2017年02月19日
リズム感のいい人 >>2. ウラ拍を感じ取っている 【Check it!】
「リズム感のいい人 >>2. ウラ拍を感じ取っている」
こんばんわ。
しげのです。
今日はリズム感のいい人でまとめた内の第2項、
2. ウラ拍を感じ取っている
についてお話しようと思います。
ウラ拍をおさらいしておきましょう。
まず、ウラ拍とは、コレのことではないんです↓↓
ウン タン ウン タン …
の赤い部分ではありません。
ウラ拍とは、コレのことです↓↓
8ビートの場合、
タタタタ タタタタ…
の赤いところ。
8ウラです。
そして16ビートの場合、
ツタタタ ツタタタ ツタタタ ツタタタ…
の赤いところ。
16ウラです。
また、過去記事「テンポとリズムの違い」についてもご参照ください。
さて、あなたは実際に演奏する時、拍をどんな風に取っていますか?
よくあるのが、足をパタパタさせながら「1…2…3…4…」って「拍」を数えてるやつですね。
(↑別にこれが悪いと言いたいわけじゃないですからね(^^ ;) )
あくまでこれはテンポ(クリック)を取っているのであって、
リズムを取っているわけではないということ。
そして問題なのは次です。
リズム感がない人って、
演奏中に「1…2…3…4…」←これしか数えていないということなんです。
つまり、本来はこれ意外に捉えておくべきビートがある、ということを言いたいわけです。
そして、それはその曲のリズムによって、
捉えるべきビートが変わってくるということ。
リズム感のいい人とない人では、
仮に同じように足を「1…2…3…4…」とやっていたとしても、
体感している拍数が違っているんです。
(ここで”拍数”という言葉が適切なのだろうか…?)
拍数≒脈拍 のような意味で考えてみてくださいm(_ _)m
分かりやすい例として、8ビートでお話すると、、、
■リズム感のない人
「1……2……3……4……」←1小節の脈拍は4つ。
■リズム感のいい人
「1…2…3…4…5…6…7…8…」←1小節の脈拍は8つ。
ということ。
4拍分の”尺”は同じでも、
リズムが4回しか鳴らないのと8回鳴っているのとでは、
ビート感というかスピード感がまるで違うんですね。
わかりやすいように、8ビートで参考音源を作ってみました。
■8Beat_Sample ←クリック!
ドラムはキーボードのドラムの音で弾いてます。
あえて8ビートのよくあるパターンで弾きました。
(超絶カッコ悪いパターン代表例ですねw)
これはドラム初心者なんかがよくやる練習方法の1つです。
クリック(Tempo=90)は、
前半はアタマ拍に入るように、
後半はウラ拍で入るようにプレイしています。
前半・後半共に同じパターンにしていますので、
アタマ拍のみの時と、ウラ拍にビートが入ってくるのとの違いを聴き比べてください。
後半は8ウラが取れていないと、
カウントすら取れないかと思います。
お聴き比べ頂いてわかるとおり、
これだけカッコ悪いフレーズでも、
ウラ拍を感じ取れているだけでこんなに雰囲気が変わるんですね。
実際の演奏中はクリックは鳴っていませんが、
ウラ拍も感じつつプレイするだけで、
客観的に聴いてる方はノリが全然違ってくるのですよ。
ダンサーなんかはこういうの感じ取るの上手いな〜と個人的に思いますし、
アマチュアダンサーとか見てると、
これを感じ取れている人とできてない人では、
素人目にもわかるくらいキレが違っているんですね。
曲のアレンジによってビートはガラリと変わります。
同じ8ビートの曲でも雰囲気が違っていたりするんですね。
だから、頭でビートを考えながら演奏しちゃだめなんです。
「数える」と言いましたが、
厳密には「感じる」です。
ビートは体で感じ、あなたの体の中にビートを流すんです。
それが「リズムに乗る」ということなんです。
そしてこれは、周りの音もきちんと聴かないとできないことなんですね。
(だから1人でリズムを出すのは、もっともっと難易度が高いのです。)
以前、ダンサーと話した時に、
「体の中に流れているものは同じ。
出口が体なのか?楽器なのか?の違い」
というようなことを共感したことがあります。
そう、「リズムに乗る」という意味では同じだからです。
「ウラ拍」を感じ取っている
いかがでしたでしょうか?
