2018年09月08日
maneoとmaneoグループでの追加投資について
Twitterをご覧になっている方はご存知と思いますが、グリーンインフラレンディングの一件で、私ふまんだらけは7月26日に【maneoマーケット(株)主催】投資家向け合同説明会に参加して来ました。2回目の抽選でふまんだらけは無事に招待されましたが、周囲を見渡しても出席者は20名程と少数。その際にmaneoの代表である瀧本社長にお会いすることができました。直接お会いして質問する機会を得たのはじめてのことです。事前に各種メディア、ブロガーの方々から人となりを聞いていましたので瀧本社長の見た目の第一印象は想像通りで、それほどギャップはありませんでした。しかし今回の一件で受けた印象は率直に申し上げて、「信頼」できる方かと問われれば、答えはあきらかに「否」です。中にはJCサービス側の暴走でmaneo側は巻き込まれ事故による被害者と話されている方もいますがーーー。
昔、自分の子どもが他人の子どもに暴力を奮って怪我をさせたりカツアゲしたりしていた。それを知った被害者の親は子どもを引きつれて加害者の親宅へ訪問。事の顛末を説明して弁明する。その際に親から発せられた信じられない発言に唖然とした。その親は「本当に申し訳ない。でもどうか信じて欲しい。何も知らなかったんだ。長い間つらい思いをさせて本当に申し訳ない」と。
親なら自分の子どもの変わりようを見て「知らない」じゃなくて「知っていなきゃいけない」ことなんだ。これは親だけに言えることではない。今回の教訓は当然企業の社長、トップであるなら尚更「知っていなきゃいけない」ことだろう。子どもがしでかしたことを把握できないトップに代表を名乗る資格はないと私ふまんだらけは考えています。
資金の分別管理の件についても、現状JCサービスでは徹底されていないとmaneo自身で実施した調査で問題を指摘し財務局へ報告をしています。では彼らmaneoが取った「その後」の行動はどうだったでしょうか?JCサービスの分別管理の改善には着手していません。それどころか、分別管理の徹底を放棄する代わりに早期の幕引きをはかるために新規の募集も停止、グリフラをmaneoから切り離しました。その後も、分別管理の保全には着手せずに、maneo側がグリフラからの「聴き取り報告」をもって、最終資金需要者の売却状況の把握に努めているという説明に終始しています。これは、自分たち自身では何もしていませんと認めているようなものです。
また他のmaneoグループにおいても資金の分別管理が徹底されているのか、グリフラと同様な事態が発生するリスクが無いかを確認したところ、瀧本社長は仲介業者を介して聴き取り確認したところ分別管理は徹底されている報告を受けており、同様の案件は発生しないという認識であると説明していました。賢明な投資家の方だとお気づきでしょうが、JCサービスの件に例えれば、グリフラに分別管理大丈夫かと説明を求めているのと何ら変わりません。今のままでは、間違いなく同じ過ちを繰り返す可能性が非常に高いと私ふまんだらけは感じました。
今回のグリフラの一件で、金融庁から平成30年7月6日に行政処分勧告が発出されました。この時私ふまんだらけの脳裏に横切ったのが、maneoのプラットフォームが利用できなくなり、他のmaneoファミリーの貸付返済に影響を及ぼす可能性を考えました。maneoが期間限定で営業停止処分を受けてリファイナンスなどの施行ができなくなり返済が滞ることを懸念しています。当然、maneoファミリーも企業ですので、他社が営業活動できなくなった際の次善策を用意していると「普通」は考えます。しかしここでも、私ふまんだらけを不安にさせるあるBLOGでのやり取りが頭の片隅に残っていました。その内容が下記の画像です。
2年前まではLCのバックボーンは上場企業であることから、いざとなれば「何とかなる」のではと考えていましたが、次第にソーシャルレンディングが及ぼす本業への割合が一定水準を超えていると私ふまんだらけは考えて、この質問した経緯があります。LCの社長の回答を見て頂いてわかる通り、私ふまんだらけが懸念していたことをまったくと言っていいほど「無視」されています。規模が小さければ無理にでも資金を集めることは可能でしょうが、さすがに金額が100憶円を超えてくると、不測の事態に資金を融通することは、LCの規模では困難と私ふまんだらけは考えています。
その結果、私ふまんだらけは、上場企業の危機管理意識があまりに低い現状に警戒しました。実際には何らかの次善策を用意しているかも知れませんが、他社にまかせきりでなぜ完全にリスクコントロールできていると断言できるのか、企業のトップが発したこの「リスク認識」の発言は非常に重い事実であり、私ふまんだらけが決断するには充分な理由になりました。
