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2018年08月22日
スポーツで極めるのは楽じゃない!スポーツ推薦の甥達のその後…兄の場合
「ばばあ2」
ばばあの義姉の息子たちは小学生の時から野球をやっていて兄弟そろってとても上手であった。
義兄も監督などをしていたせいもあり、野球漬けの毎日だったのです。
1.土日はとにかく野球
小学校に入ってからは天気の良いときは必ず野球の練習があるので、遊ぶ暇もない生活を送っていたようです。当然のように勉強には力が入りませんでした。
体格の良い甥の兄の方は、もともととても甘やかされて育って来たので、スポーツを通して精神力の鍛錬と太りすぎを直すのには良いのではないかと思っていたのです。
学年が進むにつれ体は大きくなるばかりで、一向に痩せる気配もありませんでした。とにかく野球が好きで一生懸命に練習をしていたのですが、体の大きさがハンディーになってしまったのです。
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2.高校受験はスポーツ推薦
実力はあったのですが、本人の意思とは反し、スカウトされるのは野球ではなく、レスリングや相撲、ラクビーなどでした。
結果、公立ですが全寮制のスポーツ科のある学校へ行くのです。しかし、野球の夢はあきらめきれないのです。スポーツ科があっても野球が強いわけでもないので、ラクビーのスカウトを受けることになります。
部活動をラクビーに変わるのです。そしてもともとの体格を生かし、直ぐにレギュラーになれるのです。
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3.ラクビーで大学は推薦入学
ラクビーと言えばみんな大きな人ばかりで、甥は体格に恵まれていたのでラクビー推薦をもらえたのです。しかし、早くからラクビーをしていた人達に比べると少々遅れをとっていたようです。
スポーツの場合、推薦で授業料が必要なくても寮費や体を作るために、監督やコーチからプロテインやサプリメントを飲むように勧められるのです。その費用は半端な金額ではありませんでした。
毎日、朝から晩まで授業を受けるのではなくラクビーだけの日々で、テストも「ラクビー部・名前」で提出するだけで単位はもらえるそうですが、普通の生活からはかけ離れていたのです。
スポーツ、芸術はお金がかかるとは聞いてはいましたが、一般家庭では学校側の求める身体造りをする費用が一番大変なのでした。
4.大学3年で退学をする
このまま続けても何処まで出来るのか自信がない事、体が資本なので一生続けられない事などを理由に大学を去るのです。普通に授業料を払い、一般の学生の様にテストで単位を取っていけば残る事も出来たのです。
しかし甥はスポーツ推薦で入ったので、学力がそこまでともなっていなかったのです。退学をするしか方法がなかったようです。
5.高校の恩師の紹介で実業団へ
高校の恩師の紹介で実業団のラクビー部に入るのですが、本人に続ける自信がなく、ほどなく会社も退職するのです。
その後、スポーツだけを極めていたのでどのように人生の選択をしていったらよいのかわからず、いまだ迷走を続けるのです。
まとめ
・土日は野球漬け日々で勉強は遅れ気味
・高校受験はスポーツ推薦で入学、しかし希望の部に入らず
・ラクビー部のスカウトを受けラクビーを続ける
・大学もスポーツ推薦で入学するが先の事を考え2年で学校を退学
・スポーツだけの学生時代で、どのように生きていくのか先が見えず迷走の日々
少しスポーツがうまく出来ても、スポーツや芸術などで身を立てて行けるのはごく一部で、それまでに親の援助は計り知れないほど多額にかかるのです。
あくまでも、趣味の一環で済ますのならば良いでしょうが、身を立てる人は氷山の一角よりも厳しいようです。
株主優待券はJAL、ANAどちらがいいの?注目のスターフライヤーは?
