2009年05月12日
豚インフルエンザ よくある質問と答え (米国CDC)
豚インフルエンザ FAQ 参照 CDC(米国疾病予防管理センター)
▼「ブタインフルエンザ」とはなんですか?
豚インフルエンザ(swine flu)はA型インフルエンザウイルスによってひきおこされる豚の呼吸器の疾患で、豚でアウトブレイクを定期的に起こしています。
通常、人は豚インフルエンザを発症しませんが、人への感染は起きる可能性があります。
豚インフルエンザウイルスが人から人に広がっていったことが報告されていますが、過去には、この広がりは限定的であり、3人の人を超えて持続的に広がったことはありません。
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▼「ブタインフルエンザ」とはなんですか?
豚インフルエンザ(swine flu)はA型インフルエンザウイルスによってひきおこされる豚の呼吸器の疾患で、豚でアウトブレイクを定期的に起こしています。
通常、人は豚インフルエンザを発症しませんが、人への感染は起きる可能性があります。
豚インフルエンザウイルスが人から人に広がっていったことが報告されていますが、過去には、この広がりは限定的であり、3人の人を超えて持続的に広がったことはありません。
▼豚インフルエンザの症状はどんなものですか?
豚インフルエンザの症状は季節性のインフルエンザと同じような症状で、熱、咳、のどの痛み、体の痛み、頭痛、悪寒、だるさなどがあります。
豚インフルエンザと関連する下痢や嘔吐の報告があります。
豚インフルエンザに感染した人で重症者(肺炎及び呼吸困難)及び死亡の報告があります。
季節性のインフルエンザと同様に、豚インフルエンザは慢性的な基礎疾患を悪化させることがあるかもしれません。
▼豚インフルエンザはどのようにしてひろがりますか?
豚インフルエンザA(H1N1)のひろがりは、季節性のインフルエンザと同様に発生すると考えられています。
インフルエンザウイルスは、インフルエンザに感染したヒトの咳またはくしゃみで人から人へ主にひろがります。
インフルエンザウイルスの付着した物に触って、その手で口や鼻を触ることによって人が感染することもあるでしょう。
▼人から人へはどのように感染しますか?
感染した人は症状が出る1日前から、病気になった後7日以上まで、他の人を感染させることがあります。
つまり、あなたはインフルエンザにかかっている時はもちろん、インフルエンザにかかったことがわかる前に、他の人にインフルエンザをうつすことがありうるわけです。
▼インフルエンザにかからないようにするためにはどうすべきですか?
まずすべきでしかも最も大切なことは、手を洗うことです。健康な状態を維持するようにつとめましょう。睡眠をよくとり、体力を維持し、ストレスを管理し、水分を十分とって、栄養のある食物を食べましょう。
インフルエンザウイルスで汚染されている可能性のある面には触れないようにしましょう。
病気の人と密接に接触するのは避けましょう。
▼豚インフルエンザの治療薬はありますか?
豚インフルエンザの治療薬はあります。
CDCは豚インフルエンザウイルスの感染の治療や予防にオセルタミビル(訳註:商品名タミフル)またはザナミビル(訳註:商品名リレンザ)の使用を推奨しています。
抗ウイルス薬は処方薬(錠剤、液体または吸入)であり、体内でインフルエンザウイルスの増殖を防ぐことによりウイルスと戦う役割をします。
感染した場合に、抗ウイルス薬が症状を和らげ回復を早くすることできます。
また、抗ウイルス薬はインフルエンザの重篤な合併症を予防できるかもしれません。
治療のために、発症後すぐ(症状が出てから2日以内)に抗ウイルス薬の使用を開始すれば、抗ウイルス薬は最善の効果が期待できます。
▼どの位の期間、感染した人が他人にうつす可能性がありますか?
豚インフルエンザに感染した人は、症状がある間、そして発症してから最大7日間他人にうつすことがあると考えるべきでしょう。
子供(特に低年齢の子供)はより長い期間他人にうつすことがあるかもしれません。
▼どんなものが感染源になりやすいと考えられますか?
