2016年09月23日
コードのしくみ −メジャートライアド−
こんにちわ。
しげのです。
コードのしくみについてお話します。
今日は、メジャーコードについてです。
補足
先に、ちょっとだけ補足しておきますね。
ドレミファソラシドを英語で表記すると、
C D E F G A B、となります。
これはあくまで単音のことを指して言っていますが、
わからない人にはちょっとややこしいのが、
コードも似たような言い方をするということ。
ですが、コードはあくまで「和音」を指します。
5線の上の方に書いてあるアレは、
原則として「コード」のことを言っています。
5線上で単音を表現するのにわざわざCとかDとかは書かれません。
(単音は音符で表現されているから)
では本題のコードについてです。
これは「C」というコード。
Cと書かれたら「ドミソのことを言っている」と受け取りましょう。
このように、CとかDとかFとかは、3和音を表しています。
こういう3和音のことを、「トライアド」と言います。
では「ドミソの組合せ」をなぜ「C」と言うのか?というと…
実はコードの構成音(この例で言うドミソのこと)の組合せには法則があり、
構成音それぞれに名前が付いているのです。
その3和音の代表者の名前を取って、「C」というコードネームになっているのです。
構成音それぞれは、このように下から順に、
Root(ルート・1度) =ド
3rd(3度) =ミ
5th(5度) =ソ
というような名前になっています。
この代表者がRoot(「根」という意味)で、
Rootの名前をそのままコード名にしているのです。
Cの場合、Root音がC音だから「C」なんです。
だから、FがR音だったら・・・
Fは「ファ」ですよね?
ファをR音として、
3rdと5thが重なって、
ファ・ラ・ドという和音ができました。
これが、F。
だから、F。
Root音は、なにもCやFのように、ピアノで言う白鍵だけではありません。
C#やAbなど(黒鍵)がRoot音になることもあります。
例えば…
コードがC#だった場合・・・
Root = ド#
3rd = ファ
5th = ソ#
の組合せで、C#となります。
C#とDbは同じ音でもあるので、
名前は違っても同じコードです。
この鍵盤の図で言うと、
赤い色がRoot、3rdと5thは水色です。
こうして見てみると、同じコードであることがわかるかと思います。
Rootはわかったけど、
3rdと5thってなんだ?って思いませんか?
詳しくは別の記事で触れますので、
ここではサラッと…。
この図のように、
Root音から数えていって3番目と5番目に来る音を重ねているから、です。
ここではあまり深堀しません。
Cはドミソ、Fはファラド…と言うように、
コードそのものを覚えてしまえば十分とも言えるので、
これを理解しなくてもOKです。
Cはドミソ。
このド・ミ・ソという並び。
これは並びが変わって、ミ・ソ・ドになっても、ソ・ド・ミになっても、
コードとしては同じCです。
逆に言うと、並びは関係ないんですね。
ド・ミ・ソという組合せをCと言います。
構成音それぞれの呼び方も変わりません。
こういう並び順を変えることを、「転回」と言います。
これは、この先コードがもっと複雑になっていったとしても考え方は同じです。
並び順が変わってもコードは変わらない(=響きは変わらない)っていうこの仕組みは、
コードのいいところです。
この仕組みに是非慣れていってください。
さあ、いかがでしたでしょうか?
今日のまとめです。
・コードとは和音のこと
・3和音のことを「トライアド」と言う
・コードネームの由来はRoot音から
・組合せが一緒なら並び順が変わってもコードは同じ
そんなわけで、今日はトライアドについてやってみました。
またお会いしましょう。
しげのです。
コードのしくみについてお話します。
今日は、メジャーコードについてです。
補足
先に、ちょっとだけ補足しておきますね。
ドレミファソラシドを英語で表記すると、
C D E F G A B、となります。
これはあくまで単音のことを指して言っていますが、
わからない人にはちょっとややこしいのが、
コードも似たような言い方をするということ。
ですが、コードはあくまで「和音」を指します。
5線の上の方に書いてあるアレは、
原則として「コード」のことを言っています。
5線上で単音を表現するのにわざわざCとかDとかは書かれません。
(単音は音符で表現されているから)
コードの構成音
では本題のコードについてです。
これは「C」というコード。
Cと書かれたら「ドミソのことを言っている」と受け取りましょう。
このように、CとかDとかFとかは、3和音を表しています。
こういう3和音のことを、「トライアド」と言います。
では「ドミソの組合せ」をなぜ「C」と言うのか?というと…
実はコードの構成音(この例で言うドミソのこと)の組合せには法則があり、
構成音それぞれに名前が付いているのです。
その3和音の代表者の名前を取って、「C」というコードネームになっているのです。
構成音それぞれは、このように下から順に、
Root(ルート・1度) =ド
3rd(3度) =ミ
5th(5度) =ソ
というような名前になっています。
この代表者がRoot(「根」という意味)で、
Rootの名前をそのままコード名にしているのです。
Cの場合、Root音がC音だから「C」なんです。
だから、FがR音だったら・・・
Fは「ファ」ですよね?
ファをR音として、
3rdと5thが重なって、
ファ・ラ・ドという和音ができました。
これが、F。
だから、F。
Root音は、なにもCやFのように、ピアノで言う白鍵だけではありません。
C#やAbなど(黒鍵)がRoot音になることもあります。
例えば…
コードがC#だった場合・・・
Root = ド#
3rd = ファ
5th = ソ#
の組合せで、C#となります。
C#とDbは同じ音でもあるので、
名前は違っても同じコードです。
この鍵盤の図で言うと、
赤い色がRoot、3rdと5thは水色です。
こうして見てみると、同じコードであることがわかるかと思います。
構成音の数え方
Rootはわかったけど、
3rdと5thってなんだ?って思いませんか?
詳しくは別の記事で触れますので、
ここではサラッと…。
この図のように、
Root音から数えていって3番目と5番目に来る音を重ねているから、です。
ここではあまり深堀しません。
Cはドミソ、Fはファラド…と言うように、
コードそのものを覚えてしまえば十分とも言えるので、
これを理解しなくてもOKです。
コードの転回
Cはドミソ。
このド・ミ・ソという並び。
これは並びが変わって、ミ・ソ・ドになっても、ソ・ド・ミになっても、
コードとしては同じCです。
逆に言うと、並びは関係ないんですね。
ド・ミ・ソという組合せをCと言います。
構成音それぞれの呼び方も変わりません。
こういう並び順を変えることを、「転回」と言います。
これは、この先コードがもっと複雑になっていったとしても考え方は同じです。
並び順が変わってもコードは変わらない(=響きは変わらない)っていうこの仕組みは、
コードのいいところです。
この仕組みに是非慣れていってください。
まとめ
さあ、いかがでしたでしょうか?
今日のまとめです。
・コードとは和音のこと
・3和音のことを「トライアド」と言う
・コードネームの由来はRoot音から
・組合せが一緒なら並び順が変わってもコードは同じ
そんなわけで、今日はトライアドについてやってみました。
またお会いしましょう。
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