2017年11月03日
うなぎを半額でゲット♪ うなぎについての豆知識
昨日の夕方、スーパーに行ったら、なんとうなぎのかば焼きが1パックだけ半額に!
その日の献立やその他色々と何も考えず、なにはともあれすぐにカゴに入れました(笑)
いつもより小ぶりのうなぎで、2/3くらいの大きさしかないと思います。
定価で698円ですので、金額的にもいつもの2/3くらい。
ね、細身でしょ?↓
でもこれ、以前購入したうなぎもどきの「うな次郎」1パックよりは、少し大きいです。
「うな次郎」は美味しかったけれど、あくまで"もどき"で、380円。
今日のうなぎは中国産ではありますが本物のうなぎで、しかもうな次郎よりちょっと大きくて349円。
どう考えても、今日の半額うなぎに軍配があがります
「うな次郎」のレビュー記事はこちらから。
いつもはこの大きさのうなぎだと、1パック1人分強かな?というところですが、今日はこれを二人で半分ずつ。
どんぶり飯用のどんぶりにはちょっとうなぎの量が少ないと思ったので、ご飯茶碗とどんぶり飯用のどんぶりの、中間くらいの大きさの椀を使うことにしました。
豚汁やつみれ汁など、具だくさんの汁物用の碗というか。
写真はクリックで大きくなりますけど、空腹時や深夜のクリックに要注意です!
ちなみに、うなぎもどきの「うな次郎」の写真はこちらです↓
これは普通のご飯茶碗を使っています。
せっかくうなぎを食べたので、今日はうなぎについてのあれこれを書いていきたいと思います。
うちのかば焼きの調理方法
1.フライパンか鍋に切り分けたうなぎを皮目を下にして入れ、うなぎが半分浸るくらいまで酒を入れる(料理酒でも良いし水でかさを増してもOK)
2.蓋をして強めの弱火でふんわりするまで約10分蒸し煮にする
3.ふんわり柔らかくなったらうなぎを取り出し、残り汁に醤油・砂糖・みりんをお好みで足し、煮詰めてタレを作る
4.ごはんにタレをかけ、うなぎを乗せ、最後にタレをかけて完成
ポイントは、「え?こんなに?」と思うくらいジャバジャバお酒を入れることです(水を足してもいいです)。
生臭さが気になる人は先にうなぎをよく洗ってから調理してください。
また、タレを作る時は残り汁を使わずに、新たに酒・醤油・砂糖・みりんで作ってもいいです。
うちはあまり気にしないので、上記のような調理方法です。
とてもふんわりとろとろに美味しく仕上がりますが、うなぎによってはもっと長く蒸し煮にしないと柔らかくならないものもあり、下手したらどんなに長く蒸し煮にしても皮目がゴムみたいな時もあります><
業務スーパーの冷凍うなぎを使った時は、この方法でたいてい美味しく仕上がります( *´艸`)
電子レンジにお酒を振ってラップで仕上げていた時期もありましたが、好みにもよるでしょうけど、私はこの作り方が一番好きですね。
毎回、中国産の冷凍うなぎとは思えないほど美味しいね!と言いながら食べています(笑)
でも、西日本の人にはあまり合わない作り方かもしれません・・・
理由は、↓下の「関東・関西での蒲焼の違い」を読んでいただければ分かると思います。
うなぎの数え方の単位
うなぎって状態によって数え方の単位が違います。
種類が多くて紛らわしいので、ここでまとめておきますね。
・生き物として
匹
・食材としてのうなぎ
本、尾
・蒲焼
串、枚、(尾)
うちのうなぎは串に刺されていなかったので「1枚」という呼び方で良さそうです。
関東・関西での蒲焼の違い
自分の育った地元でしかうなぎのかば焼きを食べたことがない方、他の地方に行ったら驚くことがあるかもしれません。
それはそれで美味しいと思えるのならいいのですが、「なんだ、このかば焼きはっ!?」とならないように、頭の片隅にでも置いておいてください。
【関東】
ふわとろタイプです。
背開きにし、白焼き→蒸す→焼いて仕上げます。
