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2019年06月26日
「秀月」の酒粕漬! 丹波篠山の最強の肴!!
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酒飲みの永遠のテーマ。
それは如何に美味しいお酒を飲むか!
当たり前ですよね。
しかしお酒を飲むにあたっても、そこには色んな要素があります。
いつ飲むか。
どこで飲むか。
誰と飲むか。
どれもとっても重要です。
さて、ここに一本の日本酒があります。
何はともあれ、まずはこの銘柄をご紹介しましょう。
蔵元は兵庫県は丹波篠山にある「狩場一酒造」。
ここで作られている名酒「秀月」がその銘柄です。
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兵庫県といえば、俳人高浜虚子の命名による「小鼓」を有する西山酒造場が有名ですが、この「秀月」も一歩も引けを取りません。
この「秀月」のネーミング、狩場一酒造の三代目当主が丹波篠山の澄み切った空気の中で、木造蔵の上に蒼い月が輝いているのを見た時に、思わず名付けたものなのだとか。
この夜の月のように人の心にしみゆくお酒を作りたいと言う、当主の心が込められているようです。
酒造りの起点となる「麹」ですが、狩場一酒造ではこの麹に自家栽培の山田錦を使用しています。
酒を醸す時に使う水で育つ米は、製造工程においても、なじみよくたっぷりとその水を吸収出来るため、ふくよかで豊潤な味わいを実現するそうです。
また日本酒を語る上で重要となる精米歩合にもこだわりがあり、狩場一酒造では純米酒、 本醸造種であっても60%以下になる様に定められているようです。
これはほとんど吟醸酒のレベルで、香り高いスッキリとした日本酒に仕上がっています。
一般的に米本来の味わいが抑えられ、香りが際立つと言われています。
ジャックは米本来の味が少し残っているお酒のほうが好きなので、精米歩合70%くらいのものが好みです。
必ずしも香りを追い求めるタイプではないのですが、それでもこの「秀月」の透明感には引き寄せられます。
なかなか手が出ない高級酒ではなく毎日飲める「最もうまい酒」をつくるのがポリシー、と言われている狩場一酒造のこの酒造りに対する姿勢、まさに感服させられると言わざるを得ません。
せっかくですからここで「特定名称酒別の精米歩合の規定」を記載しておきますね。
普通酒 :規程無し(一般に73〜75%程度)
純米酒 :規程無し(※)
本醸造酒 :70%以下
特別本醸造酒 :60%以下
特別純米酒 :60%以下
吟醸酒 :60%以下
大吟醸酒 :50%以下
※純米酒の精米歩合は、2004年以前は70%以下という決まりが存在しましたが、2005年より撤廃されました。
お分かりの様に数字が下がれば下がるほど、表層の多くの部分が削られ、お米の中心部だけが残る様な感じになるのです。
ちなみに我々がご飯として食べている食用米は精米歩合90%くらいです。
お米の表層部分にはたんぱく質や脂質など重要な栄養素が含まれていますが、ここに雑味成分も含まれているのです。
そのためお酒に適する状態にするには、ある程度表層を削ってやる必要があるわけですね。
さらに脂質にはフルーティな香りを抑制する成分があるとも言われています。
50%以下の精米歩合にすると脂質は無くなると言われていますので、大吟醸を作る時にはこの歩合を実現する必要があるのでしょう。
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話が少し脱線しましたが、この狩場一酒造。
素晴らしいのは日本酒だけではありません。
実は今回、ジャックが紹介したいのはまさにこれ!!
2009年から製造されている「酒粕漬け(なら漬け)」です。
ここで冒頭の話に戻ります。
お酒を美味しく飲むための重要要素の中に
「何を肴にするか」
です!
日本酒とこの酒粕漬けをマリアージュしてみてください。
答えられない味わいですよ。
すっきりフラットに仕上がった「秀月」と同じ蔵から育ったとは思えないくらい、ガシッとした味わいです。
お酒を飲むときのみならず、あったか〜いご飯にもすごく合いますよ!
しかししかし残念ながら、通販とかでは手に入らないので、旅行がてら買いに行くしか無いのです。
(日本酒「秀月」についてはホームページで買えますよ!以下のURLをご利用ください。)
http://kariba.shop-pro.jp/
皆さん丹波篠山方面に旅行を考えている方は、是非とも黒豆のみならず「秀月」と「酒粕漬け」をお試しください。
まさにお酒を美味しく飲むための最高の一品ですよ。
皆様の「一寸一杯」ライフのお役に立てれば幸いです。(^-^)
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ムームードメイン
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2019年04月30日
究極のお造り盛り合わせ! 酒糀家で体験。
先日のブログで神戸デートのお店について語りましたが、その後どうしても「酒糀家」愛が止まらなくなってしまい、今回食べに行ってまいりましたっ!