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「ばばあ3」
前回JR4社の株主優待優待券の換金率の比較をご紹介しました。今回は航空会社JAL、ANA、SFJ(スターフライヤー)の比較をご紹介します。
株価は2019年8月13日です。
1.JAL(日本航空)
引用 日本航空公式HP
優待の最低取得額は100株 396,000円
配当利回り 2.78%
運賃料金割引率 50% (100株では年1枚、200株2枚、300株3枚もらえます)
株主優待券換金額 3000円〜7000円
最近は株主優待券が値上がり傾向にあります。100株では1枚しかもらえませんが、3年以上保有していると300株以上の株主に3月9月にそれぞれ1枚づつ追加があります。
JALに関しては過去に痛い思いをした株主さんを大勢いますね、ばばあ2もその一人です。ですからJALはもう買わないと言っていました。
3年以上300株を目指したいところです。
2.ANA(全日本空輸)
引用 全日空空輸公式HP
優待の最低取得額は100株 380,500円
配当利回り 1.84%
運賃料金割引率 50% (100株で年2枚、200株4枚、300株6枚もらえます)
株主優待券換金額 2000円〜5000円
JALに比べると配当利回り、株主優待の換金額が低いですが、100株で年2回優待券がもらえます。
JALのように長期保有の優遇はありません。100株ならANAがお勧め。
しかし、JALもANAも以前は年中使用できましたが、今では年末年始やお盆、ゴールデンウイークでの株主優待券の使用は出来ません。以前の感覚で、ご購入されると痛い目を見ます。そのあたりはご注意ください。
そして、株主優待券の使用制限が出来た事により過去とは買取率が悪くなった原因の一つでもあります。
3.SFJ(スターフライヤー)
優待の最低取得額は100株 364,500円
配当利回り 0.27%
運賃料金割引率 50% (100株で年6枚)
株主優待券換金額 1000円〜2000円
JAL.ANAに比べるとまだまだ知名度が低いスターフライヤーですが、株主優待券は年に6枚とダントツです。ただし、配当利回りが低いのと、株主優待券の換金率も低いので結果的にはお勧めできません。
今後、配当利回りが上がれば考える余地がありそうです。
まとめ
・300株以上長期保有はJALがお勧め
・100株はANAがお勧め
・スターフライヤーは優待券の枚数は多いが換金率は低い
配当利回り、株主優待の換金率から考えるとJALが良いようです。
航空関係の株主優待券の換金率はその年、時期にっよても大きく変わります。だだ、確実に換金してもらえる商品ではあります。3社の株主優待券をそろえてお持ちいただけると、ばばあ達はとても嬉しいです。
株主優待券鉄道4社比較!西武、京成、東急、東武
「ばばあ3」
前回JR4社の株主優待換金率の比較をご紹介しました。他にも鉄道株はたくさんあります。
今回は東方面の鉄道株を比較してみました。
参考に地域路線図をご紹介しておきます。
株価は2018年8月21日です。
1.西武鉄道
引用 西武鉄道公式HP
西武鉄道は鉄道だけでなく、レジャーや野球球団も持ち、ショッピングセンターなどもあり、多岐に渡り経営されている西武グループです。
エリアも広く西部ファンならぜひ欲しい株ですね。
優待の最低取得額は300株 573,900円
配当利回り 1.2%
優待内容 片道切符 年2回 2枚
株主優待券換金額 250円〜300円
2.京成電鉄
引用 京成電鉄公式HP
京成電鉄の場合は鉄道事業のほか不動産事業、建設事業、物流事業を中心とした企業です。鉄道エリアは下記の図をご覧ください。千葉方面に力を入れている企業です。
優待の最低取得額は100株 373,500円
配当利回り 0.4%
優待内容 片道切符 年1回 2枚
株主優待券換金額 300円〜700円
3東急電鉄
引用 東急電鉄公式HP
東急電鉄は鉄道事業、バス事業の他に百貨店も経営しており、皆さんご存知の東急ハンズも東急グループに当たります。下記に路線図をご紹介しておきます。
優待の最低取得額は200株 354,600円
配当利回り 1.13%
優待内容 片道切符 年2回 2枚
株主優待券換金額 150円〜180円
4東武電鉄
引用 東武電鉄公式HP
東武鉄道の場合は鉄道事業のほか百貨店、レジャー、物流、不動産事業なども手掛けっています。群馬、埼玉方面に力を入れている企業の様です。ご参考までに路線図をご紹介しておきます。
優待の最低取得額は100株 309,900円
配当利回り 1.13%
優待内容 片道切符 年1回 2枚
株主優待券換金額 300円〜500円
まとめ
・西武が最低取得額が一番高い
・京成電鉄は配当が悪い
・優待換金率はあまり差はない
正直なところ「ここがおすすめ」と言えるところがなかったです。
しかし、今回調べてみてわかったことは、JR(九州を除く)に比べて投資金額が少なく済むことはわかりました。そういう点ではどこもお勧めです。
余裕のある方は最低取得額といわず100株,200株と買い増してはいかがでしょうか。当然株数によって優待も増えていきます。優待の換金率もJRを抜かしてしまいそうです。
過去のブログにJR4社の比較もありますので、そちらもご覧ください。
参考ブログ JR株主優待券換金でお小遣いぎ、4社比較ナンバーワンは何処
2018年08月21日
体操教室へ期間限定で行っては見たもののやる気なしの子供達!
