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2014年08月01日

スカイマーク(BC)の真実と今 no2








スカイマーク 国際線進出

スカイマーク 新型機 ミニスカート

スカイマーク 株価下落!?
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日本国内の航空市場は長い間JALグループとANAグループの2社体制であった。

新規航空会社が何社か参入してもそれらの経営は苦戦した。

HISの傘下にあった旧スカイマークもその1社であった。

しかし、スカイマークは現在の社長が率いる新体制になり急成長、

日本の新規航空会社として初めて大手航空会社に成長した。


スカイマークが成長した秘密

1、完全独立会社の強み

  親会社がなく、提携先、政治との癒着がほとんどないスカイマークは
  採算がとれない路線から撤退したり、新規路線を開拓することが身軽にできる

2、ユニットコストが安い(1つの座席を1キロ輸送するのに掛かるコスト)

  スカイマークは航空会社がコストを必要とする、予約システムの構築を自社で行い、
  運用コストが安いボーイング737型機1種類で営業して、運航又は整備コスト削減をしてきました
  客室乗務員の制服を簡略化、機内サービスを有料化することで輸送に特化したビジネススタイルを展開
  
  航空業界で重要になる競争力を判断する1つの指標がユニットコストです。
  ANAのユニットコストは世界で最も高いといわれ、10円を超えているといわれています。
  一方でマレーシアを拠点にするエアアジア社は3円台と計算されています。
  つまり、ANAは1000キロ満席で飛行する場合最低旅客1一人から10000円の運賃を頂く必要があり、
  エアアジアは同じように1000キロ飛行すると最低3000円の運賃が必要となります。

  スカイマークは日本の大手航空よりユニットコストが安く、安い運賃を日本の国内線に参入して
  日本の航空業界に価格競争を引き起こしました。

3、プロモーションと社会的な存在感
  
  国内大手2社は莫大な宣伝広告費を利用してテレビCMや鉄道広告にてプロモーションを行っています。
  又、多くの旅行会社と提携して販路を広げています。

  スカイマークは結果的にマスコミを無償で利用してきました。
  「900円台の格安航空券の発売」「クレームお断りの サービスのコンセプト」
  「客室乗務員が着用するミニスカートの制服」「超大型機エアバス380の導入計画」
  といった既存の航空会社の常識からすると奇抜な方向性を示すことでマスコミが飛びつき
  スカイマークの名前がニュース番組、ブログなどのインターネットサイト、口コミにより日本国内に浸透
  しました。
  企業のマーケティングにおいて社会的な存在感を常に示していることが大切で、スカイマークはそれを
  宣伝広告費やほとんど出すことなく実行してきました。

4、社員に対するマルチ教育と生産性向上

  大手2社はが乗員は日本航空で採用、空港の旅客サービス部門はJALスカイ、グランドハンドリングは
  JALグランドサービス・・・のように部門や業務別で会社を分社化しています。

  一方でスカイマークは全員をスカイマークの社員にすることで
  客室乗務員が搭乗ゲートに立ったり、秘書業務を行ったり
  ランプ業務の担当者がゲートで接客していることもあります。
  社員1人に多岐にわたる業務を教育することで、効率的に少ない人数でオペレーションを実施できます。


  次回につづく






  
  
 
  
  

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