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2015年04月05日

気仙沼小学校卒業式 旅立ちの日

地震で津波と火災の被害に見舞われた宮城県気仙沼市市立気仙沼小学校で
2011年3月22日卒業式が行われ、6年生の児童62人が参加しました。

体育館は避難所となっていて、卒業式は教室で行われました。

斎藤益男校長は
「5年後、10年後の郷土の復興を担う皆さんに期待しています。」
と涙をこらえた様子で挨拶しました。

校長先生が大事に金庫にしまっていた、6年生の卒業証書。
この地震や津波に耐え、ほぼ無傷で残っていました。

卒業生に渡そうと育てていた、チューリップの植木鉢。
泥にまみれたものの、先生方が諦めず頑張ってくれて奇跡的に花が咲きました。

震災後、先生方が一人一人歩きながら児童の安否を確認しながら周り、
一人の児童を除いて全員の無事を確認することができたそうです。

無事だった児童の中には、
母親を亡くした子
家を亡くした子
いろんな辛い現実を目の当たりにした子もたくさんいました。

それでも子供たちは素敵な笑顔で、無事に卒業証書を受け取りました。

卒業証書を受け取る児童は大半はジャージやジーンズ姿でした。
「旅立ちの日に」の合唱で、児童たちは涙目で上方を仰いだり、
服の裾で顔をぬぐったりしながらこの歌を歌いました。



旅立ちの日に

白い光の中に 山並みは萌えて
遙かな空の 果てまでも 君は飛び立つ
限りなく青い 空に心ふるわせ
自由をかける鳥よ 振り返ることもせず
勇気を翼にこめて 希望の風に乗り
この広い大空に 夢を託して

懐かしい友の声 ふとよみがえる
意味もない いさかいに 泣いたあの時
心通ったうれしさに 抱き合った日よ

みんな過ぎたけれど 思い出強く抱いて
勇気を翼にこめて 希望の風に乗り
この広い大空に 夢を託して

今 別れの時 飛び立とう 未来信じて
はずむ若い力信じて この広い大空に
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