2017年12月31日
2017年 私のガジェットライフを総括!
2017年も本日で終わりますね。
世間とはちょっと違った私のガジェットライフなんですが、ざーっと総括してみたいと思います。
成熟と飽和と淘汰
ファーウェイの大躍進、AppleのiPhone10周年を記念してのアニバーサリーモデル「iPhoneX」が発売されるなど、スマホ界隈には様々な話題が豊富に有りました。一方、2016年に盛り上がりを見せた「格安SIM 、格安スマホ」については、各キャリアが格安サービスを出してきたり、サブブランドを上手に展開したりして対抗した結果なのか、反キャリア勢力の象徴であった「フリーテル」が突然の民事再生法適用ということがあったなど「淘汰」も進みました。そんな淘汰の勝ち組「楽天モバイル」からはキャリア化の話が出るなど、格安SIMは予想以上に浸透していないようですね。
格安SIMの楽しみ方
まず格安SIMですが、競争激化の中、様々な個性的なサービスも出てきて大変楽しかったです。例えば音楽がストリーミングで聴く時代になってきたため、通信容量に上限があると都合がわるいので、そういったサービスのみ聴き放題になるとか、SNSのみ使い放題になるなど、より実用的なサービスが出てきたのは大きな進歩だと思いました。また私が実際に契約してコスパの高さを痛感している「イオンモバイル」では「低速モード」などと呼ばれる機能を使い、音楽のストリーミング再生が使い放題で、月額約500円で使えることや、同じく月額500円以内で契約できる「マイネオ」では「フリータンク」という「ユーザー同士で余った通信容量を分け合う」という企画など、どれもただ安いだけでなく「節約する楽しさ」を満喫できるサービスが充実した印象です。
格安スマホは厳しい?
一方、格安スマホ(SIMフリー系)では、ミドルクラスの良質端末が売れ残ってアウトレットとして多数出回ってきたことは、やはり市場が低迷している証拠なのかと。完全撤退となった「Windows10mobile」のスマホは残念な結果になってしまいました。また新品で2万円前後の格安スマホもあまりヒットしたものが無く、厳しい状況といえるのかと。やはり多くのユーザーは「ゲームをしたい」「綺麗に写真を撮りたい」と、機能としてハイスペックが要求される利用用途にも関係しているのかもしれません。ただ、アウトレットや中古市場でコスパの良い端末が出回ることが来年も楽しみなことに変わりはありません。
ノートPCとタブレットは寂しい限り?
SandyBridgeというCPUが出たばかりの頃(2011年頃)では、4万円前後でCore i5搭載の新品ノートPCが購入できたのですが、最近の5万円以下のものはセレロンなど、なんとも残念なCPUスペックのものばかりな傾向です。しかし、2018年は、ついに「クアルコム」がWinodws向けのCPUを本格導入してくると思われますので、目が離せませんね。
また、全然新機種が見られなくなった「タブレット」ですが、アマゾンが「Fireシリーズ」でとにかく最低限のスペックで超安価にばら撒き作戦をしているのと、Appleの「iPadシリーズ」のうような「ノートPCを超える」ものとの2極化が見られたり、マイクロソフト「Surfaceシリーズ」のような高機能タブレットパソコンというプロ仕様のものなど、なかなか興味深く、2018年は「タブレット、ノートPC」という境界線が新たに定義される過程がさらに見られるかもしれない興味深い年とも言えます。
私が思う「現時点での理想のガジェット」
コンセプトとしては「iPad Pro 10.5」が最も近いです。紙にだいぶ近づいた高性能ディスプレイや素晴らしい書き心地の「アップルペンシル」が使える時点でタブレットとしてはかなり完璧といえると思います。だいぶOSXを意識したiOS11やCPUはPC並かそれ以上の性能で、RAMも4GB搭載とスペック的にも申し分ありません。これに「外部モニターへの接続」「マウスの利用」が、できるようになると、本当にPC不要となりますね。外部モニターは今でも出力できますが、Lightning接続でなく、スマートキーボードを接続する「端子」にドッキングキットのようなものを介して、「HDMI」や「USB A」などレガシーな接続ができるものが欲しいのです。そして、未だ理由がわからない「マウス未対応」の件、Androidは昔から対応しており快適に使えますが、なぜiOSは未対応なのでしょうか? 2018年は「iPadの進化」も楽しみですね。
▼私が2017年に購入してレビューした動画の総集編です。
さよなら2017年
では、2018年も良いお年を!
posted by Kazuno Momose at 16:26
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