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2017年04月13日

フォアボレーは肘に気をつけて。

ボレーは振らないというのとは少し違って、実際にはボレーのスウィング幅は飛んでくるボールのスピードや変化などにより変えていくのが理想的。

この動画は球出しのボールを打っている動画です。

基本はスライスボレー。

飛んでくるボールは球出しなので、あまりスピードがありません。

ですから、ある程度自分の方からエネルギーを加えていかなくてはいけません。

ラケットを振っていると言えば振っています。

しかし、「ボレーは振らないで」とか、「ラケット振りすぎ」なんて言われることはないと思います。

では、どこにポイントがあるのでしょう。

それは、題名にもしたように



です。

これも例外はあったりしますが、ラケットセット時の肘の位置に気をつけてみましょう。

IMG_2215.PNG

先ほどにも書いたように球出しでゆっくりとしたボールなので多少テイクバックをとっていますが、肘の位置が後ろの方に行かず、お腹の前あたりにセットされていると思います。

グリップの持ち方や、飛んでくるボールがもっとゆっくりでチャンスボール気味であればまた変わってくる部分も出てきますが、この辺が基本的な感じでしょう。

この前気味に肘をセットして、そこからフォロースルーでラケットを「振った」としても、先ほどのような注意を受けることはあまりありません。

飛んでくるボールが打ちこまれた時のようにスピードが速い場合は、同じように肘を前気味にセットしてブロックしていきます。

つまり、肘の位置に気をつけて前気味にセットするのを基本にしてみましょう。

その肘の位置ありきで飛んでくるボールによってフォローの長さ、つまりスウィング幅を変えていくことができればマルチに打ち分けることができます。

あまりよろしくないのは、自分の打ち方はこれだ!という形を全てのボールに押しつけようとしてしまうことです。

例え、その自分の打ち方が完璧であっても、飛んでくるボールは様々ですから、対応できるボールは少なくなります。

「肘を前気味にセット」を基本としてそこからボールに対応するためにスウィングを変えていきましょう


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天野 幸之介
1977年生まれテニスコーチ歴は20年を越えましたw 毎日更新はできませんが、皆さんのテニスライフの楽しみに少しでもプラスになる事を書いていきます。 YouTubeを使いながら解説していきますのでよろしくお願いします。
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