というより、How toのような。
興味のない方には全くなんの話か分からないとは思いますが、
これを機会に、夏の思い出に、夏の自由研究的に、
音楽をやってみてはいかがでしょうか?
音楽をやっていて、楽曲を聴いていると「この音ってどうなってるんだろう?」となり先週のような楽曲分析をして編曲の引き出しを増やしたりするわけですが、同じ音、音色を出したくなり、その音を出す、再現する喜びというのがあったりします。
ギターを弾いてもそうだし、キーボードを弾いてもそんな事があったりします。
最近、シンセサイザーを一から勉強して、やっと音の作り方が分かってきた訳ですが、ずっとパソコンに入れたままで使えずにいた「Dexed」というソフトを思い出した。
YAMAHA DX7という1980年代に発売され世界中のアーティストに使用されているシンセサイザーの名機がある。販売はもうされていなく、後継機種が販売されているにも関わらず、今でも中古のDX7を買い求める方は多く、現在も使用されている方は多い。
(NHK『のど自慢』で弾かれているのは大体このDX7でコンサート系の番組でもよく見かけます。)
勿論、僕も実機が欲しかったりする訳ですが、現代は大変便利な世の中でDX7を再現したフリーソフト「Dexed」というのがある。
フリーソフト、つまり無料!!
だけれども、説明書はないし、この画面を初心者が見ても何がなんだかまるで分からない。分かるわけがない。
色々いじって音を出せても特に何も出来ないまま、数年経ちましたがやっとDX7のような音が出て楽しくなってきました。
(特にエレピ!エレクトリックピアノの略。)
聴いた事のある音色を弾く楽しみをやっと味わっております。
その楽しみを皆様にも味わってもらおうというのが今回の企画。
さぁ、やっとここからが本題。
DX7の音を皆さんも擬似体験してみましょう!
僕が参考になった方のリンク先を紹介しながら説明します。
まずはDexedをダウンロードしましょう。
やり方で参考になったのはこちらの2つ。
[DEXEDをダウンロードしよう! | さあ、DTMを始めよう!]
https://www.newdtm-rain.com/article/dexedwodaunro-do.html
[DX7を完全に再現するフリーのVSTプラグイン、DEXEDで遊ぼう]
https://www.dtmstation.com/archives/51921400.html
音の作り方で参考になったのはこちら。
[世界一わかりやすいFMシンセの音作り dexedの使い方 80年代のセガみたいな曲が作れる!]
http://wingless-seraph.net/wp/2020/01/26/世界一わかりやすいfmシンセの音作り-dexed基礎編/
[Dexedの使い方 - yuki_log]
http://yukitoki.blogspot.com/2017/08/dexed.html?m=1
DexedはMIDIキーボードを繋ぐだけでも演奏を楽しめますが、(音色設定後、鍵盤をクリックすると音が出ますが、その後パソコンキーボードのAの列でも白鍵が1オクターブ弾けます。上の列が黒鍵。)Logicなどの音楽ソフトの中でも活躍します。その導入方法で参考になったのはこちら。
[AUプラグインのインストール方法]
https://w.atwiki.jp/suesett/pages/16.html
今回の大躍進に繋がったDexedでDX7に似た音色を出すやり方で参考になったのはこちら。
[DX7のエミュ「Dexed」で発車メロディーの音色を再現してみる]
https://blog.tsukumijima.net/article/dexed-jr-sh/
この本文にある「Dexed Cart」
[Dexed Cart 1.0]
https://www.audiobombs.com/items/1038/dexed-cart-1.0
DX7はカートリッジに音色データが入っていたらしい。
世界には凄い方がいらっしゃるようで、その様々な膨大なデータを再現してまとめた方がいらして、しかもフリーで公開されてる!
これをダウンロード出来たのが今回大きかったのですが、そのダウンロードをする為にはアカウントを作らなきゃいけない訳で、英語でちょっと怖くて最初躊躇っちゃいました。
でも、メールアドレス、自分で決めたパスワードを確認用含めて2度打ち込むだけでした。
手順はこちら。
画面右のDOWNLOADをクリック。
「register」をクリック。
Username(任意の名前)
Email(自分のメールアドレス。アカウント作成ありがとうのメールが届く。)
Password(ログイン用のパスワード)
※パスワードはここだけのものにしましょう!
Confirm Password
(上と同じパスワード)
全て記入後、REGISTERをクリック。
メールが届き、リンクをクリックし、ログイン。
上部のAUDIOBOMBSをクリック。
SEARCHにdexedと入力して検索。
「Dexed Cart 1.0」をクリック。
この画面になり、画面右のDOWNLOADをクリック。
3221-Dexed_cart_1.0.zipがダウンロードされ、完了。
さて、ダウンロードが出来てzipファイルを開くと膨大なデータ。
その中からオリジナル音源を見つけました!
3221-Dexed_cart_1.0>Original Yamaha>DX7 ROM1>ROM1A.syx
(.syxが音源ファイル。まずはDX7 ROM1〜4のA,Bをセットしておくといいと思います。その階層下のDX7 VRC Cartridges内VRC-107Bは下記のマイケル・ジャクソンで必要です。)
音色セットのやり方は上記の[DX7のエミュ「Dexed」〜]をご覧ください。
JR駅ホームの発車メロディーも上記のサイトに書かれていますが、下記にあります。
3221-Dexed_cart_1.0>AViC>KV-06 Shofuku Gaiden>ShofukuExtra(1-32).syx
(上記データ内 25 Fuyu 26 Melodrama)
3221-Dexed_cart_1.0>AViC>KV-06 Shofuku Gaiden>ShofukuExtra(33-64).syx
(上記データ内 2 KinzkHarp)
YouTubeにはDX7が使われた名曲を弾いて紹介されている方が沢山いらっしゃいます。例えば・・・。
[Yamaha DX7 - Famous Sounds Demo]
https://www.youtube.com/watch?v=BCwn26FePAo
(概要欄に曲のタイトルと音源が記載されてます。)
この方のを参考にdexedで弾いてみましょう!
以下、抜粋。
[Berlin - Take my breath away]
ROM1A-16.BASS 2
(tuneを12時にするとkeyが合うらしい。)
[Elton John - Sacrifice]
ROM1A-11.E.PIANO 1
(tuneを15時にするとkeyが合うらしい。)
[Mark Snow - The X-Files Theme ]
ROM2B-13.SYN-VOX
(tuneを12時にするとkeyが合うらしい。)
[Michael Jackson - Smooth Criminal]
VRC-107B-26.Funk bass
(tuneを15時にするとkeyが合うらしい。)
tune(画面右下)は一番左と右では全音違うから注意が必要のよう。
初期設定は一番右だったような…。12時が±0のようだ。
他にも下記の動画で弾き比べされています。
[Dexed VST versus 1983 Yamaha DX7 | Orgy of 80's riffs and over-used presets]
https://m.youtube.com/watch?v=D3xCO8tB1kg
ROM1A-11.E.PIANO 1のエレピは
Whitney Houston「Saving All My Love for You」や沢山の曲に使われていて、煌びやかなサウンドが心地よい。
未だにDX7を使用する方の気持ちが分かる。
皆さんもこの夏、80年代の音色に触れてみては、いかがでしょうか?
※ダウンロード、インストールは自己責任でお願いします。
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