ゴールデンウィークということで、やはり激混み状態でしたが、事前の予約を怠らなかったので、ジャックはすんなり入れました。
ここに行く時には必ず、お造り盛り合わせを予約しておいた方が良いです。それくらいここの盛り合わせは絶品ですよ。
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今回は鯛やサワラ、マスなどを盛り合わせてくれましたが、まずはこの鯛の歯応えの強烈さにやられましたっ!
この辺りの魚は、瀬戸内・淡路どこをとっても体育会系のロケーションで育っているので、噛んだ歯を跳ね返すような見事な筋肉を見せてくれます。その中でもこの鯛は特別ですねー。ワサビ、醤油、とこの弾力の奏でる味わいは、一度は食べておいた方が良いですよ!
続いて頂いたサワラですが、これまたなんと優しい味わいだろう!
春先のサワラほどホクリとした口当たりは他に比べられる物がないですよね。
さすが春を代表する魚だけはあるなあ。
続いてマス。本日のお造りユニットの中では格別に脂が乗っており、思わず顔がニヤついてしまうような最高の味わいです。十分に脂の乗ったマスと言うのは、上質なトロにも匹敵するのではないかと思わせる、ご機嫌な一品です。
歯応えの鯛!
ほっくりのサワラ!
脂の乗ったマス!
こんなハーモニー聞かされて見なさいな。
腰抜けちゃいますよ。
皆さんも「酒糀家」に行く時には、是非お造り盛り合わせを頼んでみて下さい。外しちゃ駄目ですよ。
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さあ、こんな物食べされたからには飲むしかないですね!
そこで頼んだのが、岩手のお酒「菊の司」。辛口の部類らしいのですが若干甘く、しかし甘口特有のべちゃっと感がないので非常に飲みやすい、凄く良いお酒でした!
これだったら延々飲み続けても十分に満足できます。今度一本買おっと。
「酒糀家」はカウンターに座ると中の大将が、お酒の相談に気軽に乗ってくれるので、非常にありがたいです。甘いの、辛いの、スッキリしたのなど自分が欲しいものを言うと、その日に出せる最適なものを紹介してくれますよ。ただし大将はお料理もされているので、聞くタイミングには注意しましょうね。
店内はカウンター6席、大テーブル12席、その他個室に分かれていますが、色々相談できるので、絶対カウンターがおススメです。
さてさて、料理はさらに続きます。
お造り以外で驚いたのは、「揚げ出し豆腐」!
お店の人気メニューにもなっているのですが、箸を入れただけでその特別さはわかります。とろんと流れ出るようなクリーミーさを持っているのです。普通の揚げ出し豆腐は一度豆腐にしてから揚げ出しにしますが、おそらく豆腐になる前のトロッとした状態から、そのまま揚げだしにしているのでは?もちろん味も格別、最高のおつまみですよ!
一緒に頼んだ「チーズの味噌漬け」は岡野のものと匹敵出来るような美味しさでしたが、チーズの種類が一種類なのが残念。
続いて頼んだ「そら豆」「アナゴの天ぷら」「野菜の炊き合わせ」など、どれも新鮮で答えられない美味しさでした。
特に「炊き合わせ」はその色艶で、どれだけ新鮮かわかりますよね!
さあいよいよシメです。
ジャックは個人的に、ここのシメはこの「稲庭うどん」をお勧めします。
何しろ茹で上がりの加減が絶妙で、色艶といい歯応えと言い堪らない仕上がりになっています。
どんなにお腹いっぱいになっていてもここの「稲庭うどん」は別腹です。
酒のアルコールと魚の脂を上手くまとめ上げ、程よくお腹をリセットしてくれる、そんな味わいです。
今回の神戸旅行も「酒糀家」に来れてよかった!
次はいつ来れるかわからないけど、あの「お造り」がある限り絶対にまた来ます。
(^-^)
それまでは暫しのお別れだね。
ごっそさん。
■ 酒糀家
住所 :〒650-0004 神戸市中央区中山手通1-3-4 サンドストーンコートB1F
TEL :078-322-3014
営業時間:18:00〜24:00 (23:00 L.O.)
定休日 :日曜日、もしくは月曜日
http://shukou.com/sakaya/
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