病原体に汚染されたものに触れて、その手で眼・鼻・口を触ると、病原体がうつる可能性があります。
感染者の咳やくしゃみからでる飛沫は空気中を移動します。
机のような面に他の人から出た呼吸器系飛沫(つば)にある人が触れ、手を洗う前にその手でその人自身の眼・口・鼻に触れた場合、病原体がうつる可能性があります。
▼ウイルスは体外でどの程度の期間生きることができますか?
公共の場のテーブルやドアノブ、机などの表面で、ウイルスや細菌が2時間あるいはそれ以上生きることがあることが知られています。
頻繁に手を洗うことで、感染の機会を減らすことができるでしょう。
▼個人での感染予防でできることは何ですか?
豚インフルエンザ予防に効くワクチンは現在ありません。
以下の日常の予防方法をとって下さい:
* 咳またはくしゃみをするときは鼻や口をティッシュで覆ってください。使用したティッシュはゴミ箱に入れてください。
* 特に咳またはくしゃみの後では、石鹸と水を使用し手を頻繁に洗ってください。アルコールを成分に含んだ手指消毒薬も効果的です。
* 眼・鼻・口に触るのを避けて下さい。病原体はこの経路でひろがります。
* 病気のヒトとの密接な接触は避けましょう。
もしインフルエンザにかかったような症状がある場合は、CDCは他人を感染させないために、職場または学校に行かず他人との接触をできるだけ少なくすることを推奨します。
▼ウイルスが咳やくしゃみで広がることを防ぐ最もよい方法は何ですか?
もし具合が悪い時は、他人との接触をできるだけ少なくし職場や学校に行かないで下さい。
咳やくしゃみをする時にティッシュを使って口や鼻を押さえて下さい。こうすることにより周囲の人が感染するのを防ぐことができるでしょう。使用後のティッシュはゴミ箱に捨てて下さい。
もしティッシュを持っていない場合は、咳やくしゃみをする時に手で覆って下さい。そののちに手を洗い、咳やくしゃみをするたびにそうして下さい。
(個人的見解:やはり上記をふまえるとマスクの意味もわかってきますね。)
▼インフルエンザにかからないようにするために手を洗うもっともよい方法は何ですか?
手を洗うことは自分自身を病原体から守るためにしばしば役立ちます。
石鹸と水で洗うか、アルコールベースの手指消毒薬で洗いましょう。
石鹸と暖かい水で手を洗う場合、我々は15〜20秒間洗うことを勧めます。
石鹸と水が利用できない場合、アルコールベースの手ふきないしはジェルタイプの手指衛生薬を用いても構いません。
それらはスーパーマーケットやドラッグストアで手に入ります。ゲルを使用する場合は、ゲルが乾燥するまで手のひらをこすって下さい。ゲルが作用するために水は要りません。その中のアルコールが手の上の病原体を殺します。
▼万が一発症したときにどうすればよいですか?
もしあなたが、豚インフルエンザ症例が見つかっている地域に住んでいてインフルエンザに似た症状(発熱、体の痛み、鼻水、のどの痛み、吐き気、嘔吐、下痢)があった場合、かかりつけの医療機関に連絡をしてもよいもしれません。
もし、あなたがかかっている場合、あなたは家にとどまる方が良く、他人にあなたの病気を広めないために他人との接触をできるだけ避けるべきです。
もし、あなたの具合が悪くなり、次のような危険な症状のいずれかがある場合は、救急医療機関を受診してください。
子供の場合、緊急の医学的監視が必要な「危険信号」には次のようなものがあります:
* 呼吸が速い、または息がしにくい
* 皮膚の色が青白い
* 水分をあまり摂れない
* 起きないまたは他人と関わりたがらない
* 子供がイライラして抱っこをされたがらない
* インフルエンザのような症状が改善したが、再び症状が現れ、熱と咳が悪化した場合
* 発疹を伴う熱
大人の場合、緊急の医学的監視が必要な「危険信号」には次のようなものがあります:
* 呼吸困難または息切れ
* 胸またはお腹の痛みまたは圧迫感
* 突然のめまい
* 精神錯乱
* 重度または持続的な嘔吐
▼豚肉を食べるか調理すこと豚インフルエンザにかかることはありますか?
