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2013年01月08日

大津いじめ事件で思うこと

今さらですが、このブログでも数回取り上げた『大津いじめ事件』
いじめに関わった同級生2人が書類送検、当時13歳だった1人は児童相談所に送致されました。
自殺した生徒の親の執念や、真実を伝えてくれた生徒たちの力でこのような結末になり、本当によかったと思います。



しかし、学校や警察の対応はひどいものがありましたね・・・・・・
生徒が亡くなる前に動いてくれればと思うと、とても残念です。



この事件で改めて思ったことは、どの職業にも『出来る人』と『出来ない人』がいるということです。
この職業についているから、みんな同じ能力ということはありません。
とんでない警察官や、クズの教師もいるということです。
どの職業にも言える事ですが。
色んな人間がいますからね・・・・・・



もしもの話になってしまいますが、学校や警察にきちんと向き合ってくれる人がいたら、ここまでの事件にならなかったでしょう。
担任教師がちゃんとやってくれる人なら、いじめがエスカレートする前に手を打てたと思うし、警察にしても被害届を3回も受理しないなんて馬鹿な真似はしなかったでしょう。



しかし、正直な話、学校や警察は大きな組織で、1人で正義感をもって動こうとしても
お偉いさんの『事なかれ主義』でやりたくてもやれないことは多々あると思います。
上が「いじめではない」「被害届は受理するな」と指示してくれば、下は従わざるを得ません。




上の人間は自分の立場を守ることに必死で、被害者の気持ちなど関係ありません。
自分が被害を受けているわけでもないから・・・・・・
若い頃に抱いていた正義感など、どこかにいっているのでしょう。
更に組織に飲み込まれると、正しいことも正しいと言えなくなるのが大人の悪いところで・・・・・・



でも、今回の事件で、正しい事なら世の中で味方になってくれる人は、たくさんいるということが分かりました。
学校や警察に相談をしにいき、最初は相手にされなかったとしても、そこで絶対に諦めず、違う人に相談やお願いをするのは、とても大事なことです。
同じ職業でも、真剣に取り合ってくれる人と、適当に処理をしようとする人間とに別れている世の中。
一回、試しただけで諦めるのは早いということです。



だから、もしいじめられて困っている子がいたら、声を出すことをやめないでほしい。
とにかく必死で動けば何とかなります。



本当に自殺は良い事なんて何もありません。
自分みたいな30代ニートでも凹みながら生きています。
他人から見たら、こんな生き方は嫌だと思うでしょう(笑
でも、死ぬよりはマシです。



人間、死ぬのはいつでも出来るし、いつか嫌でも死にます。
学校生活は人生という長いスパンで見れば一瞬。
困った時は、必ず助けてくれる人がいると信じて生きていくべきだと思います。
posted by kanimiso at 11:35 | ニュース
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