最近の出来事です。
私は妊娠していて、定期的に妊婦検診に行っているのですが、その際、血液検査をしました。
その結果、基準値外の部分があり、他の病院で検査をすることになりました。
この値について、ネットで調べてみたら、妊娠中は、そのようになることがあるという内容が見られました。
そして、大きな病院で検査をした結果、そうなっている原因を詳しく説明してくれて、妊娠に伴うものだろうということで、薬は必要なく、値が落ち着いてくる頃に、再びみてもらうことになりました。
そのとき、大きな病院に行って、感じたことがあります。
それは、診療の申込書を書いたのですが、そこに、「配偶者または保護者」という欄がありました。
私は、結婚しているので、夫の名前をすんなりと書くことができました。
また、結婚していなくても、親がいれば、親の名前をそこに書くのでしょう。
しかし、結婚していない独身の人で、親が2人ともいなくなっている場合は、誰の名前をそこに書けばいいのでしょうか。
そのような人は、普通にいるでしょうから、病院側に聞けば、答えをくれるのでしょう。
結婚していないと、こういった書面で、すんなりと書けずに、戸惑ってしまうこともあるかもしれません。
また、結構前の話になりますが、私の母親が足の手術をしたことがありました。
父親がなくなっていたため、私が、離れた実家に帰り、医師から手術の話を聞いたときがありました。
母親に、「家族が手術の話を聞く必要がある」と言われたからです。
そして、術後、ある程度回復するまで、病院に通ったり、退院してからは、母親の分も食事を作ったりしました。
私は、このような体験を20代半ばでしています。
そんなこともあってか、
「結婚は、できればすればいいし、できなければ、それはそれで」という自然の成り行きに任せつつも、
どこかで、家族をつくることの大切さを感じていたのかもしれません。
母親の「子供の結婚」という希望も、もちろんあって、そのほかのいろいろなことが合わさって、私は、結婚する道に進みました。
そして、実際に、「結婚して、よかった」と感じています。
穏やかな幸せがあります。それは、一人暮らしの時やお付き合い中とは、また違ったものです。
自分の両親が元気な人は、気づきにくいかもしれませんが、自分の親が2人ともいなくなるときが、そのうちくるでしょう。
そのときまでに、自分は結婚していたほうがいいのか、独身のままでいいのか、自分に素直に向き合ってみてはいかがでしょうか。
私が検査で大きな病院に行ったときも、患者さんを補助したり、付き添われているご家族を見て、「やっぱ、家族っていいな」と思いました。
このようなこともあり、今回、このような記事を書かせていただきました。