現状ではmaneoにしろmaneoグループにしろ、両者があまりに他社に寄りかかり過ぎており、他人任せな感が拭えません。これでは健全な運営体制の構築はできるはずがない。他社を信頼するのと放任するのには天と地ほどの差があります。個別の企業が独立して互いにけん制し、尊重できる体制の構築がされたと判断できるまではmaneo及びmaneoグループからの資金は回収し続けて行く次第です。
昔、自分の子どもが他人の子どもに暴力を奮って怪我をさせたりカツアゲしたりしていた。それを知った被害者の親は子どもを引きつれて加害者の親宅へ訪問。事の顛末を説明して弁明する。その際に親から発せられた信じられない発言に唖然とした。その親は「本当に申し訳ない。でもどうか信じて欲しい。何も知らなかったんだ。長い間つらい思いをさせて本当に申し訳ない」と。
親なら自分の子どもの変わりようを見て「知らない」じゃなくて「知っていなきゃいけない」ことなんだ。これは親だけに言えることではない。今回の教訓は当然企業の社長、トップであるなら尚更「知っていなきゃいけない」ことだろう。子どもがしでかしたことを把握できないトップに代表を名乗る資格はないと私ふまんだらけは考えています。
資金の分別管理の件についても、現状JCサービスでは徹底されていないとmaneo自身で実施した調査で問題を指摘し財務局へ報告をしています。では彼らmaneoが取った「その後」の行動はどうだったでしょうか?JCサービスの分別管理の改善には着手していません。それどころか、分別管理の徹底を放棄する代わりに早期の幕引きをはかるために新規の募集も停止、グリフラをmaneoから切り離しました。その後も、分別管理の保全には着手せずに、maneo側がグリフラからの「聴き取り報告」をもって、最終資金需要者の売却状況の把握に努めているという説明に終始しています。これは、自分たち自身では何もしていませんと認めているようなものです。
また他のmaneoグループにおいても資金の分別管理が徹底されているのか、グリフラと同様な事態が発生するリスクが無いかを確認したところ、瀧本社長は仲介業者を介して聴き取り確認したところ分別管理は徹底されている報告を受けており、同様の案件は発生しないという認識であると説明していました。賢明な投資家の方だとお気づきでしょうが、JCサービスの件に例えれば、グリフラに分別管理大丈夫かと説明を求めているのと何ら変わりません。今のままでは、間違いなく同じ過ちを繰り返す可能性が非常に高いと私ふまんだらけは感じました。
今回のグリフラの一件で、金融庁から平成30年7月6日に行政処分勧告が発出されました。この時私ふまんだらけの脳裏に横切ったのが、maneoのプラットフォームが利用できなくなり、他のmaneoファミリーの貸付返済に影響を及ぼす可能性を考えました。maneoが期間限定で営業停止処分を受けてリファイナンスなどの施行ができなくなり返済が滞ることを懸念しています。当然、maneoファミリーも企業ですので、他社が営業活動できなくなった際の次善策を用意していると「普通」は考えます。しかしここでも、私ふまんだらけを不安にさせるあるBLOGでのやり取りが頭の片隅に残っていました。その内容が下記の画像です。
2年前まではLCのバックボーンは上場企業であることから、いざとなれば「何とかなる」のではと考えていましたが、次第にソーシャルレンディングが及ぼす本業への割合が一定水準を超えていると私ふまんだらけは考えて、この質問した経緯があります。LCの社長の回答を見て頂いてわかる通り、私ふまんだらけが懸念していたことをまったくと言っていいほど「無視」されています。規模が小さければ無理にでも資金を集めることは可能でしょうが、さすがに金額が100憶円を超えてくると、不測の事態に資金を融通することは、LCの規模では困難と私ふまんだらけは考えています。
その結果、私ふまんだらけは、上場企業の危機管理意識があまりに低い現状に警戒しました。実際には何らかの次善策を用意しているかも知れませんが、他社にまかせきりでなぜ完全にリスクコントロールできていると断言できるのか、企業のトップが発したこの「リスク認識」の発言は非常に重い事実であり、私ふまんだらけが決断するには充分な理由になりました。
現状ではmaneoにしろmaneoグループにしろ、両者があまりに他社に寄りかかり過ぎており、他人任せな感が拭えません。これでは健全な運営体制の構築はできるはずがない。他社を信頼するのと放任するのには天と地ほどの差があります。個別の企業が独立して互いにけん制し、尊重できる体制の構築がされたと判断できるまではmaneo及びmaneoグループからの資金は回収し続けて行く次第です。
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金子新社長の説明会でもレンディングでのメザニンローンは今後も活用していくような雰囲気でした。
山中社長はmaneoプラットフォームが利用出来なくなったとしても、次善策は用意しているとも回答されておりましたが、果たして。。