「ばばあ2」
ばばあの子供達が未満児から入っていた保育園は、お寺の経営で以前は幼稚園でしたが、息子たちが入る数年前から保育園に変わりました。
そこでの内容のご紹介と子供達の習い事で体操教室について少々お話いたします。
1.保育園でも内容は幼稚園
体操の先生が来て、体操の時間やお寺の本堂でのお茶の時間、字の勉強、ピアニカ等の時間がありました。遊ぶだけの保育園とは違うようでした。
お寺の保育園なのでお寺の行事も園児たちが参加することも多いです。花まつりなどは大きな像が来て甘茶を頂くのです。しかし、特に力を入れていたのは体操の時間でした。
2.マット運動や跳び箱
ばばあの自宅は城下町の中にあり、子供の遊ぶ場所などは一切なかったので、運動をすることなどはありませんでした。商売をしていらっしゃるお子さんが多く来ていたので、保育園の配慮でもあったようです。
ばばあが子供の頃は布団の上ででんぐり返しなどをしてよく叱られたものです。しかし、息子たちの世代はできない子供が多かったようです。
跳び箱運動も1.2段も飛べないようです。子供たちの運動能力の低下は確実に起きているようでした。
3.次男の友達のお母さんは体育教師だった
次男の友達のお母さんは、元は体育の教師だったので、退職後に新体操のコーチをしていらっしゃいました。新体操の指導の前に幼児の体操教室を開いていたので、誘われて入る事になったのです。
月謝は殆どただ同然でしたが、やはり親の手助けが必要で、遊具の準備や運動教室の終了後までは一緒に見学をしなければなりません。
仕事を持っていたばばあは中々子供たちと一緒に体育館にいる事が出来なかったのです。核家族ではなく同居だったので、仕事後に家事が待っていたのです。
少年野球の時と同じで、親子がともにならないとスポーツ系は難しいのかもしれません。
4.本人達はやる気なし
保育園の延長のような体操教室に本人達は全く興味を示すことはなかったですね。あくまでも体力づくりが理由でしたが、興味が無い物は続かないとつくづく感じました。
まとめ
・保育園の中には幼稚園と同じような内容のところもある
・最近の子供はでんぐり返しなどが出来ない
・スポーツ系の習い事は親子が一緒でないと続かない
・本人達の興味が無いものも続かない
親としては良かれと各種習い事をさせるのですが、本人達の興味が無いものは続かないですね。特にスポーツ系の習い事は親子が一緒に参加しないと続けるのは難しいです。
その後、少年野球に入るのですが、あわせてお読みください。そして習い事選びの参考にして頂ければと思います。
参考ブログ 少年野球を辞めた理由は?子も親も負担が大きい!
少年野球を辞めた理由は?子も親も負担が大きい!
「ばばあ2」
ばばあの息子たちは近所の友人の勧めで長男は小学2年から、次男は小学1年から始めました。自宅近くに遊ぶところもなく、室内で遊ぶしかなかったのです。
体力づくりの為に始めたのですが、ばばあの頃のスポーツ少年団の少年野球とは全く違っています。
1.土日の朝から16時まで
小学1年生の子供にとっては体力的にくたくたになり、帰るとすぐに夕食を食べずに寝てしまいます。宿題どころでありませんでした。何故か子供がいつも疲れた顔をしていた。
小さい子供には負担にしかなりませんでした。
2.親子で参加が当たり前
お父さん達はチームの監督やコーチ、審判などをやらなければなりません。確かに親子で出来る人たちは良いのですが、ばばあの家は土日だからと父親が休むことはありません。
ばばあも土日に仕事が入ることが多く、子供と共に参加は出来ないのです。その場合は子供の立場も不利になり、選手として選ばれることがありません。
練習を休むのも一苦労で、休みの連絡をするとみんなから遅れるので休まないように言われます。
3.順番で親のお茶当番が回ってくる
お茶当番は断ることが出来ず、監督やコーチの為にお茶の用意をして持参しなければなりません。お茶当番を断ることは絶対に出来ないのです。
その場合は仕事を休みにしてでも出かけなければなりませんでした。
4.試合の時には子供達を乗せて遠くまで遠征
殆どの場合はコーチや監督の車に乗せて行ってもらうのですが、人数が多いときは送らなければなりません。
ばばあは他人の子供を乗せて事故などでも起きた場合の事を考えると不安で、とても嫌で仕方ありませんでした。
5.練習試合には親の見学は必須
練習試合には親も応援に行かなければなりません。自分の子供が出なくてもテンション高く、応援しなければならないのが大変です。
参加しないと後から監督さんに「親が来ると子供が頑張るから、必ず参加してください」と言われるのです。
6.塾が忙しくなり辞めることに
長男はもともと動くことが嫌いで、野球もやりたくはなかったのですが、次男に付き合う形で参加しました。しかし、塾の模擬テストなどがあるようになり、日曜日に参加できなくなったので、辞める事になりました。
