アフィリエイト広告を利用しています
カテゴリーアーカイブ
【究極の健康増進】熟成された「黒にんにく」を選ぶ理由(1)
【絶品】鍋料理3選(1)
【便利で簡単】管理栄養士が監修する宅配食(1)
【継続は力なり】免疫の機能を維持向上させる方法(1)
【失敗しない】人気のおすすめ品(1)
【至福のひととき】魚介類のしゃぶしゃぶ(1)
【季節到来】カニの美味しい食べ方(1)
【解放】つらい不眠の原因と対策(1)
【克己】痩せる目的と王道の方法(1)
【3日間生き抜く】最低限の食品の備蓄リスト(1)
酵素(3)
食品とホルモン(1)
食品(119)
健康食品(1)
自己紹介(1)
食品の加工技術(21)
賞味期限と消費期限(1)
トピックス(86)
English(1)
食品による健康サポート(34)
食品の開発(26)
加工食品に対する誤解(1)
食品メーカーの仕事内容(1)
ヴィーガン(1)
味覚(2)
老化のメカニズムと食生活による対策(1)
食品ロス(1)
笑いと健康(2)
「におい」の言葉による表現(1)
ご長寿と王室皇室の食事(1)
世界3大美女の魅力の源泉(1)
食育(1)
食中毒と予防対策(3)
食品の成分(38)
残留農薬に関するポジティブリスト制度(1)
食品トレーサビリティ(1)
オメガ3系脂肪酸(1)
産地直送(1)
コラーゲンとゼラチンとコラーゲンペプチド(1)
ペットフードの開発(1)
食品で免疫力を高める方法(1)
家庭にも普及しつつあるファインバブル(1)
食品添加物(1)
食品に対する不安要素(3)
口臭の原因と食品による改善方法(1)
健康食品に対する不満と期待(1)
(2)
食品の水素イオン濃度指数と体への影響(1)
健康的な食事の一考察(1)
海外の日本食(3)
【発散】ストレスの原因調査結果とその解消方法(1)
食品の知的財産(2)
感動(2)
【肉体改造計画】筋肉質のアクション俳優の食事(1)
ある酒造メーカーの改革(1)
食品産業(4)
【悪用厳禁】脳内麻薬エンドルフィン(1)
漢方の基礎理論と薬膳(2)
【成長と成績向上】食事と生活習慣の子供への影響(1)
【お墨付き】体に良い食生活と食事バランスガイド(1)
【無形資産】食品のブランディングとブランド戦略(1)
【体を整える】断食のもたらす影響(1)
食品の購買行動(1)
【創造性の追求】ヌーベルキュイジーヌ(1)
【忘れられない思い出】シェフを家に招く贅沢なひととき(1)
<< 2021年06月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
最新記事
写真ギャラリー
日別アーカイブ
ファン
最新コメント

広告

posted by fanblog

2020年10月18日

【発明】知的財産権に守られた調味料

常識を覆す製塩法「ぬちマース」


 近年は、健康と味の両面から塩にこだわる人が増えています。そんな中、従来とはまったく異なる製塩法によって、海から生まれた塩が、沖縄の言葉で「命の塩」を意味する「ぬちマース」です。





 一般的な自然海塩の塩分含有量が85%程度であるのに対して、「ぬちマース」は73.3%した塩分を含んでいません。残りはすべてミネラルで、その種類も世界一多いとギネスに認定されました。まろやかな味わいだけでなく、さまざまなミネラルの働きで、塩分を体内から排出することでも、「ぬちマース」は注目されています。「ぬちマース」をつくる「常温瞬間空中結晶製塩法」は、霧状の海水を空中に飛ばして水分を気化させ、塩分と共にミネラルをすべて取り出すことを可能にしました。工場には真白な塩が雪のように降り積もり、その光景はさまざまなメディアで紹介されています。





 この製塩法のポイントは、海水を微細な霧状にする技術です。この部分は、開発者が植物の栽培で生み出した技術の転用でした。当初は気化熱を利用して、音質の温度を避ける装置として開発しました。水の粒が大きいと、常温下では完全に気化する前に落下してしまいます。ノズルから放出する方法では、水の粒が十分に小さくなりません。試行錯誤の末に遠心力を利用して、水を微細な霧状にすることに成功しました。





