街はイルミネーション、クリスマスソングが聞こえてくる師走の寒さが厳しくなってきた.
12月某日、釣友で生まれも育ちも南房総白浜の三宅のクチジロハンター竜宮会 山川欽也氏、
そして南房の石鯛ザ・レジェンド、伝説の初代ラグーンこと長谷川正廣氏、との凄いメンバー
で、千葉県鴨川市太海の新海丸に乗り込みました。
当日はベタナギで、一級磯の小島に渡れるとのことで、我々3人を迅速な船長の舵取りで
渡して頂き、真ん中に山川氏、左に長谷川氏、右側に僕が入りました。
この小島は正面足下から深くなっており、真沖でも30mほどの水深があり、大型の実績は
十分で大いに期待が膨らみます。
開始から10分位で山川氏の竿にアタリがあり、回収すると素バリにされ、12月半ばで水温も
17℃で餌取りも多く、多分アカメかカワハギか?僕も手前の水深10m付近で餌取りが多く、
その先の深みではアタリは無く、仕掛けもステオモリからノーシンカー(宙釣り)など色々と
試みるが、なかなか石鯛からのご挨拶がありません。潮も右から左へと速くなり、
根がかりが頻発する始末…。
そんな状況の中、感心するのが南房の生ける石鯛伝説長谷川正廣氏で、無言で底取り、
仕掛けの回収、竿さばき、すべてがシャープでカッコ良すぎ!!(笑)僕も石鯛を始めた頃、
長谷川正廣氏の記事を見ては参考にしていた事を思い出し、感慨深く磯に座りながら
ぼんやり考えていた時、終了の15分前。
残念ながら石鯛は釣れませんでしたが、今回の釣行に快く同行して頂いた山川氏・長谷川氏、
本当にありがとうございます!ザ・レジェンド、名手と呼ばれる人達は、その存在だけで
輝きを放つ。僕もいつかそんな輝きを放つ石鯛師になってみたいなと、思い浮かべながら
帰路につくのでした。
写真・文 石鯛帝國 鈴木謙一
全磯連関東支部HP
https://www.iso-tsuri.com/
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