東京都の新型コロナウイルスに関するモニタリング会議が24日開かれた。新規感染者は今夏の「第5波」ピーク時の15%以下に減ったが、入院患者や重症者は約50%にとどまっており、専門家は「この高水準の状況で増加に転じれば、医療提供体制は再び危機的状況になる」として、感染者をさらに減少させるべきだと訴えた。
会議では、都内の主要繁華街でお盆の時期前後から、ワクチン未接種者の夜間滞留人口が急減しているとのデータが示された。都医学総合研究所社会健康医学研究センターの西田淳志(にしだ・あつし)センター長は「(昨春の)1回目の緊急事態宣言時の最低水準にまで減っている」と指摘し、感染者が減少している要因の一つではないかと推測した。
8月以降に死亡した新型コロナ感染者でワクチン接種の有無が判明した412人のうち、未接種だったのは325人で約8割に上ることも報告された。2回接種済みの死者は49人。うち48人が60歳以上で、残りの1人は基礎疾患があった。
東京iCDC(東京感染症対策センター)専門家ボードの賀来満夫(かく・みつお)座長は「ワクチン接種によって、感染者の死亡リスクを減らす効果があると考えられる」との認識を示し「引き続き分析し、情報発信していく」と述べた。
とのこと、東京が増えると全国的に広がるので動向を注意!
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