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2019年06月08日

地銀経営が危険水域に?   〜問題山積〜

ジワジワと地方経済が衰退している。
日銀の政策が長期化している現在、銀行の収益構造が
破綻寸前になっている。

特に、景気が一向に上昇しない地方の銀行では
収益そのものがないのだろう。

集めた金を、貸して利ザヤを稼ぐ。
それが銀行本来の業務であるが、地方では、そんな貸出先も
そうはない。  大体、景気はそんなには良くないのだ。

地銀105行の純利益2割減=貸し倒れ費用が増加−金融庁集計
6/6(木) 19:03配信 時事通信

 金融庁は6日、地方銀行、第二地方銀行に埼玉りそな銀行を加えた105行の2019年3月期決算(単体)の概要を公表した。低金利や人口減少を背景に、純利益の合計額は前期比22.9%減の7686億円と3年連続で減少した。

 低金利の長期化により、貸し出しから得られる収益が引き続き低迷。融資先の貸し倒れなどに備えた与信関係費用も約3倍に増加した。

 貸し出しなど本業のもうけを示す実質業務純益は0.4%増の1兆2221億円と、6年ぶりに増加。人件費抑制や店舗網の見直しなどコスト削減を進め、貸し出し収益の悪化をカバーした。 



まあ、銀行も大変ではあろうが、庶民はもっと大変だ。
多くの給料をもらってるんだから、しっかりやれや。

【図解・経済】地銀本業赤字の状況(2019年4月)
地銀1.JPG

地銀本業赤字の状況
地域金融、持続可能な事業モデル急務=低金利、人口減少で
※記事などの内容は2019年4月3日掲載時のものです



 金融庁は監督指針を見直し、地方銀行の経営監視を強化する。長引く低金利や人口減少を背景に地銀の収益力は低下。店舗網や人員の見直しを含めた持続可能なビジネスモデルの構築が急務となる。
 金融庁によると、2018年3月期決算で、全国の地銀106行のうち、54行で貸し出しなど本業のもうけが赤字となった。このうち23行は5期以上にわたって赤字が続いている。

 IT企業など異業種から金融分野への参入が相次ぎ、地方経済を支える地銀の存続が危ぶまれる地域も少なくない。
金融庁幹部は「単独で存続できるビジネスモデルを構築するか、合併も選択肢とするのか。真剣に考えている頭取が少ない」と語り、経営者の姿勢に疑問を投げ掛けた。
 金融庁は、将来的に深刻な収益力低下が見込まれる地銀に対しては業務改善命令なども辞さない構え。ある地銀幹部は「地方の人口や企業数が減る中、収益力向上は簡単ではない」と危機感を強めている。


赤字の銀行など、整理してしまえばいいのである。
銀行も株式会社の民間企業である。
経営がうまくいかなければ、倒産するのが道理だ。

かつて「北海道銀行」がつぶれたことは
ご存知の方もいるだろう。
それでも北海道経済は、動いているのだ。

くれぐれも、我々の税金を使って「ゾンビ」みたいに
生き残るようなことは止めていただきたい。



      BY いいとこどり

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