今日言いたいことは、
ということです。
今日はわかりやすくするために8ビートを題材にお話しました。
Swingになってくると、
4ビートは確かに4ビートなんです。
そして8分がかなり流動的になってくるので、
(8分の1粒1粒の長さが曲中で変化する)
かなりデリケートなリズムだということがわかります。
Swingについては、別途Swing編をやろうと思います。
あなたが今までにやったことのある曲を、
是非ウラ拍も数えながら改めて弾いてみて下さい。
もしくは、聞き慣れた音源を改めてこういう目線で聴き直してみて下さい。
きっと新しい発見があると思います。
応援していますね。
こんばんわ。
しげのです。
今日はリズム感のいい人でまとめた内の第2項、
2. ウラ拍を感じ取っている
についてお話しようと思います。
「ウラ拍」をおさらい
ウラ拍をおさらいしておきましょう。
まず、ウラ拍とは、コレのことではないんです↓↓
ウン タン ウン タン …
の赤い部分ではありません。
ウラ拍とは、コレのことです↓↓
8ビートの場合、
タタタタ タタタタ…
の赤いところ。
8ウラです。
そして16ビートの場合、
ツタタタ ツタタタ ツタタタ ツタタタ…
の赤いところ。
16ウラです。
また、過去記事「テンポとリズムの違い」についてもご参照ください。
拍を感じる vs ビートを感じる
さて、あなたは実際に演奏する時、拍をどんな風に取っていますか?
よくあるのが、足をパタパタさせながら「1…2…3…4…」って「拍」を数えてるやつですね。
(↑別にこれが悪いと言いたいわけじゃないですからね(^^ ;) )
あくまでこれはテンポ(クリック)を取っているのであって、
リズムを取っているわけではないということ。
そして問題なのは次です。
リズム感がない人って、
演奏中に「1…2…3…4…」←これしか数えていないということなんです。
つまり、本来はこれ意外に捉えておくべきビートがある、ということを言いたいわけです。
そして、それはその曲のリズムによって、
捉えるべきビートが変わってくるということ。
リズム感のいい人とない人では、
仮に同じように足を「1…2…3…4…」とやっていたとしても、
体感している拍数が違っているんです。
(ここで”拍数”という言葉が適切なのだろうか…?)
拍数≒脈拍 のような意味で考えてみてくださいm(_ _)m
「ウラ拍」を感じること
分かりやすい例として、8ビートでお話すると、、、
■リズム感のない人
「1……2……3……4……」←1小節の脈拍は4つ。
■リズム感のいい人
「1…2…3…4…5…6…7…8…」←1小節の脈拍は8つ。
ということ。
4拍分の”尺”は同じでも、
リズムが4回しか鳴らないのと8回鳴っているのとでは、
ビート感というかスピード感がまるで違うんですね。
わかりやすいように、8ビートで参考音源を作ってみました。
■8Beat_Sample ←クリック!
ドラムはキーボードのドラムの音で弾いてます。
あえて8ビートのよくあるパターンで弾きました。
(超絶カッコ悪いパターン代表例ですねw)
これはドラム初心者なんかがよくやる練習方法の1つです。
クリック(Tempo=90)は、
前半はアタマ拍に入るように、
後半はウラ拍で入るようにプレイしています。
前半・後半共に同じパターンにしていますので、
アタマ拍のみの時と、ウラ拍にビートが入ってくるのとの違いを聴き比べてください。
後半は8ウラが取れていないと、
カウントすら取れないかと思います。
「ウラ拍」を感じ取り「ビート」を数えること
お聴き比べ頂いてわかるとおり、
これだけカッコ悪いフレーズでも、
ウラ拍を感じ取れているだけでこんなに雰囲気が変わるんですね。
実際の演奏中はクリックは鳴っていませんが、
ウラ拍も感じつつプレイするだけで、
客観的に聴いてる方はノリが全然違ってくるのですよ。
ダンサーなんかはこういうの感じ取るの上手いな〜と個人的に思いますし、
アマチュアダンサーとか見てると、
これを感じ取れている人とできてない人では、
素人目にもわかるくらいキレが違っているんですね。
曲のアレンジによってビートはガラリと変わります。
同じ8ビートの曲でも雰囲気が違っていたりするんですね。
だから、頭でビートを考えながら演奏しちゃだめなんです。
「数える」と言いましたが、
厳密には「感じる」です。
ビートは体で感じ、あなたの体の中にビートを流すんです。
それが「リズムに乗る」ということなんです。
そしてこれは、周りの音もきちんと聴かないとできないことなんですね。
(だから1人でリズムを出すのは、もっともっと難易度が高いのです。)
以前、ダンサーと話した時に、
「体の中に流れているものは同じ。
出口が体なのか?楽器なのか?の違い」
というようなことを共感したことがあります。
そう、「リズムに乗る」という意味では同じだからです。
まとめ
「ウラ拍」を感じ取っている
いかがでしたでしょうか?
今日言いたいことは、
- 8ビートはウラ拍も含めて8つ数える
- 「拍」でなくて「ビート」を数える
- ビートは頭で考えず、体で感じるもの
ということです。
今日はわかりやすくするために8ビートを題材にお話しました。
Swingになってくると、
4ビートは確かに4ビートなんです。
そして8分がかなり流動的になってくるので、
(8分の1粒1粒の長さが曲中で変化する)
かなりデリケートなリズムだということがわかります。
Swingについては、別途Swing編をやろうと思います。
あなたが今までにやったことのある曲を、
是非ウラ拍も数えながら改めて弾いてみて下さい。
もしくは、聞き慣れた音源を改めてこういう目線で聴き直してみて下さい。
きっと新しい発見があると思います。
応援していますね。
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