2016年10月23日
骨なし魚を比較してみました|黄金カレイ
今や骨なし魚って当たり前になってきましたね。
業務用食品を取り扱っているわけですが、骨なし魚もまだまだ需要があるわけでどんどん新しいブランドが発売されています。自分の知らないものもあると思いますが、知っているだけで
大冷:楽々シリーズ
極洋:だんどり上手シリーズ
マルハニチロ:茶洗いシリーズ
あと何だろう・・・シーパラダイス(東亜)、オカフーズもありますね。忘れていました、日本水産と。最近、神栄がすけっとシリーズを投入してきましたね。
冷凍なんですが、今のスタンダードは冷凍のまま調理が出来るって事。普通の魚を冷凍のまま調理するとドリップが出たりするんですが、その改善がなされているものが多く、各社は様々な手法で匂い消しなどもしています。
各社の秘密は、詳しくは言えませんが
大冷:クロレラエキス
極洋:しょうが
マルハニチロ:お茶
神栄:さとうきび
などなど・・・・それぞれに特徴があります。また、切り方も違いますね。
そんな中、一応お仕事として比較検討を行ってみました。今回の戦うのは
骨なし魚のパイオニア
大冷
VS
世界の水産大手
極洋
この2社です。基本的に、自分たちで魚を取っている極洋に大冷はかなうわけがありません。それでも骨なし魚のパイオニアとしての意地がありますよね。
テーマは「黄金カレイ」
見た目は一緒ですね。使っている魚体も同じくらいなんでしょうか?若干の色の違いは気にしません。極洋は中国原料。一方大冷はアメリカ。
調理の現場でお仕事されている方は見た事あるかもしれませんね。どちらが悪いって事は無いと思いますが、ここまでくれば好みになってくるんですかね。
さぁ、焼き調理をしてみます。冷凍のまま調理可能ですから、思いついたら調理出来て楽ですね。
おやおや、ドリップの量に差が出てきました。左が大冷、右が極洋です。保水の量でしょうかね。極洋からの水分が多く感じます。
置く向きが違ったのがまずかったでしょうかね。若干切る角度がちがうんです。
もちろん煮付けもやってみました。せっかくの素焼き比較でしたが、極洋の方、クッキングペーパーに皮をくつけてしまうと言うハプニングもあったりで、見た目悪くなってしまいました。
何切れか調理して自分なりに結論付けました。歩留まり(調理して目減りした重量)は大冷の方が良かったです。おおざっぱに
大冷:65%
極洋:55%
そんな結果でした。それだけ保水の量が極洋は多いと言う事でしょうか?もしくは大冷のクロレラエキスのおかげか?また、食感も違いがありました。
味でいえば、極洋の切身の方が「本来」というような気がします。生を買ってきて焼いた時のような。しかし、食感としてはバサバサって感じ。もともとそういうもんですけど。比較したからなおさらそう感じたのかもしれません。だって、大冷はどちらかというと、ぷりぷりというか、なめらかというか。これは、クロレラエキスによる保水力の違いだと思います。やわらかいのは大冷でしょう。
しかし、「魚」として追求すれば極洋なのかもしれませんね。もちろんどちらも本物の魚ですし、骨なしです。こればっかりは、消費者へ販売するルート上で、どちらのメーカーとパイプが太いか?で提案されるブランドが違うのでしょうから、軍配は個人的な意見でしか言いませんが、引き分けで。
優しすぎる・・・・・
まぁ歩留まりで差が出たので、大冷を取り上げてみましょうか?後はお値段。基本的に漁獲、生産、販売と自社でできる方が品質もコストも管理できますから、一般的には極洋の方が安い。いや、安くできると言っておきましょうか。
価格はそれぞれですからね。今度は、別なブランドでやってみようと思います。
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各社の秘密は、詳しくは言えませんが
大冷:クロレラエキス
極洋:しょうが
マルハニチロ:お茶
神栄:さとうきび
などなど・・・・それぞれに特徴があります。また、切り方も違いますね。
そんな中、一応お仕事として比較検討を行ってみました。今回の戦うのは
骨なし魚のパイオニア
大冷
VS
世界の水産大手
極洋
この2社です。基本的に、自分たちで魚を取っている極洋に大冷はかなうわけがありません。それでも骨なし魚のパイオニアとしての意地がありますよね。
テーマは「黄金カレイ」
見た目は一緒ですね。使っている魚体も同じくらいなんでしょうか?若干の色の違いは気にしません。極洋は中国原料。一方大冷はアメリカ。
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さぁ、焼き調理をしてみます。冷凍のまま調理可能ですから、思いついたら調理出来て楽ですね。
おやおや、ドリップの量に差が出てきました。左が大冷、右が極洋です。保水の量でしょうかね。極洋からの水分が多く感じます。
置く向きが違ったのがまずかったでしょうかね。若干切る角度がちがうんです。
もちろん煮付けもやってみました。せっかくの素焼き比較でしたが、極洋の方、クッキングペーパーに皮をくつけてしまうと言うハプニングもあったりで、見た目悪くなってしまいました。
何切れか調理して自分なりに結論付けました。歩留まり(調理して目減りした重量)は大冷の方が良かったです。おおざっぱに
大冷:65%
極洋:55%
そんな結果でした。それだけ保水の量が極洋は多いと言う事でしょうか?もしくは大冷のクロレラエキスのおかげか?また、食感も違いがありました。
味でいえば、極洋の切身の方が「本来」というような気がします。生を買ってきて焼いた時のような。しかし、食感としてはバサバサって感じ。もともとそういうもんですけど。比較したからなおさらそう感じたのかもしれません。だって、大冷はどちらかというと、ぷりぷりというか、なめらかというか。これは、クロレラエキスによる保水力の違いだと思います。やわらかいのは大冷でしょう。
しかし、「魚」として追求すれば極洋なのかもしれませんね。もちろんどちらも本物の魚ですし、骨なしです。こればっかりは、消費者へ販売するルート上で、どちらのメーカーとパイプが太いか?で提案されるブランドが違うのでしょうから、軍配は個人的な意見でしか言いませんが、引き分けで。
優しすぎる・・・・・
まぁ歩留まりで差が出たので、大冷を取り上げてみましょうか?後はお値段。基本的に漁獲、生産、販売と自社でできる方が品質もコストも管理できますから、一般的には極洋の方が安い。いや、安くできると言っておきましょうか。
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