次男は希望して入ったのですが、もともと自由人の彼は拘束されることを一番嫌う性格です。辞めたい理由を聞いたときの答えが「自衛隊みたいで嫌!」「楽しく野球をしたかった。」と答えました。
その言葉を聞いて強要する事でもないし、楽しく野球をしていると思っていたのとは違っていたのでした。「ばばあ」からしてみれば次男の答えにホットしました。これで野球から解放される事が一番うれしかったです。
まとめ
・低学年には少々きつい練習内容でした
・昔のスポーツ少年団をイメージしていたらまっく違う
・親子で参加しないと選手に選ばれない
・お茶当番は当たり前に回ってきて拒否できない
・子供達を乗せて遠くへ遠征は親の負担も大きい
・練習試合の親の見学は必須
・自衛隊みたいで楽しくないと辞める決意をする次男
ばばあが子供の頃はスポーツ少年団に親が参加することが珍しく、よほど大きな大会が無い限りはありませんでした。今は親の負担が多すぎると思います。
監督やコーチは今と同じでボランティアですが、強要することもありませんし、楽しく体力づくりをすることが目的でした。
今や親や祖父母の参加も当たり前で、子供が少ないのも理由の一つかもしれませんが、両親がいない子供や仕事の子供は入るとみじめな思いをするだけになるのです。
「スポーツ」一つをとってもずいぶん時代が変わりましたし、家庭環境により格差も出ているように感じました。
近鉄名阪まる得きっぷ、名鉄電車回数券、廃止になった切符たち!
「ばばあ3」
ばばあがお店番をしていて、せっかく足を運んでいただいたのに「ありません」とお断りすることはとても申し訳ない気持ちです。その中でダントツ多いのが近鉄名阪まる得きっぷです。
当店ではホームページを始め、ツイッター、フェイスブック等で、在庫状況や廃止になる商品情報を随時更新中です。情報をしっかり受け取っていただいて、無駄足のないようと願うばかりです。
1.名阪まる得きっぷ(アーバンライナー)
引用 近畿日本鉄道公式HP
2017年12月30日で廃止になりました。名古屋⇔難波を定価の1000円近くも安く利用できる切符を金券ショップは販売していました。名阪まる得きっぷの回数券をバラ売りしてお安く提供していたんですね。
新幹線も格安で販売していますが、アーバンライナーはより安くなっていたので、大変人気がありました。
廃止になった理由は、収益改善、ICカードの利用向上、窓口業務の負担軽減等言われております。
格安切符は廃止になりましたが、廃線にはなっていません。定価では乗れますよ、念のため。
\例えば、東京⇔大阪[片道]2,800円〜/
高速バス・夜行バスの予約は【ウィラートラベル】
2.名鉄回数券(犬山線)
2012年2月廃止。6年以上も前に廃止になっていますが、いまだに問い合わせが多くあります。
例えば犬山⇔名古屋間を平日、時差、土休日と3種類の切符があり20円〜100円程度安く販売していました。
ICカードmanacaになり便利にはなりましたが、たまに乗車するくらいではポイント還元はありません。
本線は今でもお得な回数券が存在します。JRとの競合があるからでしょう。悔しいですね。
3.青春18きっぷ
廃止ではありませんが、発売期間でない時期に「18きっぷありますか」というお問い合わせが度々あります。
18きっぷは春夏冬の一定の期間しか発売されません。年中あるわけではないのです。
「青春18きっぷ」の名前の由来は学生さんが春休み、夏休み、冬休みにお安く利用できるように出来た切符です。使用者の年齢制限はありませんが、学生の休みに合わせて発行されると覚えておくと良いでしょう。
ですから今が「青春18きっぷ」の使用できる期間ですね。端数の回数が出た場合はツイッターにて随時更新しています。ご確認頂くことが、早い入手方法です。
お取り置き等は一切していませんので、よろしくお願いします
まとめ
・近鉄名阪まる得きっぷは昨年末に廃止
・名鉄犬山線回数券は6年前に廃止
・青春18きっぷは春夏冬しかない
時代も変わりチケットレスの時代になってきています。便利にはなるものの割引、お得からは遠くなっているように感じます。金券ショップならではのお得、節約に繋がるような情報をこれからも発信していきます。
青春18きっぷにつきましては別ブログにて使用方法をご紹介しています。そちらもご参考にしてください。
参考ブログ 18きっぷ1回券、2回券欲しい!簡単に手に入りません
中国での大学留学に必要な費用と生活そして教育に対しての考え方!(7年前の場合)
「ばばあ2」
ばばあの長男は以前に中国の「△華大学」へ留学していた話をしました。では費用的にどのくらいかかるのでしょうか?中国での教育は?
