2019年06月12日
老後は年金以外に2000万円必要?
世間一般的に公的年金と言えば国民年金と厚生年金を意味します。しかしその性格を正確に把握している社会人は少ないでしょう。社会保険労務士などの資格の勉強をしていた人でも年金分野は苦手とする人もいるくらいですから。ましてや義務教育課程で学んだ記憶はまったくありません。ふまんだらけが高校の教育実習で見た学習指導要領に詳細な記載はありませんでしたから当然でしょう。そのため、現代社会人は「年金」という制度を知る機会を得ることなく生活しています。
今回BLOGを更新する契機となった金融庁が発表した「2000万円事件」が発端となっています。賢明な読者諸君は、日々資産運用に励んでいるため関係ないでしょうが、世論を形成する現代日本のマジョリティー層の理解は非常に残念な知識しかなく愕然としました。またそれを良いことに、メディアやコメンテーターの無責任な発言により完全なミスリードをする有様です(;´・ω・)
「100年安心」と公約を掲げた当時の自民公明両党に罵声を浴びせるコメントの数々・・・。メディアに映る被害者面をする人々。でも、そもそも年金がどういうものなのか。理解して批判しているのでしょか。「国民年金法」や「厚生年金保険法」を通読したのでしょうか。
私ふまんだらけに言わせれば、年金の「正体」を把握するのに頭のデキは関係ありません。ましてや法律の条文を読まなくても理解できます。そう、表題を読めれば9割は理解できるということです。嘘じゃないですよ。ちょっと遠回りのような気もしますが、今回の騒動の根底を理解するにはまず、それぞれの法律を紐解く必要があると思います。
それでは、手始めに2つの公的年金の法律を読んでみましょう。表題にはそれぞれ下記のように記載されています。
「国民年金法」
「厚生年金保険法」 キャッ(*ノωノ)見ちゃいや!
はい!もうわかりましたね。そういうことです。
でわ(‘ω’)ノ バイバイ♪
まだわかない?(; ・`д・´)エッ!?
一方にあって、もう一方にないものがあるじゃないですか。ナゾナゾじゃないですよ。
もう一度、しっかり見て下さいね(^^♪
そう、表題にもあるように厚生年金は「保険」であるのに対して国民年金は保険ではないということです。これがもうすべてを物語っていますね。
エ!?お前の書き漏れじゃないかって?
無礼だな君。
そんな手落ちがあるわけないじゃないですか(*’ω’*)
疑い深いそこの読者諸君のためにも、少し冒頭の条文をそれぞれ覗いてみましょうか。
◇国民年金法
(国民年金制度の目的)
第一条 国民年金制度は、日本国憲法第二十五条第二項に規定する理念に基づき、老齢、障害又は死亡によつて国民生活の安定がそこなわれることを国民の共同連帯によつて防止し、もつて健全な国民生活の維持及び向上に寄与することを目的とする。
(国民年金の給付)
第二条 国民年金は、前条の目的を達成するため、国民の老齢、障害又は死亡に関して必要な給付を行うものとする。
◇厚生年金保険法
(この法律の目的)
第一条 この法律は、労働者の老齢、障害又は死亡について保険給付を行い、労働者及びその遺族の生活の安定と福祉の向上に寄与することを目的とし、あわせて厚生年金基金がその加入員に対して行う給付の関して必要な事項を定めるものとする。
シッカリと使いわけてますね。流石はふまんだらけ(官僚サマ)ですね。一方は「保険」というフレーズを使用し、もう一方は使用しない。それはなぜか。「保険ではない」ということは何を意味するのでしょうか。
答えは単純です。まず民間の保険を思い浮かべて下さい。
はい!もうわかりましたね。そういうことです。
でわ(‘ω’)ノ バイバイ♪
またわかないの?(; ・`д・´)エェッ!?
