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2019年06月03日

ジョイスフル

この季節に入る露天温泉は気持ちいい

昨日は下神明の宮城湯さんでゆっくりする

風呂上り何げに少年漫画の「マガジン」があり

ぺらぺらめくるとそこにはまだわたしが高校生のときにはじまった

「はじめの一歩」が掲載されていた

30年続いているのかと思うといやはやすごい

本日は ジョイスフル 

ジェームス・ジョイスさん『フィネガンズ・ウェイク』を楽しんで読みたい

そう願うこと3年ばかり

壁は厚くちょっと読んではわからず積読を繰り返す

まったく楽しめなかった

最近のこと

柳瀬尚紀さんの『辞書はジョイスフル』という本を手に入れることができて

読んでいるのだが

ここでこの『フィネガンズ・ウェイク』を読む手掛かりがつかめた

それは何かというと

辞書を引きまくるのだ

『フィネガンズ・ウェイク』を翻訳するというたぶん恐らく

柳瀬さんしかできないことをやってのけたのだが

翻訳するにあたり何度も辞書を引き引きしたらしい

言葉遊びということがよくあげられ

非常につまらないという人もいるが

言葉の意味を辞書から見つけると何やら謎ときのようで楽しくなってきた

いままで感じなかったことだ

最初の出だし1行について1時間も楽しめた

こんな出だしではじまる

川走、

イブとアダム礼盃亭を過ぎ、

く寝る岸辺から輪ん曲する湾へ、

今も度失せぬ巡り路を媚行し、

巡り戻るは栄地四囲委蛇たるホウス城とその周円


まったく何をいっているのかわからない

これが続くのだ

いきなりこの本を読んだらどんな人でも5分すれば飽きてしまう

わたしもそうだった

柳瀬尚樹さん版の『フィネガンズ・ウェイク』

辞書を引くのが必須なのだ

1行についてすごく味逢えるのだ

1行についてあれやこれ辞書を引きつつ

ああでもない

こうでもない

とひも解いていくのはほんとおもしろい

これこそ「ジョイス降る」なのかと思った

1日1行が精一杯だ

あっと思ったことがある

杉田玄白さんが「ターヘル・アナトミア」を翻訳し『解体新書』をあらわしたとき

まさにこの「ジョイスフル」の状態ではなかったかしらん

江戸時代にはジョイスさんはいなかったけれど

1行に悪戦苦闘する日々

これも「ジョイスフル」

まとめ
・やっとフィネガンズ・ウェイクの読み方がわかった

posted by ましゅ at 05:02| Comment(0) | TrackBack(0) |
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