豚肉を食べることで豚インフルエンザにかかることはありません。
豚インフルエンザは食品を介して感染が広がることはありません。
あなたが食べている豚肉または豚肉の加工品から豚インフルエンザに感染することはありません。適切に加工や調理された豚肉を食べることは安全です。
新型インフルエンザ相談窓口
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/090430-02.html
豚インフルエンザの症状は季節性のインフルエンザと同じような症状で、熱、咳、のどの痛み、体の痛み、頭痛、悪寒、だるさなどがあります。
豚インフルエンザと関連する下痢や嘔吐の報告があります。
豚インフルエンザに感染した人で重症者(肺炎及び呼吸困難)及び死亡の報告があります。
季節性のインフルエンザと同様に、豚インフルエンザは慢性的な基礎疾患を悪化させることがあるかもしれません。
▼豚インフルエンザはどのようにしてひろがりますか?
豚インフルエンザA(H1N1)のひろがりは、季節性のインフルエンザと同様に発生すると考えられています。
インフルエンザウイルスは、インフルエンザに感染したヒトの咳またはくしゃみで人から人へ主にひろがります。
インフルエンザウイルスの付着した物に触って、その手で口や鼻を触ることによって人が感染することもあるでしょう。
▼人から人へはどのように感染しますか?
感染した人は症状が出る1日前から、病気になった後7日以上まで、他の人を感染させることがあります。
つまり、あなたはインフルエンザにかかっている時はもちろん、インフルエンザにかかったことがわかる前に、他の人にインフルエンザをうつすことがありうるわけです。
▼インフルエンザにかからないようにするためにはどうすべきですか?
まずすべきでしかも最も大切なことは、手を洗うことです。健康な状態を維持するようにつとめましょう。睡眠をよくとり、体力を維持し、ストレスを管理し、水分を十分とって、栄養のある食物を食べましょう。
インフルエンザウイルスで汚染されている可能性のある面には触れないようにしましょう。
病気の人と密接に接触するのは避けましょう。
▼豚インフルエンザの治療薬はありますか?
豚インフルエンザの治療薬はあります。
CDCは豚インフルエンザウイルスの感染の治療や予防にオセルタミビル(訳註:商品名タミフル)またはザナミビル(訳註:商品名リレンザ)の使用を推奨しています。
抗ウイルス薬は処方薬(錠剤、液体または吸入)であり、体内でインフルエンザウイルスの増殖を防ぐことによりウイルスと戦う役割をします。
感染した場合に、抗ウイルス薬が症状を和らげ回復を早くすることできます。
また、抗ウイルス薬はインフルエンザの重篤な合併症を予防できるかもしれません。
治療のために、発症後すぐ(症状が出てから2日以内)に抗ウイルス薬の使用を開始すれば、抗ウイルス薬は最善の効果が期待できます。
▼どの位の期間、感染した人が他人にうつす可能性がありますか?
豚インフルエンザに感染した人は、症状がある間、そして発症してから最大7日間他人にうつすことがあると考えるべきでしょう。
子供(特に低年齢の子供)はより長い期間他人にうつすことがあるかもしれません。
▼どんなものが感染源になりやすいと考えられますか?
病原体に汚染されたものに触れて、その手で眼・鼻・口を触ると、病原体がうつる可能性があります。
感染者の咳やくしゃみからでる飛沫は空気中を移動します。
机のような面に他の人から出た呼吸器系飛沫(つば)にある人が触れ、手を洗う前にその手でその人自身の眼・口・鼻に触れた場合、病原体がうつる可能性があります。
▼ウイルスは体外でどの程度の期間生きることができますか?
