2017年11月17日
アジア圏で多い!?牛乳が苦手な理由
「牛乳」といえば栄養価の高い飲み物で、大概の家庭の冷蔵庫に入っているのではないでしょうか?スーパーでも数種類のブランドを並べ、かつカルシウム強化などの機能性牛乳も増えています。
牛乳と言っても、無調整・加工乳と分類もありますが、ここでは「牛乳でカルシウム不足を補う」という認識についてモノ申してみたいと思います。
7大アレルゲンのひとつでもある「乳」ですが、栄養価は非常に高く、成長盛りの子供たちは給食で毎日摂取しているわけですが、乳アレルギーを持つ人は、卵に次ぐ数と言われていて、卵・乳で食物アレルギーの半数を超えるとのデータもあります。
「だからカルシウム不足の人が多いのだ!」と関連付ける事もできますが、日本人の生活環境の変化によって慢性的にカルシウム不足が生じています。
カルシウム不足については、その補給の為に「煮干し」のある商品をお勧めしています。
「煮干し de Cooking」は→こちら
本題ですが、牛乳でカルシウム不足を補うという事について、全く悪いことではありません。ですが、牛乳に含まれるカルシウムを吸収する為には、「ラクターゼ」と呼ばれる酵素が必要なのです。
カルシウムの補給に無理に飲もうとしたり、飲ませようとしてもアレルギーの問題やおなかを壊してしまう可能性があります。
「牛乳でおなかがゴロゴロ・・・」って経験は無いでしょうか?日本人は欧米人に比べて、このラクターゼの働きが弱いという国民性があるからです。
*「日本人若年女性における牛乳、小魚、野菜のカルシウム吸収率」栄養学雑誌 参照
この件を聞き、やっぱり古くからの煮干しで手軽に摂取できるものがいいなぁと感じたわけですが、このラクターゼって何なのか?
まず、おなかゴロゴロの原因は「乳糖(ラクトース)」という多糖類の仕業です。多糖類のままでは人の腸内で消化・吸収をする事が出来ないからです。
消化・吸収する為には、多糖類から単糖類へ分解する必要があります。この分解酵素が「ラクターゼ」という乳糖分解酵素なのです。
ラクターゼが腸内にどのくらい存在しているかが「牛乳でおなかゴロゴロ」やあるはそれ以上の症状に影響してきます。「乳糖不耐症」と呼ばれる症状です。
実は、日本人を含めたアジア圏での乳糖不耐症の人・・・なんと95%もいるという事。マジすか?って数値ですが、下痢などの症状は出なくとも、ラクターゼの活性が落ちている「予備群」なども含めるとこうした数値になるそうです。
*ガールズクリニック サイト様 参照
基本的に足りていないという事ですね。では、牛乳を飲まなければよいのか?ラクターゼを増やせばよいのか?どちらかを選択せざるを得ない・・・となると、ラクターゼを増やす方を選択しましょう。
牛乳って栄養価が高いし、義務教育期間中、毎日飲ませられていましたから。いまさら否定できません!!
ラクターゼを増やす為に必要なのは「乳酸菌」です。乳酸菌自体がラクターゼを持っているという事もありますが、乳糖が一部分解されている為、腸内での乳酸菌やビフィズス菌が増える為の餌ともなります。
ヨーグルトがわかり易い例ですね。さらにはカルピス、ヤクルト、バターやチーズもOKです。
しかし、乳酸菌の取り方について、胃酸に弱いという事を考えると、これまた工夫が必要にはなります。簡単に乳酸菌だけを取ろうと思う場合はサプリメントを飲むという手が手っ取り早いですね。
自分もそうですが、サプリメントと言うと「薬」という印象が強く、あまり進んで摂取しようとは思えないものでした。しかし、生活習慣、環境というすぐに変えられるものではない以上、サプリという摂り方も効率がよい考えだと思います。
牛乳と言っても、無調整・加工乳と分類もありますが、ここでは「牛乳でカルシウム不足を補う」という認識についてモノ申してみたいと思います。
7大アレルゲンのひとつでもある「乳」ですが、栄養価は非常に高く、成長盛りの子供たちは給食で毎日摂取しているわけですが、乳アレルギーを持つ人は、卵に次ぐ数と言われていて、卵・乳で食物アレルギーの半数を超えるとのデータもあります。
「だからカルシウム不足の人が多いのだ!」と関連付ける事もできますが、日本人の生活環境の変化によって慢性的にカルシウム不足が生じています。
カルシウム不足については、その補給の為に「煮干し」のある商品をお勧めしています。
「煮干し de Cooking」は→こちら
本題ですが、牛乳でカルシウム不足を補うという事について、全く悪いことではありません。ですが、牛乳に含まれるカルシウムを吸収する為には、「ラクターゼ」と呼ばれる酵素が必要なのです。
カルシウムの補給に無理に飲もうとしたり、飲ませようとしてもアレルギーの問題やおなかを壊してしまう可能性があります。
「牛乳でおなかがゴロゴロ・・・」って経験は無いでしょうか?日本人は欧米人に比べて、このラクターゼの働きが弱いという国民性があるからです。
*「日本人若年女性における牛乳、小魚、野菜のカルシウム吸収率」栄養学雑誌 参照
この件を聞き、やっぱり古くからの煮干しで手軽に摂取できるものがいいなぁと感じたわけですが、このラクターゼって何なのか?
まず、おなかゴロゴロの原因は「乳糖(ラクトース)」という多糖類の仕業です。多糖類のままでは人の腸内で消化・吸収をする事が出来ないからです。
消化・吸収する為には、多糖類から単糖類へ分解する必要があります。この分解酵素が「ラクターゼ」という乳糖分解酵素なのです。
ラクターゼが腸内にどのくらい存在しているかが「牛乳でおなかゴロゴロ」やあるはそれ以上の症状に影響してきます。「乳糖不耐症」と呼ばれる症状です。
実は、日本人を含めたアジア圏での乳糖不耐症の人・・・なんと95%もいるという事。マジすか?って数値ですが、下痢などの症状は出なくとも、ラクターゼの活性が落ちている「予備群」なども含めるとこうした数値になるそうです。
*ガールズクリニック サイト様 参照
基本的に足りていないという事ですね。では、牛乳を飲まなければよいのか?ラクターゼを増やせばよいのか?どちらかを選択せざるを得ない・・・となると、ラクターゼを増やす方を選択しましょう。
牛乳って栄養価が高いし、義務教育期間中、毎日飲ませられていましたから。いまさら否定できません!!
ラクターゼを増やす為に必要なのは「乳酸菌」です。乳酸菌自体がラクターゼを持っているという事もありますが、乳糖が一部分解されている為、腸内での乳酸菌やビフィズス菌が増える為の餌ともなります。
ヨーグルトがわかり易い例ですね。さらにはカルピス、ヤクルト、バターやチーズもOKです。
しかし、乳酸菌の取り方について、胃酸に弱いという事を考えると、これまた工夫が必要にはなります。簡単に乳酸菌だけを取ろうと思う場合はサプリメントを飲むという手が手っ取り早いですね。
自分もそうですが、サプリメントと言うと「薬」という印象が強く、あまり進んで摂取しようとは思えないものでした。しかし、生活習慣、環境というすぐに変えられるものではない以上、サプリという摂り方も効率がよい考えだと思います。
タグ:カルシウム
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6979236
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック