自民党の林芳正外相の後援会入会を巡る公選法違反事件で、公務員の組織的勧誘が「以前からあった」ことが発覚しました
2021年秋の衆院選の山口3区で、自民党の林芳正外相の後援会に入るよう部下に勧誘させたとして、60歳の山口市阿東総合支所長と58歳の山口市阿東総合副支所長が、公選法違反(公務員の地位利用)の罪で罰金の略式命令を受けました。
山口市阿東総合支所長と副支所長が起訴内容をを認めたため、事件は非公開で在宅の略式裁判で終結しました。
関係者のコメント
「国会議員や地方議員の入会申込書に名前を書くよう頼まれた経験が数え切れないくらいあった」
「衆院選とほぼ同時期にあった市長選と参院補選で当選した伊藤和貴市長と自民党の北村経夫氏のリーフレットなども配られた」
罰金刑の山口市阿東総合支所長コメント
「公務員として正しいのかと思った」
「今までも同じようなことが市役所で行われていたから勧誘をやめなかった」
「上司から依頼された経験があるため部下への依頼を考えた」
罰金刑の山口市阿東総合副支所長コメント
「違法と分かっていたが、リーフレットなどが配られるのを見聞きしており、重大なこととは捉えていなかった」
山口市職員課のコメント
「過去に個人的な関係による勧誘はあったかもしれないが、違反に当たるような組織的な勧誘はないと認識している」
山口市伊藤和貴市長コメント
「1月の記者会見でリーフレットが職員に届くことは認めたが、地位を利用して上から下に下りてくる経験はない」
林芳正外相は岸田派であり、岸田の後継者候補と目されています
公務員が政権与党の票田になる
与党は公務員天国を死守する
政権担当足り得る野党が見当たらないので、投票率は50%台で推移
与党は既得権益票田の得票だけで与党に居座り続ける
日本は世界TOPの高齢化社会で、年齢分布は逆ピラミッド状態です
初等教育で止まってる人も、高等教育を修了した人も、誰でも同じ1票ですから投票数では老人層に勝てません
しかし、国に対して怒る事は出来ます
国の不正に対して諦めたり慣れるのではなく、声を出していく必要があります
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image