 開発者が、海水のろ過や濃縮、塩の回収方法など全部で21項目からなる製塩法の特許を出願するまでに要したのは、わずか1.5ヶ月程です。最初はそんな方法で塩ができるはずはないと、誰にも相手にされませんでしたが、国内に続き、アメリカなどにも特許を出願し、権利を取得しました。海外からも注文が増え、国外に合弁会社を設立するなど、事業拡大を続けています。



fish-5496609_1920.jpg


100年を超す世界的ロングセラー「味の素」


 日本のみならず、世界中でロングセラーとなっている「味の素」は、1908年まで遡ります。昆布のうま味成分がグルタミン酸ナトリウムであることを、東京帝国大学の池田菊苗教授が突き止め、グルタミン酸ナトリウムを主成分としたうま味調味料の製法特許を取得しました。その工業化に応じたのが味の素株式会社の創始者であり、池田菊苗教授の特許権を共有し、商標「味の素」を登録しました。





 当時の登録証を拝見すると、指定製品が「味の素」となっています。調味料といえば伝統的なしょう油やみそなどしかなかった当時、うま味を付与する調味料がいかに画期的だったかがわかります。





 売上げが伸び始めると、次々に類似品が現れました。関東大震災で生産が一時的に困難になったときには特に多くの類似品が出回ったようです。また、味の素キャラメルや煙草味の素などブランドイメージに便乗した製品も現れ、同社は訴訟で排除を行いました。製品が広く普及するに従い、登録商標が普通名称のように扱われる問題も生じました。新たに出願した図形商標が、「味の素」は普通名称であるとの理由で、いったん拒絶され、抗告審判で争って、あらためて識別力を認める審決を得ています。





 戦後になると、漢字および英字表記で各国に商標を提出し、170ヵ国以上で登録しているほか、販売国の言語で表記した商標も登録しています。東南アジアや南米では偽物の問題はあとを絶たない状況ですが、それもヒット製品の証左ということができます。知的財産権を重視する一貫した取り組みによって、世界各国に浸透した「味の素」は、発売から100年以上に渡って守られてきています。



まとめ


 従来とはまったく異なる製塩法によって、海から生まれた塩が、沖縄の言葉で「命の塩」を意味する「ぬちマース」です。一般的な自然海塩の塩分含有量が85%程度であるのに対して、「ぬちマース」は73.3%した塩分を含んでいません。まろやかな味わいだけでなく、さまざまなミネラルを含んでいます。





 「ぬちマース」をつくる「常温瞬間空中結晶製塩法」は、霧状の海水を空中に飛ばして水分を気化させ、塩分と共にミネラルをすべて取り出す方法です。この製塩法のポイントは、海水を微細な霧状にする技術です。試行錯誤の末に遠心力を利用して、水を微細な霧状にすることに成功しました。





 開発者は、海水のろ過や濃縮、塩の回収方法など全部で21項目からなる製塩法の特許を出願し、国内だけでなくアメリカなどでも権利を取得しました。海外からも注文が増え、事業拡大を続けています。





 世界中でロングセラーとなっている「味の素」は、1908年まで遡ります。昆布のうま味成分がグルタミン酸ナトリウムであることを、東京帝国大学の池田菊苗教授が突き止め、グルタミン酸ナトリウムを主成分としたうま味調味料の製法特許を取得しました。その工業化に応じたのが味の素株式会社の創始者であり、池田菊苗教授の特許権を共有し、商標「味の素」を登録しました。





 以前は日本国内で類似品やブランドイメージに便乗した製品に悩まされ、今も東南アジアや南米など一部の地域で偽物があとを絶ちませんが、同社の知的財産権を重視する一貫した取り組みによって、世界各国に浸透した「味の素」は、発売から100年以上に渡って守られてきています。





 「ぬちマース」と「味の素」が世界的に広がった理由のひとつに、商標登録や特許といった知的財産権があります。この知的財産権により、これらの製品が守られています。



【このカテゴリーの最新記事】
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10278688
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
検索
プロフィール
リンク集
タグクラウド
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。