気があったのですが、韓国内での批判が相次いだことから番組終了となりました。打ち切りが決まったのは2015年後半のことです。

韓国内の整形についての報道記事を読んでビックリしたことは、記事の多くが特定の整形外科の名前を出したり整形外科の院長の名前を出したりしていたことです。これは「報道」というよりは「広告」に近いという印象を受けました。それだけ競争が激しいということなのでしょうか。このことからも韓国の整形事情に一端がうかがえるのではないかと思います。
韓国は整形大国といわれていますが、多くの整形が行われている反面では懸念の声が上がっているのも現状です。