2014年10月17日
韓国、朝から子供に塩をもらいに行かせたわけは?
韓国では昔、子どもが「何か」をしたとき、朝から隣に塩をもらいに行かせる風習がありました。その「何か」とは、何でしょうか。 |
1.私の中学校の時の実話です。
火事が起こりまして、火を消そうとしましたが何もできることがありませんでした。いえ、唯一できることは、ちょうど溜まっていたオシッコでした。火に向けて勢いよくオシッコをかけました。...夢でした。
「火事」は夢でしたが、「オシッコ」は現実でした。自分の記憶の中で最も積極的で能動的だったおねしょです。
2.韓国でもおねしょしたことを「布団に地図」と言います。
▲この本のタイトルは「布団に地図を描いた」です。
グーグルで検索してみたら、日本でもおねしょしたことを「地図」に例えていうことがわかりました。量(?)が多いと「世界地図」というのも同じです。二つの国で言葉は違っても表現が同じものがあるのは面白いですね。
3.おねしょした子どもに近所を回らせる風習がありました。
▲韓国でおねしょした子どもを近所に行かせるときさせた格好です。
韓国では昔、おねしょをしてしまった子供は次の日の朝、近所に塩をもらいに行かせました。頭には「箕」をかぶらせます。昔の話とは言いましたが、今どきのママもおねしょした子供にこれをさせたりしています。上の写真の右側がそれです。(お子様のプライバシーのために、顔を少し加工させていただきました。)
4.なぜ、塩をもらいに行かせたのでしょうか。
これにはいろいろな説がありますが、有力なものをまとめると…
1)恥ずかしいことをさせて、二度とおねしょしないようにする罰
2)昔は塩がとても高価なものだったので、なかなかもらえず、塩をもらうには近所をあちこち回らなければならなかった。近所を回りながら他の家のお母さんたちにおねしょしたことを怒られてくるようになる。
3)塩は昔から「悪い」ことを浄化する力があるとされている。
5.子どものころのおねしょと思い出
▲おねしょした布団は「洗濯綱」にかけて干していましたね。
いつの間にかベッドで寝るのが当たり前のようになりましたが、子どものときは、布団を敷いて、家族みんなで寝ていました。私は父と母の間で寝ていました。その真ん中でおねしょをしてしまったら、お父さんが寝る場所を代わってくださったことを今でも覚えています。
ベッドの布団を床に敷いて寝てみようかな…と思う今日です。
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