- 人間の体は緻密な化学工場であり、食べたものが体の構成物質を作り出す
- 栄養学者ロジャー・J・ウィリアムス博士によれば、「あなたは、あなたが食べたもの、そのものである」
- 食事の質が人の性格や態度に影響を与え、栄養不足が問題を引き起こすことがある
- イギリスの救世軍で行われた実験では、少女たちの食事改善が行動や態度に良い影響を与えた
- 食物中の栄養素は成長と生命維持のための化学物質であり、必須栄養素が欠けると生命維持が不可能になる
- 栄養素は「多量栄養素」(糖質、脂質、タンパク質)と「微量栄養素」(ミネラル、ビタミン)に分類される
- ウィリアムス博士は必須栄養素を「鎖」のような環と見なし、一つでも欠けると生命維持ができないと述べている
- タンパク質は身体の構造を基本的に構成し、実践栄養学ではタンパク質を主体としたアプローチが取られている
- The human body is a detailed chemical factory, and what you eat creates the substances that make up your body.
- According to nutritionist Dr. Roger J. Williams, "You are what you eat."
- The quality of food influences a person's personality and attitude, and nutritional deficiencies can cause problems.
- An experiment conducted at the Salvation Army in the UK found that improving girls' diets had a positive impact on their behavior and attitudes.
- Nutrients in food are chemicals that support growth and life; lack of essential nutrients makes life impossible.
- Nutrients are classified into "macronutrients" (carbohydrates, fats, proteins) and "micronutrients" (minerals, vitamins)
- Dr. Williams views essential nutrients as links in a chain, and says that if even one is missing, life cannot be sustained.
- Proteins basically constitute the structure of the body, and practical nutrition takes a protein-based approach.
人間の体は緻密な化学工場
栄養学に関する書物を読むたびに、私はいつも思うのであるが、人間の体はじつに緻密に 組み立てられた化学工場だということである。
それは、良質の材料(食物)をあたえてやれば良質の製品 (心・体)をつくり出すし、粗 雑な材料をあたえてやれば、お粗末な製品しかつくらない。万に一つも違わない。
「あなたは、あなたが食べたもの、そのものである」
著名な栄養学者、ロジャー・J・ウィリアムス博士はいう。
ウィリアムス博士は、パントテン酸の発見者であり、葉酸の先駆的研究者で、栄養学界の ノーベル賞ともいうべき、ミード・ジョンソン賞の受賞者である。
博士はいうのである。
ました。
私たちの体の中には、私たちが食べたもの以外のものから作られるものは何一つ存在 しないということは、学問的に真実です。私たちの体は細部にいたるまですべて、顕微
鏡でしか見えない構造や、顕微鏡でも見えないほど小さな構造でさえ、食物として口か 摂り入れた材料を用いて作られなければなりません。体は、食べた食物の質しだいで 良くも悪くも作られます。
人間と同じように、動物の発育状態や活力、健康、敏捷性、魅力は、彼らが受けとる 栄養しだいです。賞を取った猫や犬は充分に栄養を与えられており、普通に牧草を食べ 飼育された牛は入賞しそうもないということは、偶然ではありません。 三
人間も、ふつうの栄養をとっていたのでは、どんな賞にも入賞できそうもないのである。 それどころか、悪い栄養をとっていたら、もっと悲惨なことになる。
ウィリアムス博士は、つぎのような例をあげる
栄養のない食べ物は、人間の性格を損なうことがあるでしょうか。 こんなことがあり
イギリスのロンドンにある救世軍で、 十一歳から十五歳までの十七人の少女たちの食 事が改善された時に、彼女らの怠慢な行動と態度が著しく改善されました。 この少女た 超人になるための基礎体力のつくり
ちは、白いパンとマーガリンと安いジャムと多量の甘い紅茶、それにいくらかの缶詰や 加工した肉を常食としていました。この食事で、彼女たちは互いによく口論やけんかを し、権威者に反抗しました。 また、彼女たちはものうげで怠惰に見えました。 少女たち の食事がいろいろな種類の新鮮な野菜と果物、乳製品、そして新鮮な肉を含むものに変 えられてから、彼女たちは、『マイ・フェアレディ』のイライザ・ドウリットルのような 変容をしました。にきびはなくなり、頬はバラ色になり、態度は非常に快活になって、 口論も少なくなりました。退屈し、ものうげで、弱っていく代わりに、まわりの世の中 のことに興味をもち、自分自身の生活のプランを立て始めました。
また、イギリスで行われたラットを使った実験では、動物研究において可能なかぎり 厳密に管理された状態のもとで、次のような研究結果を得ました。 この実験で、二十匹 のラットを一つの大きなかごの中に入れ、栄養のある食べ物を与えました。彼らは皆、 元気で、つやが良く健康に成長し、かなりの時間を毛づくろいに費やしました。
別に他の二十匹のラットを、もう一つの大きなかごに入れ飼育しました。 しかし怠惰 な少女たちの最初の食事を餌として与えました。 二、三日のうちに、ラットの毛は光沢 を失い始め、ぼさぼさになりました。 また、非常に神経質になり、互いに咬み合い、 か