皆さんは、日本との物価の違いなども考えると日本の大学よりも安く行けると思いますよね。そこで、実際はどのくらい必要だったのかご紹介いたします。
1.ビザ申請
中国でするのではなく日本の領事館に出しますので、日本の物価と考えてよいでしょう。数万は必要だった覚えがあります。
申請先までの領事館の費用も必要になりますし、健康診断も一緒に提出しなければなりません。健康診断費用は保険がききませんので、簡単な健康診断でも15,000円ほど必要でした。病院も指定され、どこでもよいわけではありません。
2.中国への渡航
渡航費用は格安チケットなどを利用する場合もありますが関西空港経由ならばお値打ちですが、関西空港までの費用が必要で、帰国の場合は新幹線の乗り継ぎなどが悪く、新幹線に間に合わない場合もあります。
セントレア空港を出発のセントレア着にしないと飛行場で1泊しなければならなくなります。セントレア発の場合はほぼ時間通りに出発しますが、セントレア着の場合でも時刻についたことなどはありません。平均して1時間〜2時間遅れになるか、1時間早くなるかで、予測が立ちにくいです。
費用はセントレアの場合は片道7万から8万は必要になります。中国国籍の場合は何故か往復で5万ほどでチケットが購入できます。この落差は何なのでしょう?
3.保険の費用
留学の場合は当然ですが、一般の保険会社に保険を入って行かなければなりません。1年間の費用としては30万近く必要になります。
一番高く感じましたね、但し、中国で病院にかかる場合はタクシー代なども出ますし、一流の病院を紹介されます。対応も日本語でされて、申請も楽にできるようです。
都会の学校ならばよいのですが、田舎の学校などは病院までの時間が大変ですね。
4.大学での必要な費用
授業料は日本の国公立大学より若干安い程度です。学生寮費が部屋により値段が違い、長男は2人部屋にしてくれたのですが、食事なしで、お風呂ではなく共同シャワーでも月に3万〜5万は必要になります。
安い部屋から埋まるので、すぐに年払いで安い部屋を安い押さえる必要があります。遅くなると高い部屋しか空いてないので1か月5万以上になってしまいます。ただし、1人部屋になります。
そして、留学生の建物は一番遠くになるので、教室の建物まではとても遠いです。学校の敷地自体が広大で、正面の門から裏門までの距離は名古屋駅から栄駅ぐらいまでの距離です。留学生は裏門の近くに寮があります。
中国人学生の寮とは建物が違います。中国の大学は学生が強制的に2年までは寮に入らなければなりません。たとえ大学の隣に自宅がある場合でも、規則で寮生活になり、近い人は週末には自宅に帰る人が多いそうです。
大学内の移動は自転車やバイクになります。
食事は大学近くのスーパーや屋台、大学内の売店であらかじめ購入しておいて食べる事が多かったようです。大学での学食は中国人の方々が食べる味なので、慣れるまで時間がかかると思います。
長男は平気でした。1食100円ぐらいでボリュウムのある食事です。大学内に清掃する方や学食を作る方が家を建て、子連れで住んでいるのは驚きました。
ある一角に何件も終戦後の日本の家のような建物があり、ロープに洗濯物がかかっていたので、長男はに尋ねると、大学の賄や清掃の仕事をしている人々でした。ですから、大学内はとても清掃は行き届いていました。
5.仕送り
仕送りは中国銀行に口座を作り、通帳は私が持ち、キャッシュカードを息子に持たせて日本の中国銀行へ入金し、中国で出金をする方法を取りました。
何故かといえば、送金よりも大学内に中国銀行があるので、手間も少なくて済みますし、確実に本人の手元に届きます。中国で為替手数料は日本で両替するよりもキャッシュカードを元にして出金した方が安くつきます。
元来、贅沢をする性格ではありませんので、お金がなければ無いなりの生活をしていたようです。
6.日本からの宅配便
郵便局から荷物を送るのですが、これが一番高くつきました。そして、一番神経を使うところです。よく送ったのは日本のチョコが付いたお菓子と雑誌です。
日本では当たり前のものでも、時としては違反になり没収や目をつけられたりします。必ず長男に確認し、物品は送りました。
7.洋服や靴など