医療保険や生命保険など何でもいいのですが・・・
保険って入会するのに要件があるじゃないですか。←だんだん面倒くさくなってきたwww
でも一番大切なことって何ですかね( *´艸`)
そう、年齢や健康状態よりも大切なことですよね(^^)ワカッテルネ
カネ払えってことですよ!お金!マネー!キャッシュ!現金!
まとめるとですね、厚生年金の受給者は全員「お金」を支払って年金を受け取っていますが、国民年金はその給付の原資となるお金を一切支払わずに受け取っている人がいるということです。こんなものが「保険」を名乗れるはけありません。だって保険の原理は「受益者負担」が大原則ですからね( ゚Д゚)
まずは年金を批判する前に、この視点はシッカリと理解してくださいね。この視点から各制度を眺めると本当に面白いほど理解できるようになります。またあの議員やあのコメンテーターは無知だなと思えるようになります。例え不都合な事実が目の前に広がっても、すべての事由が必ずココに収斂してきます。だって法律名に書いてあるんですから。そりゃ、守りますよ。私ふまんだらけがはじめてこの法律を知った時は、官僚から「金払え」と宣戦布告されているんじゃないかと思ったモノです(;´・ω・)コワ
物凄く簡単に「国民年金法」「厚生年金保険法」について触れましたが、本当は奥が深い法律です。でも読み方、考え方の視点を変えるだけでまったく違った景色が広がるのも事実。今回の件で、ちょっとは法律を気にしてくれるようになってくれたら、ありがたいですね(^^)
とりあえず今日の導入はココまでにしておきます。
実はまだ前置きだったりして( ゚Д゚)?
でわでわ('ω')ノ
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私ふまんだらけに言わせれば、年金の「正体」を把握するのに頭のデキは関係ありません。ましてや法律の条文を読まなくても理解できます。そう、表題を読めれば9割は理解できるということです。嘘じゃないですよ。ちょっと遠回りのような気もしますが、今回の騒動の根底を理解するにはまず、それぞれの法律を紐解く必要があると思います。
それでは、手始めに2つの公的年金の法律を読んでみましょう。表題にはそれぞれ下記のように記載されています。
「国民年金法」
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◇国民年金法
(国民年金制度の目的)
第一条 国民年金制度は、日本国憲法第二十五条第二項に規定する理念に基づき、老齢、障害又は死亡によつて国民生活の安定がそこなわれることを国民の共同連帯によつて防止し、もつて健全な国民生活の維持及び向上に寄与することを目的とする。
(国民年金の給付)
第二条 国民年金は、前条の目的を達成するため、国民の老齢、障害又は死亡に関して必要な給付を行うものとする。
◇厚生年金保険法
(この法律の目的)
第一条 この法律は、労働者の老齢、障害又は死亡について保険給付を行い、労働者及びその遺族の生活の安定と福祉の向上に寄与することを目的とし、あわせて厚生年金基金がその加入員に対して行う給付の関して必要な事項を定めるものとする。
シッカリと使いわけてますね。流石は
答えは単純です。まず民間の保険を思い浮かべて下さい。
はい!もうわかりましたね。そういうことです。
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保険って入会するのに要件があるじゃないですか。←だんだん面倒くさくなってきたwww
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まとめるとですね、厚生年金の受給者は全員「お金」を支払って年金を受け取っていますが、国民年金はその給付の原資となるお金を一切支払わずに受け取っている人がいるということです。こんなものが「保険」を名乗れるはけありません。だって保険の原理は「受益者負担」が大原則ですからね( ゚Д゚)
まずは年金を批判する前に、この視点はシッカリと理解してくださいね。この視点から各制度を眺めると本当に面白いほど理解できるようになります。
物凄く簡単に「国民年金法」「厚生年金保険法」について触れましたが、本当は奥が深い法律です。でも読み方、考え方の視点を変えるだけでまったく違った景色が広がるのも事実。今回の件で、ちょっとは法律を気にしてくれるようになってくれたら、ありがたいですね(^^)
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