この付属物を咬むようになりました。そのうち、殺害が普通のことになり、三匹が仲間 に殺され食べられてしまいました。終いには、お互いの身を守ってやるために、一匹ず 別のかごに移さなければなりませんでした。
この研究結果は、非行少年少女を持つ世の親たちに、つよい関心を促すものというべきで はなかろうか。
しかし、いったい、食べ物の中の何が、こういう現象を起こすのであろうか? 食べ物を見てみよう。
成長と生命維持の化学物質
学者は、われわれがとる食べ物を、つぎのように分析した。(表2参照)
これを、ロジャー・ウィリアムス博士は、「成長と生命維持のための化学物質」とよんでい
われわれが、生命を維持し、成長するためには、 ぜったいにこれらの物質が必要なのであ 超人になるための基礎体力のつくり方二七
われわれは、外界からとり入れたこれらの物質を材料にして体の構成物質をつくり、また、 体内でこれらの物質が分解するときに生ずる化学的エネルギーを利用して、あらゆる生活活 動成長と生命維持をおこなっているわけである。
このような体外からの栄養物質(これを栄養素≠ニいう)の摂取と、体内でそれを利用 する過程を、「栄養」とよぶのである。
そこで、表示されているこれらの栄養素を種類別に大約すると、つぎのようになる。
糖質(炭水化物)
多量栄養素
脂質(脂肪)
タンパク質
ミネラル
ビタミン
微量栄養素
糖質、脂質、タンパク質を多量栄養素」とよび、ミネラル、ビタミンを「微量栄養素」 とよぶ。
ビタミンやミネラルのような微量栄養素は、それ自体がエネルギーを供給することはない。 多量栄養素がエネルギー源となる。
ただし、それは、微量栄養素が十分に摂取されている場合にかぎる。
(そこで、余談だが、多量栄養素をとり入れた食事をろくにとらず、栄養的に十分でないイ ンスタントラーメンかなにかを食べて、そのあと、ビタミンのカプセルや錠剤をひとつか み口に投げこんで、栄養をとったと思っているのは、ナンセンスそのものだということがお わかりであろう)
生命を守る四〇の鎖
いま、多量" "微量"という言葉が出てきたが、それでは、どれをどれくらい多量に、ど れをどれくらい微量にとったらよいのか?
その大体の分量は学問的に決定づけられている。しかし、中には、必要であることはわか
っているけれども、その分量がはっきりしていないものや、いまは一応決定されているが、 将来、変更される可能性のあるものなど、いろいろである。
しかし、いずれにしてもこれらの栄養素は、「必須栄養素」あるいは「不可欠栄養素」 とよ ばれ、一つでも欠けると、われわれの生命維持は不可能になる。
ウィリアムス博士は、これら必須栄養素の一つ一つを「環」とみたとき、栄養素とは、こ の環がつながってできた鎖のようなものだといっている。
きょうじん
四〇の環をつなぎ合わせた鎖が、たとえどの環の一つでも弱かったら、その鎖はそこから 切れてしまって、鎖は役に立たない。他の三九の環がどんなに強靭であっても、一つの環が 切れたら、それはもう鎖ではない。
それはまた、こういう例えもできるだろう。
ここに四〇枚の板からできあがったタルがあるとする。(図1)
四〇枚の板のどれ一枚でも、必要量のレベル以下の部分に穴があると、すべての栄養素は、 そのレベル以下になってしまって、欠乏するのである。
だから、必要量はみなちがうけれども、必須栄養素はそれぞれ必要量の一〇〇パーセント をみたさなければならないのである。つまり、タルに穴をあけてはいけないのである。
だが、必須栄養素のすべてを、毎日の食事の中で、必ず、必要量をみたすということは、
容易なことではない。そのためには、なんらかの工夫が必要である。
どうしたらよいのか? それについては、あとでくわしくのべることにしよう。
私の実践栄養学
タンパク質の重要性
鏡を見てみよう。
さきにのべた通り、炭水化物、脂肪、タンパク質が、 「三大栄養素」とよばれているのは御 承知の通りであるが、私の実践栄養学では、タンパク質を主体として構成される。
なぜ、タンパク質を主体とするかというと、理由はかんたんで、われわれの身体の構造を 基本的につくっているものが、タンパク質だからである。
鏡にうつっている自分の姿から見えるものとして、皮膚、髪の毛、筋肉、瞳など、これら すべて、タンパク質でできているのである。直接、見ることのできない血液やリンパ液、心
The human body is a detailed chemical factory
Whenever I read books about nutrition, I always think that the human body is a precisely assembled chemical factory.
If you give it high-quality ingredients (food), it will produce a high-quality product (mind and body), and if you give it poor-quality ingredients, it will only produce inferior products. There is absolutely no difference.
“You are what you eat.”
According to renowned nutritionist Dr. Roger J. Williams:
Dr. Williams is the discoverer of pantothenic acid, a pioneering researcher in folic acid, and a recipient of the Mead-Johnson Award, the nutrition world's Nobel Prize.
The doctor says.
I did.
It is scientifically true that nothing in our bodies is made from anything other than what we eat. Every detail of our body can be seen under a microscope.