衣類や靴は数百円の安いものから数千円までの物が大学内の売店で購入できますが、2000円ぐらい出すと、とて良質のものが購入できます。
生地もしっかりしていて、日本での6,000円〜8,000円位の商品を手に入れる事が出来るので、あえて持ち込む必要がないことがわかりました。
8.日本と中国の教育の違い
中国の場合は行きたい大学を受験するのではなく、学力により大学が決められるそうです。自分の意志で大学が決まる訳ではなく、希望の大学へは何年もかかっても行くことができません。
但し、大学での費用は国が持ってくれるので、負担はありません。学力により大学が選ばれてしまうので、とても遠くの学校へ行かなければならない人もいます。中国の大学受験のレベルに達していないなどの場合は
裕福な家庭の子供たちは中国の大学へ入学できないので日本、韓国やアメリカ、ヨーロッパなど各国に留学するそうです。
学生は授業料が無料なので、国の行事などには協力しなければなりません。選ばれた場合はマスゲームなどの練習のために授業後や夏休みなど、何カ月も練習に通うのです。
まとめ
・留学ビザ申請に指定の病院で健康診断を受診する必要があり、費用は15,000円ぐらい
・渡航費用は日本人国籍と中国人国籍により違い片道7万から8万ぐらいかかる
・保険の費用が一番高く感じる、保険では日本で入って行かなければならないので30万ぐらいかかる
・寮費は1か月食事なしで3万から5万です。年払いをしなければなりません。
・授業料は日本の国公立大学の費用より若干低い程度です。
・食費は1食100円位で済みますが、中国人の方の味で、日本の中華料理とは違います。
・仕送りは口座に日本円を入れる事により大学内の銀行で出金し為替手数料を払う方が一番安い
・荷物を送るときは費用も高いが入れるものにより、許可が出ない場合があるので下調べが必要
・必要品は日本価格位を出せば、日本より良質なものが手にはいる
・中国人の大学費用は無料だが、学力により大学を決められ、希望校へ入ることは出来ないし、2年間は強制的に寮生活をさせる。
上記のように日本とは教育事情もちがいます。日本の様に各家庭が子供の学校の費用を出すのではなく優秀な人材は国が育てる仕組みになっています。
大学にもよりけりでしょうが、特に差別的なことはありませんが、費用的にアメリカと同じで留学生価格の様に1年間では私立大学の1年分の授業料ぐらいは費用が必要になります。
ちなみにアメリカの場合は年間500万は覚悟が必要になります。
当時、長男の行った「△華大学」は首相等の出身校だったので、恵まれた環境の大学でした。
長期の休みに日本に帰ってきて、大学に戻ると建物が2つ3つと増えていることもあったようです。
特にびっくりしていたのは大学の記念式典に出身大学であることをアピールするために首相みずから来ることもあったそうです。
学生に対しての援助は日本が世界でも低い方であることは知っていましたが、未来の国の事を考えれば優秀な子供を育てるのも国の役目かもしれません。日本では考えられない事ですよね!
あくまでも長男が行っていた7年前のことですので今は若干の違いがあるでしょう。
2018年08月20日
「東大」へ行かせた伯母の子育てと意地!(40年前の出来事)
「ばばあ2」
40年近く前に母の姉の息子は一浪し「東大」へ行きました。今は伯母も亡くなり、ばばあの「いとこのE」とは疎遠になってしまいましたが、当時の子育てとしては、珍しい教育でした。今では当たり前になっています。
先見の目があったのか、一人息子の為にと必死だったのか、伯母が亡くなった今ではわかりませんが、伯母の家は、伯父の親と同居で田舎の一般家庭以下の生活水準でした。
1.幼少期
「Eちゃん」はとにかく負ける事が嫌いな子供でした。よくトランプで遊んだのですが、ばばあよりも2歳年上だったこともあり、ばばあに負けるととても悔しがって中々終わりません。
当時のトランプ遊びはもっぱら「神経衰弱」です。何度も対戦するのですが、「Eちゃん」にばばあが2回に1回は勝っていたので、それが許せなかったのでしょう。
ばばあも勝気なところがあったので、意地でも負けまいと必死でした。
2.小学生
