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2019年03月22日

ミャンマーの教育事情  〜学校にいけない子供たち〜

日本の貧困家庭の子供たちを応援していますが、世界には
こんな国もあるんです。

学校に行ける、当たり前じゃない ネオンきらめく高架下の「夜間学校」 昼は花売りの12歳「勉強したい」
3/21(木) 7:00配信 withnews

 ミャンマー最大都市ヤンゴンの中心部、ネオンに囲まれた高架下に「夜間学校」があります。10人を超える子どもたちがほぼ毎日集まり、机を並べて勉強していました。ところが、ある日突然、警察が踏み込んできて……。(朝日新聞ヤンゴン支局長兼アジア総局員・染田屋竜太)


ミャンマーの小学校は、就学率が87%。

 途上国の中では、極端に低いとは言えません。ただ、義務教育はありません。児童の半数近くが中学卒業までに退学してしまうというデータもあります。

 識字率は国全体で9割を超え、僧院が無償で勉強を教えるからだと言われていますが、働くために僧院にすら行けない貧しい子どもたちもいます。


江戸時代の日本も同じような環境にありました。
日本では「寺子屋」という制度があって、学校でなくても
勉強ができる環境があったのです。
ミャンマーの「夜間学校」も同じです。

ボランティアが手弁当 「無給でもいい」
 何とかできないかと2016年に立ち上がったのが、市民団体の「ホワイトアーム」。ボランティアで高架下に「学校」を開き、今では30人ほどの子どもたちが勉強しに来ています。

 その一人、テットリンアウンさん(24)は2016年、偶然この高架下を通りかかり、「自分も協力したい」と飛び込んだそうです。

 子どもの頃に両親が離婚し、祖母に育てられました。「貧しいことで嫌な思いもたくさんした」と振り返ります。

 でも、仕事の合間に勉強をし、大学を卒業。システムエンジニアとして働いています。「教育があったからここまでこられた。子どもたちにもその大切さを教えたい」。仕事帰りに毎日通っています。

 決まったカリキュラムはありません。子どもたちと相談しながら、その日どんなことを学ぶか決めているといいます。

 教科書は寄付されたものがほとんど。足りない教材や鉛筆、ノートといった文房具はボランティアで買いそろえました。

 学校が始まるまでに花を売り切れなかった子どもたちのため、通りかかったドライバーらに花を売るボランティアの姿も。

 「わずかだけれど、子どもたちに勉強する時間を確保したい」

 今、ボランティアは10人ほど。無給です。

 テインジトゥンさん(22)は昨年、大学を卒業。教師になろうと準備をしている中で、この活動を知りました。昼間は飲食店でパートタイムの仕事をし、夜に勉強を教えています。

 「お金はもらえなくてもまったく問題ない。必要とされることがうれしい」


ミャンマーは、日本と同じ仏教の国です。
厳密には日本の仏教とはちょっと違いますが、仏教です。

そういう国には、必ず、「必要とされたい人たち」が存在します。

警察が踏み込む 子どもたちは……
 そんな「夜間学校」に昨年8月、警察が踏み込んできました。

 「ホワイトアーム」設立者の1人、トージンさん(26)は「急に警察官が来て、十数人の子どもたちが補導された」。多くは施設に連れていかれたといいます。

 花を売らせる児童労働を重く見たヤンゴン管区政府が、裏にいるブローカーの摘発に乗り出したというのが理由でした。

 「子どもたちは何の罪もないのに……」と声を落とすトージンさん。

 勉強を教えていることは違法ではない、仕方なく花売りをしている子どもたちが大勢いる。ホワイトアームは警察を説得しました。

 「何よりも、子どもたちがここを必要としている」

 姿を消した子どもたちはその後、少しずつ戻ってきました。


警察も理解したようですね。  よかった。

でも、経済的な理由で学校にいけない子供たちを、
放ってはいけない。

子供は国の財産であり、宝そのものです。
教育に力を入れない国は、絶対に発展しません。

日本でも「寺子屋」があったおかげで、植民地にもならずに
明治維新で近代国家へと生まれ変わることが出来ました。

その当時、世界中が日本の教育レベルの高さに驚いたと言います。
だから、日本を植民地化するより、独立国として貿易をした方が
儲かると思ったんでしょうね。

坂本龍馬は、その先駆けだったんでしょう。

今、ミャンマーは中国にむしばまれています。
親日国ではありますが、中国との関係が深いのです。
いずれは、借金で中国の言いなりになる可能性がありますが
ここは、軍事政権なので、腐敗しなければ対抗できます。

民主化が徐々にではありますが、進んではいます。
アウンサンスーチーさんが、象徴的な存在として民主化の
リーダーになっていますが、私は、彼女を信用していません。

何故なら、彼女は、イギリスの手先だからです。
旦那がイギリス人と言うからではありません。

彼女は、貧乏を知らないからです。
ブルジョワ世界の人ですから、民衆の気持ちを理解しているとは
とても思えません。

日本の政界にもミャンマー支援をしている政治家が居ますが
今一、力がありません。

この「夜間学校」で学んだ子供たちが大人になって
ミャンマーを成長させてくれることを祈ります。

ミャンマーへの支援団体は下記にあります。

JPFジャパンプラットホーム

NPO地球市民の会


  BY いいとこどり

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