アフィリエイト広告を利用しています
ca-pub-0914149920910766

2025年01月07日

日本人は、税と年貢を完全に同じものと考えている

日本人は、税と年貢を完全に同じものと考えている。
--------------------------------------------------
ねんぐ【年貢】
[名]
(1)領主が農民に課した租税。
◇江戸時代には田の年貢は米納、畑の年貢は現物と金納を原則とした。
(2)明治以降、小作人が地主に納めた小作料。
--------------------------------------------------
そぜい【租税】
[名]
国費・公費をまかなうために、国・地方公共団体が一定の法律手続きによって国民・住民・消費者などから徴収する金銭。国税と地方税とがある。
税。
税金。
--------------------------------------------------
上記二つだけの知識だと、年貢と租税は全く同じモノである。
だが、現在の日本は、国費・公費を賄う手段は税だけではない。
通貨発行権を持っているので、国債を発行して現金を増やすことが可能なのだ。
債務と言っても、日銀が総て買い取り、返済期限が来たら借り換えをするだけなのだ。
後の世代に借金を残すという考え方は全くの間違いである。
国債が増えると言うことは、日本では通貨が増えることになる。
通貨が市場に流れれば物価は徐々に高くなり、経済が活発になる。
更に経済が活発になると物価が急激に上昇し、インフレになる。
マネーサプライ(市場の通貨流通量)が多ければ経済が暴走する可能性がある。
--------------------------------------------------
マネーサプライ[money supply]
[名]
市場に流通している通貨の総量。貨幣供給量。通貨供給量。
--------------------------------------------------
そうなった場合、インフレを抑えるために租税を多く取る。
つまり、租税は通貨の量を抑える調整弁の役割を果たしている。
日本の場合、何故経済が上向かないのかと言えば、消費税を掛けているからだ。
--------------------------------------------------
しょうひぜい【消費税】
[名]
(1)特定の物品・サービスの消費に課せられる租税。個別消費税。
(2)原則としてすべての物品・サービスについて、製造から小売りまでの各段階で課税される国税。
一般消費税。
--------------------------------------------------
消費税は景気の良し悪しに関係なく、国民に課せられる租税なので、敬愛の調整弁の役割とする場合、消費税率の調整が景気の良し悪しで変更されなければならない。
だが、自民党政府は消費税導入後から”安定財源”などと意味不明な事を言い、3%、5%、8%、10%と税率を景気の良し悪しに関係なく上げ続けてしまっているのだ。
結果が、現在の日本国民の貧困に繫がっている。
江戸時代には田の年貢は米納、畑の年貢は現物と金納を原則だ。
江戸時代は藩制度の地方分権だった。
そこで藩内では年貢などの現物を貨幣に変えて経済を回していた。
貨幣とは藩札と言われるモノを発行した。
--------------------------------------------------
はんさつ【藩札】
[名]
江戸時代に諸藩が発行し、その領内だけで通用させた紙幣。
--------------------------------------------------
江戸時代でも大きな事業を行う場合は、藩札を大量に発行して事業を行った。
そして、藩札を租税として回収することも行っていたに違いない。
経済の調整は貨幣の供給量で制御するのは、今と変わらない。
どの時代も経済を活発にして民を豊かにする。
税は財源ではないのだ。



プロフィール
サダー・パリブータさんの画像
サダー・パリブータ
ジャンルに囚われず、気ままに情報発信してゆきます。 Twitter(X)やFacebookなどもやっています。
プロフィール
<< 2025年01月 >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
リンク集
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
最新記事