小島の春 最初期の女性ハンセン病医、魂の手記 [ 小川 正子 ] 価格:2640円 |
製作スタッフ
監督:豊田四郎
製作:重宗和伸
原作:小川正子『小島の春』
脚本:八木保太郎
撮影:小倉金弥
美術:園眞
音楽:津川主一
出演者
小山先生:夏川静江・・・・長島愛生園の女医
横川:菅井一郎
その妻:杉村春子
娘・とし:清水美佐子
息子・賢造:水谷史郎
村長:勝見庸太郎
堀口:林幹
その妻:英百合子
娘・雪子:菊川郁子
宿の小母さん:田中筆子
三平:浅野陽太郎
仙吉:浅野桂次郎
キヨ子:中村メイコ
宮田:三津田健
1940年公開、豊田四郎監督作品。原作は小川正子の同名の小説。
女医がらい病(ハンセン病)患者を国立療養所に収容する旅をする。
やはり今となっては問題となる作品でしょうね。
ハンセン病に対する無根拠な隔離政策を正当化するプロパガンダ映画と言える。
作品中ではらい病と言っている。
当時でも、世界的には絶対隔離しないといけないという病気ではなかったが、日本は隔離政策を続けた背景がある。
1940年だと、この医者は患者を救う女神さまに見えたのかもしれないが、未だと意味もなく家族から引き離す悪い人物にしか見えない。
ハンセン病がどう捉えられていたのかを知ることができる作品。
短歌がたびたび出てくるが、字幕も悪くあまり頭に入ってこない。
隔離政策の根拠となっていたらい病予防法は1996年(平成8年)になってようやく廃止された。
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