2016年10月25日
日東ベストの専用工場がヤバい
みなさまも小学校の給食時間のデザート、楽しみだったんじゃないでしょうか?
世代によって様々なデザートの思い出があると思いますが、そんな給食関係のデザートの製造も手掛けるメーカー「日東ベスト」の件。
いまや、食物アレルギーを持つ子供は各校に必ずいるもので、そうした子供もみんなと同じものを食べられるようにと、メーカー各社も試行錯誤しています。
その中で日東ベストは9月1日に九州ベストフーズ鰍卵・乳を使用しない「フレンズミール」の専用工場に生まれ変わらせました。卵・乳がアレルギーの子どもは意外といますからね。
日東ベストの商品ラインナップには「フレンズスイーツ」という卵・乳・小麦を使用しない「焼き菓子」があります。加えて平成28年9月から卵・乳を使用しない「おかず」の「フレンズミール」を投入。この2大ブランドの一つ、フレンズミールの専用工場が九州ベストフーズとなるのです。ちなみに、フレンズスイーツの専用工場は直営「神町工場」。
以前に、アレルゲンの含まれる食品と特定の子供用のアレルゲン抜きの給食を用意していたのですが、謝ってアレルギーを持つ子供が通常のものを食してしまったという件などもあったようです。大きな事故には至らなかったものの、「一種類しかなければ間違えない」という誤食事故の防止と、「みんなと一緒に同じものを食べられる」という楽しさ、使っていないから美味しくない・・を許さない「妥協なきおいしさ追求」をコンセプトに始まったのです。
実際に、アレルギー物質としての卵・乳は60%以上にもなります。だからこそ、皆で同じものを食べてもらいたいという思いは2006年の開発に始まり、2007年に発売に至りました(フレンズスイーツ)。しかし、当時は小麦は使用していました。
さらに、もっと多くの子どもにもデザートを食べてもらいたい!という事で、焼き菓子としては革命的な「小麦」を抜いた商品開発に乗り出したのです。
これは、2010年になり卵・乳・小麦不使用の商品発売にたどり着き、業務用加工食品ヒット賞、食品産業技術功労賞の二社の制定する賞をダブルで受賞するに至りました。
新聞などにも掲載されたあるコラムで、
『アレルギー児を持つ小学校の保護者からメールが届きました。「12月にはクリスマスにちなんでケーキが給食に出ます。なんとそのケーキがアレルギーの子どもでも食べられるよう、卵、乳、小麦を使用していないがとーショコラだそうです。市全体がこのケーキになり涙が出るほど嬉しかったです。娘が楽しみにしています。」困難を抱えた子供のために特別なものを用意するのではなく、みんながアレルギーを持つ児童が食べるものを当たり前のように一緒に食べる、という逆転の発想が素晴らしいと思います』
また、アレルギーを持つ小学生で、デザートと言えばゼリーしか食べた事がなかったのだと言います。しかし、「お米de国産もものタルト」が小麦も不使用な為、初めて食べたそうです。あまりのおいしさに大変感動していたという話も聞きました。
アレルゲンを扱う工場は、商品の切替え時に製造ラインの徹底的な洗浄を行ったり、計量器具などもアレルゲンごとに分けたりなど大変なコストがかかります。ですから、専用工場のようなものがあれば、原料入荷の時点から管理が可能となります。
そして、献立に出現する頻度の高いハンバーグ、肉だんごについても卵・乳不使用の商品を発売します。(2015年)
不安要素として残るコンタミネーションを払しょくするために思い切って九州ベストフーズを専用工場としたのです。
原料の仕入れについても規格書の確認だけでなく、原材料メーカーにおける保証、対象アレルゲンのたんぱく質量の検査成績書、コンタミネーションの無い事の保証などを確認します。工場内へ対象アレルゲンが持ち込まれる事すらないようにしています。
さらに驚きは、小麦も対象アレルゲンとして含めないフレンズスイーツの工場は各部屋の空調(給排気)を独立させており、万が一の汚染があっても拡散されないようになっています。
給食には欠かせない行事食にフレンズミール、フレンズスイーツは活躍しています。また、通常の給食でもあれこれ使用できるラインナップになってきました。
各社の努力もありますが、この度は山形県の会社、日東ベストのお話でした。
アレルギーを持つお子様へ
おススメ商品
世代によって様々なデザートの思い出があると思いますが、そんな給食関係のデザートの製造も手掛けるメーカー「日東ベスト」の件。
いまや、食物アレルギーを持つ子供は各校に必ずいるもので、そうした子供もみんなと同じものを食べられるようにと、メーカー各社も試行錯誤しています。
