2018年02月08日
知らないURLがGoogleアドセンスのレポートに出現!?アドセンス狩りの防止方法
いま私はこのブログ以外にもブログを運営していまして、そちらにはグーグルアドセンスの広告を貼っています。
グーグルアドセンスというのはクリック報酬型というアフィリエイトの一種で、自分のブログやサイトに広告スペースを設けることで、広告主から報酬が支払われる仕組みになっています。
アクセス数を増やす努力はしないといけませんが、何かを販売するわけではなく、広告をクリックしてもらったりサイトに訪問してもらうだけで報酬が発生するので、サイト運営者には人気があります。
ただこのグーグルアドセンス、申請するための条件があるし、審査も厳しい。
ですから申請する側は必死で条件に見合うサイトを作り上げます。
そして、一生にひとり1個までしかアカウントを持てません。(大袈裟な言い方かな?でも基本的にそうだと思います)
規約違反などでアカウントを永久停止されたら二度とアドセンスを使えなくなりますから、審査に合格したあともこまめにサイトの状況をチェックしなくてはなりません。
意図的ではなくても知らないうちに規約違反をしている可能性もありますし、なんといっても怖いのは、外部の悪意ある人から、わざと規約違反になるような罠を仕掛けられてしまうことがあるからです。
このような行為を「アドセンス狩り」と言います。
アドセンス狩りとして広く知られているのは、以下の2種類でしょう。
1.広告を大量にクリックされてしまう(大量クリックは規約違反)
2.Google広告コードを盗まれ、規約違反のサイトにアドセンスを貼られてしまう(コードは盗みやすい)
Google広告コードは自分のものですから、他人が勝手に規約違反のサイトに貼りつけたとしても、自分が全責任を負うことになります。
クリック数やアクセス数がちょっとでもおかしいと思ったら、すぐに調べて報告した方が良いです。(報告先はこの記事の下の方に記載)
私はまだグーグルアドセンスを貼ったブログを本格運用していないのですが、それでも毎日様子はチェックしています。
まだまだアクセス数も少ないのにまさかとは思いますが・・・、万が一が怖いですからね><
そしておとといの夜のこと、いつも通りグーグルアドセンスの管理画面をチェックしました。
アクセス数が異様に増えるなどのおかしなことは起きてないか?と、今日の収入の確認です。
すると・・・
見事におかしなことが起こっているではないですか!
グーグルアドセンスというのは一度審査に通ると、自分の所有するサイトの全てにアドセンス広告を貼ることができます。(例外もあり)
私は2つのサイトを登録していて、毎日両方のアクセス数やクリック数をチェックします。
ところがおとといはレポートに、サイトが3つ出現していたのです
もちろん、3つ目のサイトは全然知らないサイト・・・
びっくりしてさっそくそのサイトに飛んでみましたがなんか変なサイトで(怪しいというわけでもないけど変なんです)、一応サイト上部に「News」「Images」「Videos」「Maps」などのカテゴリーは並んでいるものの、どのページも白紙かエラー画面になります。
そしてURLで検索してみたら英語のページばかりが出てきてしまいますが、調べていくうちに「Bing翻訳」のサイトじゃないかということが分かってきて・・・
「Bing」はgoogle検索やyahoo検索と同じくサーチエンジンの1つで、マイクロソフトが提供しています。
「Bing翻訳」というのは知りませんでしたが、Bing自体は怪しくありません。
ホッと一息・・・
グーグルアドセンスの管理画面で最初に知らないアドレスを見つけてしまった時は、心臓が止まる思いでしたから><
調べてみると、特別珍しい現象でもないみたいですね。
パフォーマンス レポートで、管理していないサイトがレポートに表示される
広告タグを直接設定していない管理外のサイトにインプレッションが関連付けられる場合があります。これには次のようなケースが考えられます。
・該当のサイトで、独自のドメインによりお客様のサイトのコンテンツが配信されている。
たとえば、キャッシュされた Google 検索結果や Google 翻訳では、お客様のサイトからコンテンツが取得され、Google ドメインからそのコンテンツが iframe なしで配信されることがあります(この場合、コンテンツは webcache.googleusercontent.com や translate.googleusercontent.com から表示されます)。
これらのサイトの中から広告を表示してもよいと思われるサイトを承認することができます。
・iframe を使用した不適切なリダイレクトが行われている。
たとえば、サイトで設定されている iframe で、別のサイトが参照されている場合があります。
・メール クライアントでウェブページが転送されている。
・別の運営者のサイトに記事が転載(コピー&ペースト)されている。
引用:AdSense ヘルプ
例では「Google翻訳では」と書いてありますが、私の場合は「Bing翻訳」だったようです。
引用はしたものの、書いてある単語が難しくて、全部は理解できていません(笑)
Google広告コードを悪用されないための設定
アドセンスの管理画面では、「登録したサイトだけ、アドセンスの収益があがるようにする」方法と、「どんなサイトでもアドセンスコードさえ貼れば収益が上がるようにする」方法を選べます。
前者にした場合、登録したサイト以外にGoogle広告コードが適用されレポートに出現してしまったとしても、収益はあがりません。
そうすれば規約違反にはなりませんし、何か責められるようなことが仮にあったとしても、グーグルに対して「このサイトがやらかした悪事は自分のせいじゃない、自分はこんなサイトに許可を出していない」と主張できます。
設定の方法はこちらをご覧ください↓
確認済みサイトを承認して広告を表示する
疑わしいクリックは報告しておきましょう
明らかに悪意のある他人からの大量クリック攻撃なのに、Googleはそんな個人の事情を考えてくれるほど生易しくありません・・・
ある日突然、アドセンス永久停止にされることもあります。
以前に比べればまだ判断力が高くなっているようですが(本人のクリックか悪意のクリックかの判断)、それでも基本的には頼ったり期待はしない方がいいです。
おかしいと思ったら素早く報告しておくことで、理不尽なアドセンスアカウントの停止を自衛しましょう。
無効なクリックの連絡フォーム
まとめ
とにかくグーグルアドセンスの管理画面は、こまめにチェックするのが一番です。
せっかく苦労して取得した、大事な大事な財産ですからね!
一度失っても簡単に再申請できるようならまだ気楽なのですが・・・
それができないので><
自分が手動で登録したサイトにしか収益をあげさせないこと、クリック数が急激に増えたらすぐに報告すること、この2点でかなり被害は抑えられると思います。
悪質だと判断されると警告も無しに停止されることがありますが、停止前に警告が来ることもあります。
ですから、メールチェックも怠らないようにしましょう。
心当たりがないのにアドセンスアカウントを永久停止されてしまった場合、一度だけ異議申し立てができます。
停止前になんとかしたいものですが、もしそうなってしまった場合はこちらをご覧ください↓
無効なアカウントについての申し立て
問題なく運営されている方もたくさんいますが、いざという時のために収益化はグーグルアドセンスだけに頼らず、他の方法も併用しておいた方がいいのかな?と、個人的には思いました。
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7293357
この記事へのトラックバック