四季ラビオリ

普段見てない番組ですが、予告が面白そうだったので・・・

録画して見ました。

昔、男子新体操をやっていた時も、見た事がありますが感動したのを覚えています。


今回の高校生マーチングの世界。

めちゃくちゃ凄いです。

もうね、自分から見ると、狂気の沙汰

歩幅1歩62.5cmで決まっているので、それが全員で自然に出来ないといけないとか・・・


ドラムメジャーやってる子（指揮みたいなもの？）の行動とか
本当に高校生かと思う。

見た目は可愛らしいけど、周りに対して鬼。

言いたい事は言うし、甘えがない。

自分にも当然厳しい。

30数年生きている自分の何倍もしっかりしているよ。

部員達も全員凄い。

本番でのわずか6分間の為に、毎日死にもの狂いで練習。

何時間も繰り返し、繰り返し・・・

気が遠くなるほどの反復練習

良く出来るなと思うし、みんな目が輝いている。

凄い辛い事もあるだろうに、やりきっている。

投げ出さないで、出来るまで頑張る。


高校野球とかも熱い世界ですが、マーチングの世界もまったく負けてない。

何でもＴＯＰレベルになろうとしたら、鬼のような練習が必要だと改めて痛感させられました。

それと馴れ合いとかは本当にダメなんですね。

お互いに厳しく・・・

こういう事きちんと出来ているって、会社とでもそうそうないと思います。
どうしても人間て嫌われたくないですから。

きつい事言うのって大変なんですよね。


各校で色々頑張っても、コンテストでわずかの差で評価が決まります。

本当にわずかの差なんでしょうが、目に見えない差だからこそ、大きい差。

今回特集した3校で、一番いい金賞をとれたのは2校でした。

一つは残念ながら銀賞どまりで、ドラムメジャーの子が号泣してました。

あれだけ努力しても、届かない事もあるというのは、人の世の無常さを表していると思います。


努力したから必ず報われるという世界なら、誰もが努力しますけどね。

そういう世界にはなっていませんし、だからこそみんな見えないゴールを目指すのでしょう。


とてもいいもの見せてもらいました。

今回、登場した高校生たちの100分の1も努力してませんが
見習って1000分の1でも頑張ろうと思う、今日この頃です。