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2016年02月03日

ボレーの力の出し方。

ボレーに限らず、テニスは一つのショットを取っても色々な形があり、その色々な形で対応力を増やしていきます。

その中でもボレーは様々な形があります。

ストロークは大体こんな形、というのが決まったら、大きくは変わらなかったりしますが、ボレーは様々です。

そして、打ち方・力の加え方を大きく4つに分けてみました。

ポイントとなってくるのが

ラケットの振り幅

になります。

打点を中心に考えて

後ろから打点、打点から前・・・という感じで分けてみます。

まずは

【ブロック型】

これは、振り幅がほぼゼロといっていいでしょう。
相手のアタックや、場合によってはスマッシュを返球する時に使います。
インパクトの瞬間に握りこむような感じでフォロースルーは取らない感じです。

次に
【テイクバック・フォロー型】

これは先ほどと真逆で振り幅が大きい打ち方です。
当然、相手のボールが遅く、ふわっとしている場合です。
肩を支点にして腕とラケットで押しこんでいくようなボレーです。
スマッシュとは違って手首やら肘の関節やらは使わない、押しこんでパワーを出す形です。

【フォロー型】

今度は打点にセットして前に押していたり、スライスを掛けるように下に滑り込ませたりする形です。
パンチを出す感じではなく、ニョロ〜っと深く打ったり、滞空時間の長いボールを打ったり・・・という感じです。
打点にセットするため、力まなければ一番ミスの少ない形になります。
これを自在に扱えれば非常にダブルスで有効です。
また、フラット系のボレーはこの形になっていきます。
フラットボレー


【テイクバック型】

最後は”後ろからインパクト”という感じでしょうか。
横に振られた時などには非常に有効な形です。
もちろん、振られていなくても余裕があったり、インパクトに自信があればテイクバックを取り、パンチを加えられるショットです。
しかし、あまり調子に乗ると振り遅れるので気をつけましょう。
ちなみに、私のバックボレーは【テイクバック型】です。
バックボレーもスライスで。


これが全て、というわけではないとは思いますが、何となく分かれるのが4つかなと思うので皆さんも意識してみましょう!


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天野 幸之介
1977年生まれテニスコーチ歴は20年を越えましたw 毎日更新はできませんが、皆さんのテニスライフの楽しみに少しでもプラスになる事を書いていきます。 YouTubeを使いながら解説していきますのでよろしくお願いします。
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