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2016年12月07日

フォアボレーでは肘に注意して。

最近、ボレーをチェックすることが多いので、その時にまず注意して見る点です。

それは

セット時の肘の残し具合

です。

準備の段階でしっかりとしたセットをすることが安定につながります。

その安定を出すうえで肘がグラグラせずにカチッとしている方がフォアハンドであれバックハンドであれ安定するはずです。

なぜ、題名を「フォアボレー...」としたかというと、バックボレーのセット時は右の肘は必ず体より前にセットできるからです。

しかし、フォアボレーの場合は肘を後ろに引こうと思えばかなり後ろまで引くことが可能です。

また、引こうと思っていなくても肘を後ろに行かないようにブロックするものがないので無意識に引いてしまっていたりするので、肘の位置が安定しづらい場合が多いため注意が必要になります。

この肘を前にセットするというのが大前提となります。

この構えた状態から
IMG_1925.PNG

肘を前に残しながらラケットセット
IMG_1926.PNG

そこから軽く肘を引き寄せるようにアウトサイドイン
IMG_1927.PNG

IMG_1928.PNG

この感じが基本的なスライスのかかるフォアボレーです。

少しレベルを上げてポーチボレーなどに使えるフラット気味のボレーを見てみましょう。

この構えた状態から
IMG_1921.PNG

セットはほとんど同じで肘を前に残しながらラケットセット
IMG_1922.PNG

そこからフラットに押し出すようにヘッドを立てていきます
IMG_1923.PNG

IMG_1924.PNG

これが押し出す感じのフォアボレー。

打ち方は違うにしてもラケットセットの感じ、肘の残し具合は似ています。

スライスのラケットセット
IMG_1926.PNG
フラットのラケットセット
IMG_1922.PNG

ボールとの距離が違うので軸足の入りが違いますが肘を前に残す感じは似ています。

フォアボレーがイマイチ安定しないなぁ…という方は一度確認して試してください。


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天野 幸之介
1977年生まれテニスコーチ歴は20年を越えましたw 毎日更新はできませんが、皆さんのテニスライフの楽しみに少しでもプラスになる事を書いていきます。 YouTubeを使いながら解説していきますのでよろしくお願いします。
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