公共の場のテーブルやドアノブ、机などの表面で、ウイルスや細菌が2時間あるいはそれ以上生きることがあることが知られています。
頻繁に手を洗うことで、感染の機会を減らすことができるでしょう。
▼個人での感染予防でできることは何ですか?
豚インフルエンザ予防に効くワクチンは現在ありません。
以下の日常の予防方法をとって下さい:
* 咳またはくしゃみをするときは鼻や口をティッシュで覆ってください。使用したティッシュはゴミ箱に入れてください。
* 特に咳またはくしゃみの後では、石鹸と水を使用し手を頻繁に洗ってください。アルコールを成分に含んだ手指消毒薬も効果的です。
* 眼・鼻・口に触るのを避けて下さい。病原体はこの経路でひろがります。
* 病気のヒトとの密接な接触は避けましょう。
もしインフルエンザにかかったような症状がある場合は、CDCは他人を感染させないために、職場または学校に行かず他人との接触をできるだけ少なくすることを推奨します。
▼ウイルスが咳やくしゃみで広がることを防ぐ最もよい方法は何ですか?
もし具合が悪い時は、他人との接触をできるだけ少なくし職場や学校に行かないで下さい。
咳やくしゃみをする時にティッシュを使って口や鼻を押さえて下さい。こうすることにより周囲の人が感染するのを防ぐことができるでしょう。使用後のティッシュはゴミ箱に捨てて下さい。
もしティッシュを持っていない場合は、咳やくしゃみをする時に手で覆って下さい。そののちに手を洗い、咳やくしゃみをするたびにそうして下さい。
(個人的見解:やはり上記をふまえるとマスクの意味もわかってきますね。)
▼インフルエンザにかからないようにするために手を洗うもっともよい方法は何ですか?
手を洗うことは自分自身を病原体から守るためにしばしば役立ちます。
石鹸と水で洗うか、アルコールベースの手指消毒薬で洗いましょう。
石鹸と暖かい水で手を洗う場合、我々は15〜20秒間洗うことを勧めます。
石鹸と水が利用できない場合、アルコールベースの手ふきないしはジェルタイプの手指衛生薬を用いても構いません。
それらはスーパーマーケットやドラッグストアで手に入ります。ゲルを使用する場合は、ゲルが乾燥するまで手のひらをこすって下さい。ゲルが作用するために水は要りません。その中のアルコールが手の上の病原体を殺します。
▼万が一発症したときにどうすればよいですか?
もしあなたが、豚インフルエンザ症例が見つかっている地域に住んでいてインフルエンザに似た症状(発熱、体の痛み、鼻水、のどの痛み、吐き気、嘔吐、下痢)があった場合、かかりつけの医療機関に連絡をしてもよいもしれません。
もし、あなたがかかっている場合、あなたは家にとどまる方が良く、他人にあなたの病気を広めないために他人との接触をできるだけ避けるべきです。
もし、あなたの具合が悪くなり、次のような危険な症状のいずれかがある場合は、救急医療機関を受診してください。
子供の場合、緊急の医学的監視が必要な「危険信号」には次のようなものがあります:
* 呼吸が速い、または息がしにくい
* 皮膚の色が青白い
* 水分をあまり摂れない
* 起きないまたは他人と関わりたがらない
* 子供がイライラして抱っこをされたがらない
* インフルエンザのような症状が改善したが、再び症状が現れ、熱と咳が悪化した場合
* 発疹を伴う熱
大人の場合、緊急の医学的監視が必要な「危険信号」には次のようなものがあります:
* 呼吸困難または息切れ
* 胸またはお腹の痛みまたは圧迫感
* 突然のめまい
* 精神錯乱
* 重度または持続的な嘔吐
▼豚肉を食べるか調理すこと豚インフルエンザにかかることはありますか?
豚肉を食べることで豚インフルエンザにかかることはありません。
豚インフルエンザは食品を介して感染が広がることはありません。
あなたが食べている豚肉または豚肉の加工品から豚インフルエンザに感染することはありません。適切に加工や調理された豚肉を食べることは安全です。
新型インフルエンザ相談窓口
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/090430-02.html
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