背開きにする理由は諸説あり、
・武家社会の江戸では腹開きは切腹をイメージさせるから嫌われた
・背開きの方が簡単で、関西より料理人の腕が劣る・関西より外食する人が多いから効率化が必要、などの理由で背開き手法が重宝された
などなど。
関東の場合は(うなぎのいる)川の流れが緩やかで広いので、泥臭く脂が乗ったうなぎが獲れるため、蒸すことにより泥臭さと脂を落としたと言われています。
【関西】
ぱりふわタイプです。
腹開きにし、蒸さずにタレを絡めながら焼いて仕上げます。
関東とは逆に流れの勢いが強い川で育つため、泥臭さや脂が少なく、蒸す必要がなかったと言われています。
【関東風と関西風の境界線】
静岡~長野県あたりは関東風と関西風のお店が混在しているので、このあたりが境界線だという話が多いですね。
うなぎに含まれる栄養素と効果
詳しく調べようと思ったのですが、そもそもうなぎって「そんな効果があるのか!?じゃあ毎日食べよう!」というわけにもいかない食材ですので、簡単に説明しておきます(笑)
【うなぎに含まれる代表的な成分】
・ビタミンA
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・ビタミンE
・DHA
・EPA
・ムチン
・コラーゲン
【うなぎに含まれる成分による効果】
・抗酸化作用による、身体やお肌の老化防止
・疲労回復効果
・眼精疲労、白内障、視力低下の予防
・骨粗しょう症予防
・コレステロールの抑制
・血行の正常化
・認知症予防
・学習能力の向上
うなぎ水揚げ量ランキング
【平成27年度の養殖量(水揚げ量)ランキング】
1位 鹿児島 40.5%(8157トン)
2位 愛 知 25.4%
3位 宮 崎 16.6%
4位 静 岡 9.1%
5位 徳 島 2.0%
6位 高 知 1.9%
7位 三 重 1.7%
8位 熊 本 1.2%
9位 大 分 0.5%
10位 福 岡 0.2%
(参考:地域の入れ物)
【平成27年度の天然うなぎ水揚げ量ランキング】
1位 茨城 20%(14トン)
2位 岡山 12.9%
3位 大分、愛媛 8.6%
5位 島根、福岡 7.1%
7位 兵庫、高知、宮崎 4.3%
10位 岐阜、徳島、熊本 2.9%
(参考:地域の入れ物)
まとめ
背開きの「江戸では切腹のイメージが」という説ですが、「それなら他の魚も全部背開きだったの?」という疑問が^^;
関東で蒸すことについて、昔は地理なども関係してそのようになったのかもしれませんが、今ではもう、東と西でうなぎの質がそこまで違うとも考えにくいんですよね。
ほとんど養殖ですし・・・、という以前に、輸入品が多すぎますし。
昔は関東のうなぎは脂が乗りすぎてたから蒸したということですが、それならどの地域でも同じようなうなぎを食べるようになった今は、関西風のかば焼きの方が蒸さない分、脂が多いということになるのでしょうか。
私は関東の店舗でしかうなぎを食べたことがないのですけど、一度関西でも食してみたいものです。
義父はだんなが小さい頃、近所の川でうなぎを獲ってきて、自分でさばいて蒲焼を作ってくれたそうです。
だんなは天然うなぎだと言っていますが、これだけ養殖量が多い鹿児島県のこと。
私は秘かに、近所の養殖うなぎが逃げ出して、川で暮らしていたんじゃないかとも思っています(笑)
それにしても、川で手に入るなんて羨ましい限りですよね~
ちなみにだんなは、「大人になればうなぎをさばけるようになる」と、思い込んでいたらしいです
うなぎのかば焼きはタレもいいけれど、白焼きに山椒の粉をふったりわさびを乗せたのも、たまらなく美味しいですね!
お正月用の贅沢なおつまみに、うなぎの白焼きはいかがでしょうか。
タグ:うなぎ
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