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2021年09月15日

ドイツ捕虜(俘虜)が日本にやってきた理由




ドイツ捕虜(俘虜)が日本にやってきた理由

1914年〜1918年まで続いた第一次世界大戦が原因である。

イギリス、フランス、ロシアを中心とするグループとドイツ、オーストリア、オスマン帝国を中心とするグ
ループが戦争をした。

この戦いは各国が支配する植民地にまで戦火が広がり世界大戦となった。大量破壊殺戮兵器も多く登場し、
人類史上まれにみる大激戦が各地で行われた。

日本は日英同盟を理由にイギリス側で参戦し、陸戦では主にドイツと交戦した。中国内のドイツ租借地で戦
闘が行われた。ドイツの主戦場はヨーロッパ戦線だった。この為、日本軍は各地で解消して多くの捕虜を獲
得した。その数は約4700名にのぼった。

捕虜は、丸亀、松山、徳島、久留米、東京、名古屋、大阪、姫路、福岡、熊本、静岡、大分など全国各地に
収容されることになった。
DSC_5626ab.jpg
(丸亀)

捕虜収容所の運営は所長の権限に左右されることが多かった。
丸亀、松山、徳島の四国の捕虜収容所では捕虜の人権を尊重した運営が行われた。この精神は後の坂東俘虜
収容所に受け継がれ、映画『バルトの楽園』の土台になった。







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