四季ラビオリ

前の職場で、上司だった方からメールが来ました（この人もすでに退職済み）
「あの職場に新しい社員が入社したぞ」
上司だった方は秋田在住のままなので、何かあったらこうやってメールをくれます。



自分はすでに関係ない人間なので、本来であれば気にする必要はないし
「人の心配している場合じゃないだろ！」
と、お叱りを受けそうですが、やっぱり潰れそうなことを知ってしまうと
ゲスな気持ちが出て、会社がこの先、どういう道を歩むのか気になります。



新しい社員は、どうやら自分から志願してきたらしく、他県からの入社。
会社の外面だけを見て頼ってきた様子とのことですが、実際の内情は火の車です。
まさに「飛んで火に入る夏の虫」・・・・・・本当に同情します。



こうなる前に、面接の時点でブラック会社と感じ取り
入社を取りやめる事が出来ればいいですが、やっぱりそれは難しいのです。
ブラック会社の社長って、気分がノッテいる時は調子のいい事しか言いませんから。
「俺様を頼って他県からきたのか・・・よし！雇ってやるか！！」
外面だけ見て頼ってきた人間は気分が高揚しているし、短時間の面接。
こうなると良い面しか見えてないから、そのまま入社します。
そして地獄を見る事になるのです。



こうなると変に先入観ない人間の方が、働く時はいいのかなと思います。
高い理想を持っていると、働いていく度に現実とのギャップに苦しみ、精神が蝕まれていきます。
遊びというか余裕がないものほど、何かあった時は力を逃がす場所がないから
ボキッ！と壊れてしまうのです。



今回、入社した社員は3年もたないでしょう。
その前に今いる社員もどんどん辞めていくと思います。
人がいなくなれば補充すればいいと考えている職場は、人が入る度に
ゆがみが生じるので、プラスになるのではなく、マイナスに力が働きます。
本当なら足し算になるはずが引き算。
だからいつまでも人が定着せず、募集を続けるのです。



内情を知っている人間からすれば、あのクソ会社に入社を希望してくる人がいることが
信じられませんが、やはり外の人間からは中は見えないということでしょう。
この一件で本当によくわかりました。



入社した社員は家族がいる身。
自分で判断し選んだ道なので、この先なにがあっても自己責任でしょう。
かわいそうですが・・・
心に大きな怪我を負う前に、退職してくれればいいなと切に願います。