Even structures that can only be seen in a mirror or are so small that they cannot be seen under a microscope must be made from materials that are ingested through the mouth. Your body is made good or bad depending on the quality of the food you eat.
Just like humans, animals' development, vigor, health, agility, and attractiveness depend on the nutrition they receive. It's no coincidence that prize-winning cats and dogs are well-fed, while normally grass-fed cows are unlikely to win. three
Human beings are unlikely to win any prizes if they take normal nutrition. On the contrary, if you have bad nutrition, you will be even more miserable.
Dr. Williams gives the following example:
Can non-nutritious food damage a person's character? Something like this happens
When 17 girls aged 11 to 15 were given improved diets at the Salvation Army in London, England, their neglectful behavior and attitudes improved significantly. This girl is building the basic physical strength to become a superhuman.
Our daily diet consisted of white bread, margarine, cheap jam, lots of sweet tea, and some canned or processed meat. At this meal, they often argued and fought with each other and rebelled against authority. They also looked lazy and lazy. After the girls' diets changed to include a variety of fresh vegetables and fruits, dairy products, and fresh meat, they experienced transformations like Eliza Doolittle in My Fair Lady. I did. Her acne is gone, her cheeks are rosy, her demeanor is much more cheerful, and she is less argumentative. Instead of becoming bored, listless, and weak, I became interested in the world around me and began to plan my own life.
Furthermore, in an experiment using rats conducted in the United Kingdom, the following research results were obtained under conditions that were as strictly controlled as possible in animal research. In this experiment, twenty rats were placed in a large cage and fed nutritious food. They were all thriving, shiny and healthy, and spent a lot of time grooming themselves.
Separately, 20 other rats were kept in another large cage. But he fed the lazy girls their first meal. Within a few days, the rat's fur began to lose its luster and become unkempt. They also become very nervous, bite each other, or
I started biting this appendage. Eventually, killing became commonplace, and three of the animals were killed and eaten by their friends. In the end, they had to be moved one by one into separate cages to protect each other.
The results of this study should encourage parents of delinquent boys and girls to take a strong interest in her work.
But what exactly is it about food that causes this phenomenon? Let's take a look at food.
Chemicals for growth and life support
Scholars have analyzed the food we eat as follows. (See Table 2)
Dr. Roger Williams calls these "chemicals for growth and life support."
We absolutely need these substances in order to sustain life and grow. How to build basic physical strength to become a superhuman 27
We create the constituent substances of our bodies using these substances taken in from the outside world, and use the chemical energy generated when these substances break down in our bodies to support the growth and life support of all our daily activities. This is what we are doing.
The process of taking in nutritional substances from outside the body (these are called nutrients) and using them within the body is called ``nutrition.''
Therefore, if we roughly summarize these nutrients displayed by type, they are as follows.
Carbohydrates (carbohydrates)
macronutrients
lipid (fat)
protein
mineral
vitamin
micronutrients
Carbohydrates, fats, and proteins are called macronutrients, and minerals and vitamins are called micronutrients.
Micronutrients, such as vitamins and minerals, do not provide energy by themselves. Macronutrients provide energy.
However, this is only true if you are getting enough micronutrients.
(So, as an aside, I don't eat a lot of meals with macronutrients, I eat instant noodles or something that isn't nutritionally sufficient, and then I pop a handful of vitamin capsules or tablets into my mouth to get some nutrients. As you can see, it is nonsense to think that
Forty chains that protect life
Now, the words "large amount" and "trace amount" have come up, but then, how much of which should we take, and how much of which should we take?
The approximate amount is determined academically. However, some people do not know that it is necessary.
There are many types of items, such as those for which the amount is not clear, and those that have been decided at the moment, but may change in the future.
However, in any case, these nutrients are called ``essential nutrients'' or ``essential nutrients,'' and if even one of them is lacking, it will be impossible for us to maintain life.
Dr. Williams says that when looking at each of these essential nutrients as a ``ring'', a nutrient is like a chain made up of these rings.
Kyojin
If any one link in a chain made up of forty links is weak, it will break and the chain will be useless. No matter how strong the other 39 links are, if one link breaks, it is no longer a chain.
You could also make an analogy like this.
Suppose we have a barrel made from 40 boards. (Figure 1)
If there is a hole in any one of the 40 boards below the required level, all the nutrients will be below that level and there will be a deficiency.
Therefore, each essential nutrient must meet 100% of the required amount, although the required amount is different for everyone. In other words, do not drill holes in the barrel.
However, ensuring that all essential nutrients are met in the required amount in the daily diet,
It's not easy. For this purpose, some kind of ingenuity is required.
What should I do? I'll write more about that later.
My practical nutrition
Importance of protein
Let's look in the mirror.
As I mentioned earlier, carbohydrates, fats, and proteins are known as the ``three major nutrients,'' but in my practical nutrition, protein is the main component.
The reason why we use proteins as the main ingredient is simply that proteins are what basically make up the structure of our bodies.
What we see when we look at ourselves in the mirror is that everything about her, including her skin, hair, muscles, and eyes, is made of protein. Blood and lymph fluid that cannot be seen directly
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