2018年10月28日
脚本家になるために大切なことは?
日経新聞(日曜版2018.10.28)に載っていた記事より引用します。
こんにちは。
巨匠・大石静さんが回答者のこのコラム。
今日のお悩みは「脚本家になるために大切なことは?」でした。
このお悩みに対して、大石さんは、
第一に、
◎たくさんドラマを見ること。
と回答していらっしゃいます。
その際に、ただ「おもしろい」とか「つまらない」とか見ていてはダメで、
◎好きなドラマは、どこが好きなのか。
◎どのセリフが心に残ったのか。
◎展開のどこが魅力的だったのか。
考えて、メモしてください。とのこと。
一方で、
◎つまらないと思ったドラマのどこがつまらないのか。
◎どこがウソ臭いのか。
◎自分がこのような題材を与えられたら、どんなドラマにするだろうか。
それもメモしてください。とのこと。
第二に、
◎道を歩いている時も、人を観察し、想像すること。
(あの人はどんな仕事の人なのか。どんな奥さんがいるだろうか。
あの青年には、恋人がいるだろうか。あの女性は結婚しているか、独身か)
想像を膨らませてください。
ドラマ作りには、圧倒的な想像力が必要です。
想像力を鍛えておいてください。
◎電車の中でも、人の話に聞き耳を立てましょう。
(面白い口調だったり、とんでもないお話だったりを拾って、これもメモしておきましょう)
この2つが、あなたの脳の引き出しに積み重なっていき、脚本を書くときに必ず役立ちます。
最後に、大切なことは、打たれ強く生きることです。
なぜなら、ドラマは大勢で作るので、監督やプロデューサーや役者と意見が食い違ったり
苦しかったりすることは多いからです。
それが辛くて辞めてしまう人が多いのですが、絶対に逃げないで踏ん張る人間になることです。
と大石さんは伝えています。
すごく参考になりますね!
また、私がおすすめするのは、一人で書いていても辛いので、学校へ通うことです。
私が通ったシナリオ・センターはとてもいい学校でした。
ゼミ形式になっていて、毎週課題に対してシナリオを書いてゆき、発表します。
先生とクラスの人たちに色々言われて、それこそ、打たれ強くなります。
流行の発信地、表参道にあります。
一度見学されることをおすすめいたします。
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私も熟読しました。新井一さんの『シナリオの基礎技術』は超オススメです。
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