2016年04月01日
読書感想文『ごみ問題』 おすすめの文章と自分なりの感情
こんにちわ、小谷中広之です
今回のブログでは私「小谷中広之」が読んだ本の中で気に入った文章を紹介するとともに私「小谷中広之」がその文章に対して感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に読書感想文は更新していきます)
決して細かくは書くことはありませんのでご了承ください
私「小谷中広之」が感じた文章を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、杉本祐明様の「にっぽんのごみ」です
杉本祐明様 1954年生まれ 早稲田大学商学部卒 フリージャーナリスト NPO法人未来舎の代表理事
気になる文章
●東京多摩広域資源循環組合のエコセメント施設
2006年から稼働しているこのプランとは、日ノ出町の二ツ塚処分場の一画にある。府中市、武蔵野市など26市町の家庭ごみの焼却灰と不燃ごみが最終処分場に持ち込まれるが、埋め立てられる不燃ごみがはごくわずか。ほぼ全量がこのプランとでリサイクルされ、セメントに生まれ変わる
焼却灰は乾燥機で水分を抜いた後、破砕機で異物を取り、金属を回収。石灰石と鉄を混ぜ、長さ62メートル、直径4メートルの焼成炉で焼き、石膏を混ぜると粒状のエコセメントができる
○小谷中広之の感情・・・このエコセメントはリサイクル可能なのだろうか
可能であるのであれば、循環型のリサイクルエコセメント
●飲料業界はペットボトルの軽量化を勧め、1994年度に65グラムあった水用の2リットルのペットボトルは、1014年度に36グラムになり、中には30グラムを切るものまで登場した。これにより省資源化、省エネルギーの効果が期待され、ペットボトルの生産量は、1995年の14万トンから、2014年度には60万トンに増え、軽量化によるその効果は吹き飛んでしまったようである
○小谷中広之の感情・・・ペットボトルの生産量が増えたということは、缶の生産量が減っているということだろう。アルミやスチール関係への影響は少なからず出ていることが予想できる
しかし最近では蓋の閉まるタイプの缶が増えてきているように思う
缶はスチールかアルミで出来ているので私から見てもペットボトルよりも古くからリサイクルされていたモノだろうし、デザイン性も多いので缶が普及することの方が資源を考える上では良いのではないだろうか
●循環型社会形成推進基本法は、まずリサイクルをして、その次に発電や熱エネルギーの回収をするというように、ごみ処理の優先順位を定めているが、それでも、プラスチックはリサイクルよりも焼却発電に利用した方がいいと主張する学者もいる
「リサイクルがふさわしいのは瓶と缶、古紙ぐらい。ペットボトルも燃やして発電に使った方がいいくらいです。容器包装プラスチックは様々な素材や異物が混ざり、リサイクルには向きません」と指摘する
自治体のデータを使い、プラスチックをリサイクルするのと、焼却発電するのと、どちらがエネルギーの節約になるか比較したところ、焼却発電が二割上回ったという。「リサイクルのもう一つの問題は、コストが高いこと。プラスチック循環利用協会が東京23区のいくつかの区で調査したが、リサイクルのコストの平均は焼却発電の3,5倍
プラスチックによる焼却発電のエネルギー消費量は、材料リサイクルとほぼ同じだが、二酸化炭素の排出量は2倍以上になった。また、化学リサイクルと比べると、二酸化炭素の排出量は5,2〜9,7倍もあった
○小谷中広之の感情・・・再利用できるのならコストを考えるよりも、最優先のような気がするが
●バブルの崩壊で急激にゴミが減り、江戸川清掃工場が竣工した97年、全量焼却を達成した
ゴミが減り続ける中で、清掃工場を維持するためのごみが確保できないという心配が生まれた。中でも規模の大きい新江東清掃工場の状況は深刻だった。清掃工場のOBはこう語る。「工場長はゴミを確保しようと、事務局と掛け合ったりして、大変だった。受け入れた事業系のごみは、本来、搬入が禁止されていた千葉県から来た疑いもあるモノもあったが、「ゴミが確保できるなら」と、不問とされたこともある」
○小谷中広之の感情・・・ごみが減ったことで、仕事が減り収入が減ってしまい生活ができなくなってしまった人も大勢いたことだろう。そしてこれからもそれは増えていくことだろう
