2018年08月22日
スポーツで極めるのは楽じゃない!スポーツ推薦の甥達のその後…兄の場合
「ばばあ2」
ばばあの義姉の息子たちは小学生の時から野球をやっていて兄弟そろってとても上手であった。
義兄も監督などをしていたせいもあり、野球漬けの毎日だったのです。
1.土日はとにかく野球
小学校に入ってからは天気の良いときは必ず野球の練習があるので、遊ぶ暇もない生活を送っていたようです。当然のように勉強には力が入りませんでした。
体格の良い甥の兄の方は、もともととても甘やかされて育って来たので、スポーツを通して精神力の鍛錬と太りすぎを直すのには良いのではないかと思っていたのです。
学年が進むにつれ体は大きくなるばかりで、一向に痩せる気配もありませんでした。とにかく野球が好きで一生懸命に練習をしていたのですが、体の大きさがハンディーになってしまったのです。
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2.高校受験はスポーツ推薦
実力はあったのですが、本人の意思とは反し、スカウトされるのは野球ではなく、レスリングや相撲、ラクビーなどでした。
結果、公立ですが全寮制のスポーツ科のある学校へ行くのです。しかし、野球の夢はあきらめきれないのです。スポーツ科があっても野球が強いわけでもないので、ラクビーのスカウトを受けることになります。
部活動をラクビーに変わるのです。そしてもともとの体格を生かし、直ぐにレギュラーになれるのです。
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3.ラクビーで大学は推薦入学
ラクビーと言えばみんな大きな人ばかりで、甥は体格に恵まれていたのでラクビー推薦をもらえたのです。しかし、早くからラクビーをしていた人達に比べると少々遅れをとっていたようです。
スポーツの場合、推薦で授業料が必要なくても寮費や体を作るために、監督やコーチからプロテインやサプリメントを飲むように勧められるのです。その費用は半端な金額ではありませんでした。
毎日、朝から晩まで授業を受けるのではなくラクビーだけの日々で、テストも「ラクビー部・名前」で提出するだけで単位はもらえるそうですが、普通の生活からはかけ離れていたのです。
スポーツ、芸術はお金がかかるとは聞いてはいましたが、一般家庭では学校側の求める身体造りをする費用が一番大変なのでした。
4.大学3年で退学をする
このまま続けても何処まで出来るのか自信がない事、体が資本なので一生続けられない事などを理由に大学を去るのです。普通に授業料を払い、一般の学生の様にテストで単位を取っていけば残る事も出来たのです。
しかし甥はスポーツ推薦で入ったので、学力がそこまでともなっていなかったのです。退学をするしか方法がなかったようです。
5.高校の恩師の紹介で実業団へ
高校の恩師の紹介で実業団のラクビー部に入るのですが、本人に続ける自信がなく、ほどなく会社も退職するのです。
その後、スポーツだけを極めていたのでどのように人生の選択をしていったらよいのかわからず、いまだ迷走を続けるのです。
まとめ
・土日は野球漬け日々で勉強は遅れ気味
・高校受験はスポーツ推薦で入学、しかし希望の部に入らず
・ラクビー部のスカウトを受けラクビーを続ける
・大学もスポーツ推薦で入学するが先の事を考え2年で学校を退学
・スポーツだけの学生時代で、どのように生きていくのか先が見えず迷走の日々
少しスポーツがうまく出来ても、スポーツや芸術などで身を立てて行けるのはごく一部で、それまでに親の援助は計り知れないほど多額にかかるのです。
あくまでも、趣味の一環で済ますのならば良いでしょうが、身を立てる人は氷山の一角よりも厳しいようです。
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