1,2年生の頃は祖母の家へも、顔を出していたのですが、3年生になるとパタリと来なくなりました。勉強時間が減るのが嫌と言う理由でした。
まだまだ、遊びたい時期に変な「Eちゃん」と思っていましたが、中学受験を狙っていたようで、6年生になると毎月、私立中学の模擬テストを受けていました。
当時は一般家庭の子供が私立中学に行く事などは考えもありませんでしたが、ひそかに狙っていたようです。「Eちゃん」は伯母が念仏の様に唱える「東大にいくんだよ!」の言葉に洗脳され、日々努力を重ねていたのです。
3.中学生
残念ながら私立中学は滑り、地元の中学へ入るのですが当然学力は高かったので、中学の授業中に先生を困らせる質問をしたりして伯母が学校に呼び出されることが度々ありました。
当時はまだ、英語は学校で習うぐらいで、今の様に英語塾などはありませんし、伯母の家の経済状況では遠くの塾に行かせることなどは無理なので、英語を身近に感じさせるために英字新聞を毎日読ませては、英語の勉強をさせていたのでした。
当時の食事は自分の家で採れた野菜中心で伯母も働きながら息子の為にお金を工面していました。本人の欲しいと言う参考書は、休みの日に「丸善」まで購入しに出かけていました。
4.高校生
「Eちゃん」は一生懸命勉強した甲斐があり、県でも1.2番の進学校へ入学しました。しかし彼の中では高校はあくまでも一つの通過点でしかなかったのです。
入学当時から「東大」しか目になかったようでした。学校までの通学時間はとても長かったのですが、高校3年生には有名塾に入塾し「東大」目指して頑張りぬいたのです。しかし、結果は不合格でした。
5.浪人時代
経済的にも余裕が無かったのですが、彼は私立大学へ行くのではなくあくまでも「東大」にこだわっていたのでした。1年間は塾での勉強と模擬テストの連続で、自宅にいる時も自室から出る事もありませんでした。
当時の有名塾の値段は私立大学の1年間の授業料と同じで、全国模擬テストのお金、参考書、交通費などもろもろを考えると、当時では珍しいぐらい「Eちゃん」にお金をかけていたのです。
大学受験参考書・赤本、予備校テキスト買取サイト「学参プラザ」
6.東大合格
晴れて「Eちゃん」は伯母の洗脳通りに「東大」へ合格したのです。その時の親子の喜びは半端ではありませんでした。その後、自宅にある参考書などをばばあにあげるから自由に持って行ってもいいと言われたのですが、ばばあには宝の持ち腐れにしかならない参考書でした。
今のばばあなら即、買取業者に持ち込んでいたのですが、当時はまだそような知恵が無く、伯母のかたずけを手伝うぐらいでした。
7.一流商社へ
その後「Eちゃん」は一流商社に就職するのですが、本人の希望は愛知での就職と悩んでいたようでした。しかし、伯母の勧めもあり東京でそのまま就職をするのでした。
何度も伯母に東京へ来ることを勧めたのですが、伯母は亡くなる最後までほとんど行く事をしませんでした。
理由は伯母が子供の頃の怪我が元で、片目が見えなかった事と田舎者が行って息子の汚点になるのではと心配をしていたからです。
唯一進んで出かけたのは「Eちゃん」がニューヨーク勤務の時にビジネスクラスでアメリカへ呼んでくれた時だけでした。
まとめ
・幼少期から負けるのが嫌い
・小学生の時から「東大」へ行くものと洗脳されていた
・中学生の時から英語の勉強の為、英字新聞を読んでいた
・県でも有名な進学校へ通うが通学に時間がかかっても塾へ入り勉強づけの毎日
・浪人時代は塾と模擬テスト、自室から出る事はほとんどない
・東大へ合格後、母の勧めでそのまま東京の商社へ就職をする
・息子の汚点にならないように、亡くなるまで、息子の所へは殆ど行く事は無かった
一人息子と言うこともあり、昔の嫁の立場が良くは無かったことの表れかもしれません。息子を立派に育てる事こそが、片目の不自由な伯母にはすべてだったのでしょう。
後に聞いた話ですが、仕送りも大変だったので、消費者金融にお金を借りてまで仕送りをしていたそうです。「Eちゃん」も経済状況は分かっていたので、就職後に出張で来るときや奥さんに内緒で仕送りをしていたそうです。
今の時代とは少々かけ離れてはいますが、「信じる事と実行する事」が彼の未来を切り開いたのでしょう。
商品券で家電も食事も節約、今すぐ金券ショップへ!