地球温暖化や環境汚染などのもっともな原因は物が増えていることなのだから
●久喜宮代衛生組合のごみ処理施設
大半の生ごみは、生ごみ処理を行う別の建物に運ばれた
その建物の中で、ショベルローダーが、木材チップの山をかき混ぜていた。菌床と呼ばれ、チップに好気性発酵菌を散布したものだ。生ごみの入った袋や金属などの異物を除いた後、菌床に混ぜる。発酵の過程で量が減り、最後に水蒸気と二酸化炭素になる。「生ごみを補給し続けているので山はなくならないが、生ごみを90%以上減らすことができる。定期的に菌を補充してやればいいだけだから、手間もかからない」
○小谷中広之の感情・・・水蒸気と二酸化炭素、これは考え方によっては危険である
なぜなら、地球温暖化を進めているようなモノ
地球の大気には水蒸気や二酸化炭素など、高い温室効果をもたらす気体が含まれます。これらの「温室効果ガス」は、太陽光線はそのまま通し、赤外線は吸収するという性質をもっているのです
大気中に温室効果ガスが多いほど、地表は高温になります
二酸化炭素こそ、その温室効果ガスです。もしも二酸化炭素が存在しなければ、地球は温室効果を失って、凍り付いてしまうでしょう。しかし多すぎれば、金星のように高温で生物が住めない星になってしまいかねません
●ドイツには「循環経済、廃棄物法」がある。廃棄物処理を行い、資源、エネルギーを節約し、ごみになりにくい製品を設計するなど製造者の責任を強め、それによる循環経済を目的としている
○小谷中広之の感情・・・仕事でも遊びでも生活でも、なるべくゴミになりにくい商品や食べ物を選び、ごみの出にくい遊び方をする
特に処分方法の面倒なものや、仕分けの大変な物などを極力選ばないように心がける
例えば、飲み物はペットボトルだと蓋と周りのビニールは別で捨てるため3点になるので面倒であるため、なるべく缶にすると缶は飲み干したらそのまま捨てられる
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。
今回のブログでは私「小谷中広之」が読んだ本の中で気に入った文章を紹介するとともに私「小谷中広之」がその文章に対して感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に読書感想文は更新していきます)
決して細かくは書くことはありませんのでご了承ください
私「小谷中広之」が感じた文章を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、杉本祐明様の「にっぽんのごみ」です
杉本祐明様 1954年生まれ 早稲田大学商学部卒 フリージャーナリスト NPO法人未来舎の代表理事
気になる文章
●東京多摩広域資源循環組合のエコセメント施設
2006年から稼働しているこのプランとは、日ノ出町の二ツ塚処分場の一画にある。府中市、武蔵野市など26市町の家庭ごみの焼却灰と不燃ごみが最終処分場に持ち込まれるが、埋め立てられる不燃ごみがはごくわずか。ほぼ全量がこのプランとでリサイクルされ、セメントに生まれ変わる
焼却灰は乾燥機で水分を抜いた後、破砕機で異物を取り、金属を回収。石灰石と鉄を混ぜ、長さ62メートル、直径4メートルの焼成炉で焼き、石膏を混ぜると粒状のエコセメントができる
○小谷中広之の感情・・・このエコセメントはリサイクル可能なのだろうか
可能であるのであれば、循環型のリサイクルエコセメント
●飲料業界はペットボトルの軽量化を勧め、1994年度に65グラムあった水用の2リットルのペットボトルは、1014年度に36グラムになり、中には30グラムを切るものまで登場した。これにより省資源化、省エネルギーの効果が期待され、ペットボトルの生産量は、1995年の14万トンから、2014年度には60万トンに増え、軽量化によるその効果は吹き飛んでしまったようである
○小谷中広之の感情・・・ペットボトルの生産量が増えたということは、缶の生産量が減っているということだろう。アルミやスチール関係への影響は少なからず出ていることが予想できる
しかし最近では蓋の閉まるタイプの缶が増えてきているように思う
缶はスチールかアルミで出来ているので私から見てもペットボトルよりも古くからリサイクルされていたモノだろうし、デザイン性も多いので缶が普及することの方が資源を考える上では良いのではないだろうか
