2018年08月21日
少年野球を辞めた理由は?子も親も負担が大きい!
「ばばあ2」
ばばあの息子たちは近所の友人の勧めで長男は小学2年から、次男は小学1年から始めました。自宅近くに遊ぶところもなく、室内で遊ぶしかなかったのです。
体力づくりの為に始めたのですが、ばばあの頃のスポーツ少年団の少年野球とは全く違っています。
1.土日の朝から16時まで
小学1年生の子供にとっては体力的にくたくたになり、帰るとすぐに夕食を食べずに寝てしまいます。宿題どころでありませんでした。何故か子供がいつも疲れた顔をしていた。
小さい子供には負担にしかなりませんでした。
2.親子で参加が当たり前
お父さん達はチームの監督やコーチ、審判などをやらなければなりません。確かに親子で出来る人たちは良いのですが、ばばあの家は土日だからと父親が休むことはありません。
ばばあも土日に仕事が入ることが多く、子供と共に参加は出来ないのです。その場合は子供の立場も不利になり、選手として選ばれることがありません。
練習を休むのも一苦労で、休みの連絡をするとみんなから遅れるので休まないように言われます。
3.順番で親のお茶当番が回ってくる
お茶当番は断ることが出来ず、監督やコーチの為にお茶の用意をして持参しなければなりません。お茶当番を断ることは絶対に出来ないのです。
その場合は仕事を休みにしてでも出かけなければなりませんでした。
4.試合の時には子供達を乗せて遠くまで遠征
殆どの場合はコーチや監督の車に乗せて行ってもらうのですが、人数が多いときは送らなければなりません。
ばばあは他人の子供を乗せて事故などでも起きた場合の事を考えると不安で、とても嫌で仕方ありませんでした。
5.練習試合には親の見学は必須
練習試合には親も応援に行かなければなりません。自分の子供が出なくてもテンション高く、応援しなければならないのが大変です。
参加しないと後から監督さんに「親が来ると子供が頑張るから、必ず参加してください」と言われるのです。
6.塾が忙しくなり辞めることに
長男はもともと動くことが嫌いで、野球もやりたくはなかったのですが、次男に付き合う形で参加しました。しかし、塾の模擬テストなどがあるようになり、日曜日に参加できなくなったので、辞める事になりました。
次男は希望して入ったのですが、もともと自由人の彼は拘束されることを一番嫌う性格です。辞めたい理由を聞いたときの答えが「自衛隊みたいで嫌!」「楽しく野球をしたかった。」と答えました。
その言葉を聞いて強要する事でもないし、楽しく野球をしていると思っていたのとは違っていたのでした。「ばばあ」からしてみれば次男の答えにホットしました。これで野球から解放される事が一番うれしかったです。
まとめ
・低学年には少々きつい練習内容でした
・昔のスポーツ少年団をイメージしていたらまっく違う
・親子で参加しないと選手に選ばれない
・お茶当番は当たり前に回ってきて拒否できない
・子供達を乗せて遠くへ遠征は親の負担も大きい
・練習試合の親の見学は必須
・自衛隊みたいで楽しくないと辞める決意をする次男
ばばあが子供の頃はスポーツ少年団に親が参加することが珍しく、よほど大きな大会が無い限りはありませんでした。今は親の負担が多すぎると思います。
監督やコーチは今と同じでボランティアですが、強要することもありませんし、楽しく体力づくりをすることが目的でした。
今や親や祖父母の参加も当たり前で、子供が少ないのも理由の一つかもしれませんが、両親がいない子供や仕事の子供は入るとみじめな思いをするだけになるのです。
「スポーツ」一つをとってもずいぶん時代が変わりましたし、家庭環境により格差も出ているように感じました。
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