名言に学ぶ

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経験が多いほど、そこから感じたことを、気持ちの豊かさに変えていける。
気持ちの豊かさは教科書から学べるものでもなく、経験が大きく影響する。
いろんな経験をすることで、人としての感情の豊かさと思いやりを高めていこう。





マイナスの経験をした人は有利です。
してない人は、人の気持ちが分からなくなっている。
分からないことすら気づかずに生きてしまう。
　　　　　　　　　　　　　　　山田太一（脚本家）

過去に未練を残してこだわらずに、新しい未来に目を向けていこう。
いつまでも過去にこだわっていたら、新しいことは始めることはできない。
今ここからスタートすると考えれば、ものの見方も変わってくる。





ひとつのドアが閉まるとき、別のドアが開く。
しかし、閉まったドアをいつまでも残念そうに見つめているので、
私たちの為に開いているドアが目に入らないということがよくある。

グラハム・ベル（発明家）

少しずつでも、それを毎日確実に続けていける習慣をつけよう。
一度に多くのことをやるよりも、継続してやり続けることの方が、後々の自信と
質の向上につながる。そういうものが一つでもあれば、それが自分の強みになる。





一つのテーマについて一日に一時間ずつ時間を使い、
それを五年間続ければ、その人はその分野のエキスパートになれるだろう。

アール・ナイチンゲール（能力開発研究家）

自分にとってできるだけポジティブに考えられる環境にいるように心がけよう。
周りにポジティブな人たちがいれば、そこから良い影響を受けることもできる。
自分の気持ちや考え方に、良い影響を与えてくれる環境を選んでいこう。





辛いことがあっても私は負けなかった。
いつかはこの状況から抜け出せる日が来ると信じていたから。

フジ子・ヘミング（ピアニスト）

今の自分の状況に応じて、目線を変えることで、気持ちをコントロールしていこう。
もっと上を目指してがんばろうとするとき、不平や不満を言わず我慢するとき
比較対象を変えれば、今の自分の状況に対する考え方も違ってくる。






世の中には、確かに、自分より恵まれている人は大勢います。
しかし、自分より恵まれていない人も大勢いるのです。
この事実のどちらに目を向けるか、それは、わたしたち次第なのです。
　　　　　　　　　　　　　　　ドロシー・ロー・ノルト（教育コンサルタント）

遠い未来ではなく、いま何をすべきかを考えて、そこに全力で取り組もう。
過去の積み重ねが現在であるように、いま何をしているかが未来に影響する。
いま確実に積み重ねていけば、基盤がしっかりとした未来が訪れる。





未来というのは結局この一瞬一瞬の積み重ねなんだ。
この今の延長に未来がある。
遠い未来もこの瞬間の積み重ねなんだよな。

北野武（映画監督）

過去を教訓にして、新たな未来を自らの力で切り開いていこう。
過去と未来は同じではないということを、どう自分にあてはめることができるのか
将来、後悔しないために、いま何をするのかを考えて、それを実践しよう。





人生は常に一回きりのプロセスだ。
それゆえ、未来は過去の反復ではありえない。

ウォルター・リップマン（ジャーナリスト）

自分が経験したことから何が学べるかを考えて、それを次に活かしていこう。
良いことも悪いことも経験することが多ければ、その分、学ぶことも多くなる。
学んだことを活かしていけば、今とは違った未来を創り出すことができる。





言うなかれ、今日学ばずして来日ありと。
言うなかれ、今年学ばずして来年ありと。

朱子（儒学者）

世の中には、全て答えが存在するとは限らない、ということを認識しよう。
数字の世界のように、型にはまった考え方に合わせようとしても、無理が出てくる。
人の気持ちや、人間らしさといった部分を感じ取れる感性を持てるようになろう。





一般の世の中の論理には、１と０は存在しません。
絶対的に正しいことは存在しないし、絶対的な間違いも存在しない。
真っ黒も真っ白も存在しない。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　藤原正彦（数学者）

限られた時間しかないと思えば、ものの見方も違ってくる。
なんとなく過ごしていた時間や、いつかやると先送りしてきたことも
現実の残された時間を考えれば、悠長なことは言っていられなくなる。





若い頃、僕の時間は未来へ向けて無限にあるように思えた。
今、僕は終末の時間から逆算する。
すると、人も風景も、そう、何もかもが違って見えてくる。

蜷川幸雄（演出家）