「ばばあ3」
前回信販系商品券を使おうと思っても断られたり嫌な顔をされたりと使い勝手が悪いから換金される方が多いお話をしました。
今回はそんなことにもめげず、節約にまい進する方のためのお話です。最も出回っているJCB商品券で考えてみました。
1.購入は金券ショップで
引用 JTBナイスギフト公式HP
まずは金券ショップで格安で商品券で購入することからスタートです。だいたい1000円券が985円で販売しています。1.5%の割引率です。
「クレジットカード支払いでポイント貯めているけど」という方。ポイント率は0.5%が多く、高くても1%、
商品券の勝ちです。
好条件の派遣のお仕事なら
2.電化製品を買う
1000円でたったの15円?と思われた方も高額な家電を購入する時はどうでしょう。10万円のものでしたら9万8500円になり1500円もお得になります。なんだ1500円とは思えませんよね。
使用できる主なお店は、エディオン、ヤマダ電機、上新電機、マツヤデンキ、ケーズデンキ、ビックカメラ等です。
3.食事に使う
食事に使えるとは以外に思いつかないのではないでしょうか。ご家族で出かけたらそこそこのお値段になります。金額が大きいということは商品券で支払えば、割引額も大きいということです。
使用できるお店は、木曽路、ステーキ宮、かに道楽、梅の花、デニーズ、和食さと等です。
4.個人のお店で使う
少数ではありますが、個人のお店(靴屋さんやふとん屋さんは見たことがあります)が現金の代わりに商品券で支払いができるところがあります。チラシやホームページで探してみてみましょう。
まとめ
・節約するには金券ショップで商品券を購入
・電化製品の支払いは商品券で
・食事の支払いは商品券で
・個人の使えるお店を探してみる
高額なものを購入する時、ポイントも貯まるしクレジットカードでと思われるでしょうが、実はカードより商品券で支払った方がお得なんですね。
使用される時は、支払いが可能な商品券の種類をお店に確認されてから、金券ショップで購入されるとよりお得感が増します。
2018年08月19日
国公立か?私立か?国家資格が必要な場合は同じ!就職先が問題!
「ばばあ2」
ばばあの姪は今、理学療法士になる為に学校へ行っています。私立の為授業料も高いですが、とても厳しく1日でも休むとついて行けなくなるので、学校は休むことが出来ません。
そして、研修を休むと退学になると言われているそうです。受験当時に国公立の地方にするか、地元の私立にするかさんざん悩みました。その時のお話をします。
1.地方の国公立の受験
姪はセンター試験の結果が思わしくないので、希望校の受験を諦めて、地方の国公立を受験することを望みました。
しかし、その場合は受験する学科も変更しなければなりません。そうなると、大学の研究室に残るか会社に就職しても限られたた分野での研究をしている先しかありません。
受験先の地方ではあるのか、無いのかがわからず、就活には苦労しそうなことが目に見えてました。そのことを考えると断念するしかなかったのです。
2.私立の受験
私立大学の希望先はすでに合格していたので、自宅から通うことが出来、本人の希望学科へ行く事が出来ました。しかし、入学金や授業料、教科書等の高い事は天下一品!
特に医療系になると白衣なども必要になり、今まで聞いたことのない事ばかりの連続だったようです。弟夫婦も覚悟はしていたようですが、ここまでかかるとは思っていなかったようです。
しかし、地方の国公立に行けば当然生活費などの仕送りが必要になるので、自宅から通う私立大学の授業料とあまり変わらないようです。
3.医療系の場合は国家資格が必要
国家資格が無ければ就職できない場合は、学校ではなくまずは資格になります。資格が無いと就職はできません。重要なのは国家資格と技術です。
資格を取り、その後は私立の大きな大学の場合は、系列の病院を多く持っていたりしますので、殆どの場合は系列の病院で働くそうです。
4、研修先は系列病院でただ働き
研修とは名ばかりで、お金を払って働かせて頂いているようなものだそうです。昔の丁稚奉公と同じかもしれませんね。
病院により、考え方や指導の仕方も違います。系列病院に就職が決まった場合は即戦力になるので、優先的に雇ってはもらえるでしょう。
5.大学が終着点ではない
燃え尽き症候群の様に大学へ入ってしまうのが目標で、その先の事を考えずに大学選びをする学生が殆どです。当然、ばばあの次男もそうでした。
しかし大学を出たからと言って、希望する職種につける人はごくわずかです。スキルアップをする前に「こんな筈ではなかった。」と思い転職をするのが、今の若者です。
まとめ
・地方の国公立と地元の私立で悩む・授業料は高いが、仕送りの金額を考えるとあまり違いはない
・医療系は国家資格なので、どの大学よりも国家資格と技術が必要
・研修先は系列病院で技術磨きとはいいますが、お金を払ってただ働き
・大学入学が最終地点ではなく、あくまでも通過点
ばばあの長男も学校にこだわったのですが、あくまでも大学は通過点であり、その後、学んだ知識をどのように生かすかが問題なのではないでしょうか。
姪が医療系を志したのは、祖母のリハビリの大変さを目の当たりにし、自分もリハビリを必要としている人の手助けになりたいと志したそうです。
目標を持っている学生は遠くても休まず頑張って続けられるのが本当の様です。