その中で日東ベストは9月1日に九州ベストフーズ鰍卵・乳を使用しない「フレンズミール」の専用工場に生まれ変わらせました。卵・乳がアレルギーの子どもは意外といますからね。
日東ベストの商品ラインナップには「フレンズスイーツ」という卵・乳・小麦を使用しない「焼き菓子」があります。加えて平成28年9月から卵・乳を使用しない「おかず」の「フレンズミール」を投入。この2大ブランドの一つ、フレンズミールの専用工場が九州ベストフーズとなるのです。ちなみに、フレンズスイーツの専用工場は直営「神町工場」。
以前に、アレルゲンの含まれる食品と特定の子供用のアレルゲン抜きの給食を用意していたのですが、謝ってアレルギーを持つ子供が通常のものを食してしまったという件などもあったようです。大きな事故には至らなかったものの、「一種類しかなければ間違えない」という誤食事故の防止と、「みんなと一緒に同じものを食べられる」という楽しさ、使っていないから美味しくない・・を許さない「妥協なきおいしさ追求」をコンセプトに始まったのです。
実際に、アレルギー物質としての卵・乳は60%以上にもなります。だからこそ、皆で同じものを食べてもらいたいという思いは2006年の開発に始まり、2007年に発売に至りました(フレンズスイーツ)。しかし、当時は小麦は使用していました。
さらに、もっと多くの子どもにもデザートを食べてもらいたい!という事で、焼き菓子としては革命的な「小麦」を抜いた商品開発に乗り出したのです。
これは、2010年になり卵・乳・小麦不使用の商品発売にたどり着き、業務用加工食品ヒット賞、食品産業技術功労賞の二社の制定する賞をダブルで受賞するに至りました。
新聞などにも掲載されたあるコラムで、
『アレルギー児を持つ小学校の保護者からメールが届きました。「12月にはクリスマスにちなんでケーキが給食に出ます。なんとそのケーキがアレルギーの子どもでも食べられるよう、卵、乳、小麦を使用していないがとーショコラだそうです。市全体がこのケーキになり涙が出るほど嬉しかったです。娘が楽しみにしています。」困難を抱えた子供のために特別なものを用意するのではなく、みんながアレルギーを持つ児童が食べるものを当たり前のように一緒に食べる、という逆転の発想が素晴らしいと思います』
また、アレルギーを持つ小学生で、デザートと言えばゼリーしか食べた事がなかったのだと言います。しかし、「お米de国産もものタルト」が小麦も不使用な為、初めて食べたそうです。あまりのおいしさに大変感動していたという話も聞きました。
アレルゲンを扱う工場は、商品の切替え時に製造ラインの徹底的な洗浄を行ったり、計量器具などもアレルゲンごとに分けたりなど大変なコストがかかります。ですから、専用工場のようなものがあれば、原料入荷の時点から管理が可能となります。
そして、献立に出現する頻度の高いハンバーグ、肉だんごについても卵・乳不使用の商品を発売します。(2015年)
不安要素として残るコンタミネーションを払しょくするために思い切って九州ベストフーズを専用工場としたのです。
原料の仕入れについても規格書の確認だけでなく、原材料メーカーにおける保証、対象アレルゲンのたんぱく質量の検査成績書、コンタミネーションの無い事の保証などを確認します。工場内へ対象アレルゲンが持ち込まれる事すらないようにしています。
さらに驚きは、小麦も対象アレルゲンとして含めないフレンズスイーツの工場は各部屋の空調(給排気)を独立させており、万が一の汚染があっても拡散されないようになっています。
給食には欠かせない行事食にフレンズミール、フレンズスイーツは活躍しています。また、通常の給食でもあれこれ使用できるラインナップになってきました。
各社の努力もありますが、この度は山形県の会社、日東ベストのお話でした。
アレルギーを持つお子様へ
おススメ商品
[スイーツ]【冷凍】原料に卵・乳・小麦不使用【フレンズスイーツ】/お米de国産りんごのタルト(8個入)[日東ベスト] 価格:1,068円 |
[スイーツ]【冷凍】原料に卵・乳・小麦不使用【フレンズスイーツ】/お米deガトーショコラ(8個入)[日東ベスト] 価格:1,068円 |
[スイーツ]【冷凍】原料に卵・乳・小麦不使用【フレンズスイーツ】/お米deバナナのスティックケーキ(10個入)[日東ベスト] 価格:1,177円 |
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