●循環型社会形成推進基本法は、まずリサイクルをして、その次に発電や熱エネルギーの回収をするというように、ごみ処理の優先順位を定めているが、それでも、プラスチックはリサイクルよりも焼却発電に利用した方がいいと主張する学者もいる
「リサイクルがふさわしいのは瓶と缶、古紙ぐらい。ペットボトルも燃やして発電に使った方がいいくらいです。容器包装プラスチックは様々な素材や異物が混ざり、リサイクルには向きません」と指摘する
自治体のデータを使い、プラスチックをリサイクルするのと、焼却発電するのと、どちらがエネルギーの節約になるか比較したところ、焼却発電が二割上回ったという。「リサイクルのもう一つの問題は、コストが高いこと。プラスチック循環利用協会が東京23区のいくつかの区で調査したが、リサイクルのコストの平均は焼却発電の3,5倍
プラスチックによる焼却発電のエネルギー消費量は、材料リサイクルとほぼ同じだが、二酸化炭素の排出量は2倍以上になった。また、化学リサイクルと比べると、二酸化炭素の排出量は5,2〜9,7倍もあった
○小谷中広之の感情・・・再利用できるのならコストを考えるよりも、最優先のような気がするが
●バブルの崩壊で急激にゴミが減り、江戸川清掃工場が竣工した97年、全量焼却を達成した
ゴミが減り続ける中で、清掃工場を維持するためのごみが確保できないという心配が生まれた。中でも規模の大きい新江東清掃工場の状況は深刻だった。清掃工場のOBはこう語る。「工場長はゴミを確保しようと、事務局と掛け合ったりして、大変だった。受け入れた事業系のごみは、本来、搬入が禁止されていた千葉県から来た疑いもあるモノもあったが、「ゴミが確保できるなら」と、不問とされたこともある」
○小谷中広之の感情・・・ごみが減ったことで、仕事が減り収入が減ってしまい生活ができなくなってしまった人も大勢いたことだろう。そしてこれからもそれは増えていくことだろう
地球温暖化や環境汚染などのもっともな原因は物が増えていることなのだから
●久喜宮代衛生組合のごみ処理施設
大半の生ごみは、生ごみ処理を行う別の建物に運ばれた
その建物の中で、ショベルローダーが、木材チップの山をかき混ぜていた。菌床と呼ばれ、チップに好気性発酵菌を散布したものだ。生ごみの入った袋や金属などの異物を除いた後、菌床に混ぜる。発酵の過程で量が減り、最後に水蒸気と二酸化炭素になる。「生ごみを補給し続けているので山はなくならないが、生ごみを90%以上減らすことができる。定期的に菌を補充してやればいいだけだから、手間もかからない」
○小谷中広之の感情・・・水蒸気と二酸化炭素、これは考え方によっては危険である
なぜなら、地球温暖化を進めているようなモノ
地球の大気には水蒸気や二酸化炭素など、高い温室効果をもたらす気体が含まれます。これらの「温室効果ガス」は、太陽光線はそのまま通し、赤外線は吸収するという性質をもっているのです
大気中に温室効果ガスが多いほど、地表は高温になります
二酸化炭素こそ、その温室効果ガスです。もしも二酸化炭素が存在しなければ、地球は温室効果を失って、凍り付いてしまうでしょう。しかし多すぎれば、金星のように高温で生物が住めない星になってしまいかねません
●ドイツには「循環経済、廃棄物法」がある。廃棄物処理を行い、資源、エネルギーを節約し、ごみになりにくい製品を設計するなど製造者の責任を強め、それによる循環経済を目的としている
○小谷中広之の感情・・・仕事でも遊びでも生活でも、なるべくゴミになりにくい商品や食べ物を選び、ごみの出にくい遊び方をする
特に処分方法の面倒なものや、仕分けの大変な物などを極力選ばないように心がける
例えば、飲み物はペットボトルだと蓋と周りのビニールは別で捨てるため3点になるので面倒であるため、なるべく缶にすると缶は飲み干したらそのまま捨てられる
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
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ルポにっぽんのごみ [ 杉本裕明 ] |
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