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こんばんは

明日はECB政策金利発表があり

ラガルド総裁がユーロ高について牽制する発言が出るのでは？と前情報が多いですね

それ以降にユーロ安が継続されるのか織り込まれたもともとのユーロドル下落が落ち着き

長期のドル安ユーロ高トレンドに戻るのかが注目ですね。

1.コロナワクチン英社治験中断　安全性重視、拙速に警鐘
2.NYダウ反発で始まる　アップルなどハイテク株に買い
3.GMのEVシフト鮮明　新興に出資、テスラ1強に変化も
4.ユーロ高、終幕の足音　デフレ懸念でECB追加緩和観測
5.ＥＣＢ、英ＥＵ離脱への準備強化を銀行に呼び掛け−一部はまだ不十分

1.コロナワクチン英社治験中断　安全性重視、拙速に警鐘

急ピッチで開発が進む新型コロナウイルスのワクチンに対し、安全性への懸念が浮上している。英アストラゼネカは8日、最終段階の臨床試験（治験）を一時中断したと明らかにした。拙速な実用化を求める政治の動きに対して警鐘を鳴らす専門家は多く、主な開発企業も慎重な姿勢を打ち出した。

アストラゼネカのワクチンは有望な候補の一つとみられており、米トランプ政権は開発を支援、早期承認への期待を示していた

2.NYダウ反発で始まる　アップルなどハイテク株に買い

9日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反発して始まった。午前9時35分現在、前日比232ドル89セント高の2万7733ドル78セントで推移している。上げ幅は300ドルに迫る場面もあった。前日まで下げが目立ったスマートフォンのアップルやソフトウエアのマイクロソフトなど主力ハイテク株に買いが先行している。欧州株式相場が総じて上昇しているのも投資家心理の改善につながった。

先週後半以降に売りが膨らんだハイテク株中心に自律反発狙いの買いが入っている。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は前日までの調整で2日に付けた過去最高値からの下落率が「調整局面入り」とされる10%に達した。ナスダック総合株価指数は前日比204.88ポイント高の1万1052.57で推移している。

もっとも、上値は重い。英製薬大手のアストラゼネカが8日夕に新型コロナウイルスのワクチン開発を一時中断すると明らかにし、経済活動の再開が本格化するとの期待感が薄れた。

化学のダウや工業製品・事務用品のスリーエム（3M）、建機のキャタピラーなど資本財株が高い。前日に2割安だった電気自動車のテスラも反発した。航空機のボーイングは下落した。

3.GMのEVシフト鮮明　新興に出資、テスラ1強に変化も

米ゼネラル・モーターズ（GM）が8日、電気自動車（EV）の新興メーカー、米ニコラとの資本提携を発表した。ニコラの株式の11%を取得し、同社が開発中のEVの生産やバッテリーの供給を受託する。GMはホンダとの提携拡大を機にガソリン車の開発に見切りをつける。EVシフトを鮮明にすることで、この分野でのテスラ1強の構図が崩れる可能性がある。

4.ユーロ高、終幕の足音　デフレ懸念でECB追加緩和観測

上昇基調にあったユーロ相場が転機を迎えそうだ。新型コロナウイルス禍の終息が見通せないなか、通貨高によるデフレ圧力が強まりかねないためだ。市場では欧州中央銀行（ECB）による年内の追加緩和観測が浮上し、ドル安を背景にした先高観が弱まりつつある。将来の円高リスクに波及するかが焦点だ。

5.ＥＣＢ、英ＥＵ離脱への準備強化を銀行に呼び掛け−一部はまだ不十分

英国による欧州連合（ＥＵ）離脱の移行期間が年末で終了するが、一部の銀行はＥＵ業務の準備が十分に整っていない。欧州中央銀行（ＥＣＢ）が指摘した。

　　ＥＣＢの報道官は声明を発表し、一部の銀行はＥＵ内への従業員の異動や資産の移転でなお進展が必要だと述べた。各国の監督当局とともに、ＥＣＢのスタッフは「目標とする業務モデルへの道筋について共通理解が得られるよう、これらの銀行と連携している」と、同報道官は説明した。

　　これより先、英フィナンシャル・タイムズ紙がＥＣＢの声明について報じていた。

　　世界的な大手銀行は、これまで数十年間にわたってＥＵ業務の中心拠点にロンドンを選んできたが、英国がＥＵ離脱を決めたため巨額の資金を投じてフランクフルトやダブリン、パリなどで拠点を増強し、ＥＵ内の顧客維持を図っている。

　　ＥＣＢは英国のＥＵ離脱に伴う不透明感を認識しつつも、金融機関に対して新たな事業体制を早急に確立し、混乱が生じても耐えられる強い体制作りを求めている。