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2019年04月06日

フルサイズミラーレスカメラの魅力は、何といってもその高い画質力にある


フルサイズで手ブレしたらもったいない!



フルサイズミラーレスカメラの魅力は、何といってもその高い画質力にある。ディテールまで描き切るすぐれた解像力、高感度でもノイズの少ないクリアな描写力、大きなぼけ味を生かしてその場の空気感まで再現する表現力。そうした画質に惹かれてフルサイズミラーレスカメラの購入を検討している人も多いことだろう。


ただし、フルサイズミラーレスカメラは被写体の細かいところまで高精細に再現できるため、ちょっとした手ブレでも失敗写真になりやすい。高画質な写真を撮影するなら、手ブレ補正機能を利用して、できる限り手ブレを抑えて撮りたいところだ。そこで注意したいのが、手ブレ補正機能には「レンズ内手ブレ補正」と「ボディ内手ブレ補正」の2種類の方式があるということ。どちらの方式でも手ブレは抑えられるが、利便性が高いのは間違いなく「ボディ内手ブレ補正」のほうだ。


ボディ内手ブレ補正は、レンズ内手ブレ補正とは異なり、どんなレンズを装着しても手ブレを抑えられるのがメリット。ボディ内手ブレ補正を搭載していないモデルだと、レンズごとに手ブレ補正機能を搭載する必要があり、どうしてもレンズ選びに制限が出てしまう。だが、ボディ内手ブレ補正機能を採用するモデルであれば、どんなレンズを使っても手ブレを抑えられるので、純正レンズでもサードパーティー製レンズでも使いたいレンズを迷いなく選べるのだ。マウントアダプターを使って他マウントのレンズを装着する場合でも手ブレ補正は働くので、すでに一眼レフやミラーレスを所有していて「今までのレンズ資産もできる限り生かしたい」という人にとっても、ボディ内手ブレ補正は魅力的な機能と言える。


「レンズキット付属のレンズに手ブレ補正機能が付いているからボディ内の補正機能はなくても大丈夫」と思うかもしれないが、後々欲しくなったレンズに手ブレ補正がないということも起こりうる。「これからフルサイズミラーレス機で写真撮影を始めてみたい」という人は、ボディ内手ブレ補正を搭載するモデルを選んでおいたほうが、長い目で見ても安心して使用できるのだ。


加えて、性能面でもボディ内手ブレ補正にはメリットがある。手ブレは、望遠レンズ使用時に発生しやすい「角度ブレ」、近接撮影時に現れやすい「シフトブレ」、夜景撮影など長秒撮影時に起こりやすい「回転ブレ」の3種類あるが、レンズ内手ブレ補正はその仕組み上、角度ブレとシフトブレにしか対応できない。いっぽう、ボディ内手ブレ補正は、回転ブレを含めて3種類すべての手ブレを補正できる。



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posted by gomabon at 09:31| Comment(0) | TrackBack(0) | デジカメ
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