ペン先はスチールニブ。かっちりとした書き味を楽しむことができます。
さらに今回のラインナップの中には、サイズのほかに、
左利き用の特殊ニブもご用意させていただきました。
ペンポイントの滑りが書き味に直結する万年筆にとって、利き手の違いは重要な要素となります。
ペンを「引く」ように筆記する右利きと、「押し出す」左利きでは、
ペンポイントの「スイートスポット」が異なるからです。
そのため、左利き特有の筆記に合わせたペンポイントが必要になります。
この万年筆のペン先も左利きのために調整された特別なニブが搭載されています。
よく観察していただくとわかるのですが、ペンポイントに向かって右側の玉が少しだけ
余分に研磨されているのです。この調整が「押し出し」たときの引っ掛かりを軽減し、
快適な筆記を実現しているのです。
日本のセーラーや、ドイツのペリカン、ラミーといった
高い技術力を持ったメーカーがこの特殊ペン先を販売していますが、
「シュミット」もそれらのブランドに引けを取らない技術をもっていることがお分かりいただけると思います。
本体は軽いプラスチック樹脂ですので、キャップなしで使えばスラスラと軽い書き心地。
逆に、キャップ部分は大き目サイズのラバー製。
程よい重みがあるため、キャップを挿して使えば、バランスよく安定した書き心地となります。
また、通常はキャップを挿しても同軸(軸中央)もしくはグリップ部を握るのですが、
このID万年筆はキャップ部をもって筆記することもできます。
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