名言に学ぶ

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楽をして何かを成し遂げよう、手に入れようという考えは、いずれ行き詰る。
誰もが一度はこういう考えを持つが、自らが経験を積み重ねていけば、この考え方が
逆に遠回りになることに気づく。早く気付けば、いまから発想と行動を転換できる。





努力なしに何かできることは、どうやらありえない。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　糸井重里（コピーライター）

いろんな人の意見を聞き参考にしたとしても、最終的には自分で判断しよう。
未来予測はあくまで予想であって、専門家がその責任まで負ってくれるわけではない。
周りの意見だけで判断しないように、自分自身で分析し予測する力も養っていこう。





エコノミストとは、昨日予測したことが今日起こらなかった理由を、
明日明らかにしてくれる専門家のことである。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ローレンス・J・ピーター（教育学者）

自分ならではの、伸びる可能性がどこにあるのかを考えてみよう。
誰もが同じようにでき、自分でなくともできる仕事は、いずれコスト面で他の人に
変わってしまう。独自の可能性を追求しなければ、伸びてはいかない。





人間性は樹木のようなものだ。
指定された仕事を機械的に正確にやらされるわけではなく、
あらゆる方向に伸び拡がらなければならない。

J・S・ミル（哲学者）

厳しい状況を乗り越えれば、その分確実に成長できると考えよう。
一度乗り越えてしまえば、同じくらいの障害が次に来ても、その感じ方は違ってくる。
一つずつ乗り越えていけば、それに応じて自然と強くなれる。





一度乗り越えたら、もう二度と同じ思いはしない。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　エメリ・デシャネル（女優）

小さな積み重ねを大事にして、確実に前進、成長する習慣を築いていこう。
短期間で大きなことを成し遂げることだけを考えていては、確固とした基盤は築けない。
時間をかけた積み重ねは、将来の揺るぎない基盤と自信をもたらすことになる。





花は一瞬にして咲かない。
大木も一瞬にして大きくはならない。
一日一夜の積み重ねの上にその栄光を示すのである。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　坂村真民（詩人）

ミスをしても、そこから学び次に活かせば、そのミスは成長できるきっかけになる。
無難なことだけをしていたら、ミスは起きないかもしれないけれど、気づきは少ない。
どんな気づきと学びがあるかを考えて、起きたことを次のステップのために役立てよう。





ミスを犯した自分を厳しく責めるのではなく、そのミスから学ぶことを心がけよう。
ミスを犯さない人がいるとすれば、それは何もしない人だけである。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ジェリー・ミンチントン（作家）

論理的な発想と、感情的な部分のバランスを考えて、どちらも大切にしていこう。
全てのことが論理的に説明できるわけでもないし、そこだけにこだわれば
発想の豊かさや人間的な部分は欠如する。柔軟性のある気持ちを持つようにしよう。





証明することができない事柄を信用しない人がいる。科学的でない、という理由からだ。
しかし、私たちは科学だけで生きているわけではないし、
市場原理だけで暮らしているわけでもない。

五木寛之（作家）

一日の始まりは、前向きになれる発想からスタートしていこう。
前日までの状態を引きずって、義務的に計画立てても、意欲は出てこない。
毎朝気持ちをリセットして、常に新鮮で前向きに進めるように心がけよう。





朝起きたら新しい日に感謝して、それから何か建設的なことをする計画を立てろ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　チャールズ・シュルツ（漫画家）

上手くいかなかったときと同じ意識とやり方で、同じように繰り返しても上達はしない。
毎回、何がそこから学べたのかを意識して、改善していけば、少しずつでも上達する。
一時的な成功ではなく、継続して改善することで、向上していくようにしよう。





成功する人は、失敗から学び、別な方法でやり直す。

デール・カーネギー（思想家）

基礎がしっかりしていなければ、見た目が一時的に良くても、それは長続きはしない。
逆に、基礎がしっかりできていれば、いくつもの可能性を秘めた応用が考えられる。
見た目は地味でも、基礎をしっかりさせることは、後々の成長に大きく影響してくる。





ありもしない土台の上に、壮大な殿堂を築き上げようとすることは愚行である。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノーマン・メイラー（作家）