四季ラビオリ

数日前に見たコチラのニュース。
岩手県議の小泉みつお議員　病院で番号で呼ばれ激怒、「俺は客だぞふざけるな」と恫喝



以前、自分が書いた”小者感”という記事。
正にこの「小泉みつお」議員のような方を指しています。
俺の友人は、ここまでひどくないですが(笑



最初にニュースになった時点で、問題の記事は即削除して一応の謝罪。
そして、言いたかったことは以下のことだと主張しました。

その１＝病院が事務的に付した番号で患者名を呼ぶのは最適な方法か。仮に業務遂行上必要でも“○○番の小泉さん”と、 番号に続けて個人名を呼んではどうか。（なお、通院最終日は、名前で呼んで貰いました。）

その２＝苦情または要望を電話で申し入れたのに対し、10円玉コインが3回落ちるまで、電話口に出ないのはどうしたものか。 コンプライアンス重視と県民向けサービスの観点から。

その３＝9時を1分半過ぎてから、「只今9時になりました。これから外来診療を始めます。」のアナウンスは適切か。



もう…アレですね。
その3は仕事をしていたときに、こういうことを言う輩に関わってきたから、
この人の危険度が痛いほど分かります（笑
世の中には、こういうことで絡んでくる方々が、本当にいるんですよねぇ…。



無論、病院側の時計が若干狂っているのは良いことではないです。
しかし、わずか1分半のズレでこの言いよう。
常に何かにイライラして、相手に落ち度があれば（自分でそう感じてしまえば）
徹底的に攻め立てる。
他人のちょっとしたミスは、絶対にゆるせないという病気。
その割に、自分のミスには寛容という特徴があります（笑
だから、あれだけ自信満々にブログに病院への批判を書き込むわけです。
「このブログをご覧の皆さん私が間違っていますか。
岩手県立中央病院の対応が間違っていると思いますか！」
この発言を見ても、全て自分が正しいと思いこんでいますね。



そんな小泉みつお議員。
批判を受けても、反省してブログは続けますと言っていたのですが、過去の悪行（以前にも勝手な判断で代金を支払わずに帰ったり、東日本大震災のときにブログで問題になるようなことを書いていたり）がばれて、ますます叩かれるようになり、ブログを6月9日に閉鎖。
そして、本日、テレビにて全国デビューを果たしたようです。
病院にクレームの小泉みつお岩手県議員、ブログ閉鎖も『とくダネ！』で全国デビュー
やったな、オイ！



しかし、自分がクレームの電話をしたときは、相手の対応をさんざん批判したくせに、
自分が取材を受ける側になると逃走する。
あまりに見事な小者っぷり。



結局、こういう方が権力を手にいれてしまうと、それを全て自分の実力だと勘違いしてしまうようで……
「俺は○○だぞ！もっと融通をきかせろ！！」
あなたにではなく、アナタの立場にみんな敬意を払っているのに…。
だからこういうオヤジがその立場を失うと、人間的な魅力なんてないから、
あっという間に周りから人は離れていきます。
そうなったときに、ようやく今までの悪行に気づくのでしょうね。
それを反省する人もいれば、輪をかけて面倒くさい人間になる人もいます。
面倒くさくなった場合は、絶対に関わりたくないですね（笑



今回の一件もブログに書くのではなく、自分の身内や知り合いに自慢する程度ならよかったのでしょう。
それなら話を聞いてくれた人はきっと
「小泉さんの言うとおりです、けしからん話ですね！」
なんて言ってくれたはず（笑
そこを飛び越えて全世界に発信しちゃったから……。



人間、常に気が大きくなっていると、その大きくなっている分、いつか天罰を受ける。
この小泉みつお議員の件は、そういうことなのかなと思います。



「実るほど頭の下がる稲穂かな」
本当に徳や修養を積んだ人は、自然と謙虚さが身についています。
偉い人になったとしても、その権力を振りかざすような生き方はしたくないですね。