去年の春、ホームセンターのコメリから一株だけ買ったナス苗が、たった小さな実を一個付けただけで枯れてしまった。当家の庭で2012年以降、自分でナスを育てているが、ナスがこんなに不作なのは初めてだった。今年は種撒きが遅すぎて失敗したかと思われた、ダイソーの種から育てた長ナスが、夏以降に遅れを挽回したので、今年は好調だ。今年のナスの特徴としては、太さ4センチ、長さ30センチ以上の細長いナスが多い。これ一本で、通常サイズのナスの四本分くらいあってお得。
10月から始まった朝ドラ「おむすび」は、福岡県が舞台になっていて、主人公の米田結(橋本環奈)ちゃんの家業が農家で、主に野菜を作っていて、ナスも育てていて、規格外の丸まったナスなどを捨てずに、ソフトバンクが推しのおじいちゃん(松平健)が商店街で売っていた。和田満夫も軽トラに規格外のトマトを積んで団地で一袋百円で売っていた。
冬以降の当市のスーパーで見掛けるナスは、下り物の「博多ナス」で、よく買っている。博多の辺りはナスの産地なのだろうか、よくこんな当市くんだりまで汽車ではるばる運ばれ売られているものだ。値段は300円くらいなので、福岡を出る頃は一体いくら位で売られているのだろうかと、いつも思う。冬は温室栽培なのだろうが、きっと地元では200円以下のはず。久留米からは「あいすまんじゅう」も当市に来て売られている。